TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログ

愛知県の観光名所[竹島]の俊成苑に構える手織り工房
[竹島クラフトセンター]の主人が送る大きなひとりごと。

私の綿の木 4年の年輪

2024年03月28日 | 私の独り言
今日はプランターの綿の木を処分する為に綿の木を抜いた。
 
 
このプランターに綿の種を植えられて4年、
つまり4回綿を実らせたが今日は切り倒された。
 
コロナ禍の時代を綿の花を咲かせてくれ、
孤独と不安を慰められていたのかも知れない
 
 
この木の枝に来年の綿の芽が出始めていた
 
 
5mmに満たない小さな新芽がすでに芽を出していた
きっと冬の寒波の時期を通り越せないであろう
だが、芽を出して次の実りの準備しているのだ。
 
 
枝につけた新芽の命も一つの命である
 
 
この綿の木に命を繋ぐ生き物もいた
 
 
この虫達もここの世界で生きて来たのだ
私はこれらの命の元を切り倒した
それもこの綿の木から搾取しようとした人間
 
 
葉の裏には虫達の排泄した蝋分が見える
 
枯れていく綿の木に生まれついた虫達を害虫と呼び
駆除しようとした私
この蝋も次の世代の生きる糧になるのだろう
小さな世界の小さな自然サイクルなのだ
 
 
自然は逞しい
一番弱いのが人間なのだと思う
 
数代後の子孫達への想いもせずに
今の生き方の責任も取れずに楽に生きようとしている
もっと楽に楽に生きようとしている
 
”万物不滅”の法則を忘れていないか
 
綿の木を見ながら私の虚しさの想いに更けた
 
 
 
 
 
 
 
 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿