TCC・竹島クラフトセンター TAKE-LOG 竹ログ

愛知県の観光名所[竹島]の俊成苑に構える手織り工房
[竹島クラフトセンター]の主人が送る大きなひとりごと。

ゴブラン織りに想いを込めて

2023年09月30日 | 竹島もの作り教室
かつての蒲郡産地の主力装飾織物だったゴブラン織りです。
緯糸3本を一節にして、ジャガード織機で織っていた。

今回も16枚綜絖手織機を使って柄を織り出そうとしている。


柄を織り出すために、織物設計図と意匠図と組織図を作ります。
これら織物を織り出す旅に出る地図と磁石のようなもので、
自分で組み立てた通りに織り上がった時の達成感はたまらないもので、
経糸100本に一本の狂いもない様に組み立てられているか検証の作業中です。




プランター栽培の綿 二日間水やりをしないと綿は萎れてしまう

2023年07月22日 | 竹島もの作り教室
毎日猛烈な暑さで私も参った!
2日間休業日で休館して3日目には玄関前の三河地綿と和綿は
ご覧の通り萎れているではないか


夕方に陽が陰ったら水やりをする事にして
暫く我慢してと私も我慢である。



教室内では、ものつくり職人のIwakooさんが自分が作った組織を
織っていた。同じ組織でありながら、経糸緯糸の番手とカラーが変わると
どのような変化をするか、を織り込む事で実感するための試験織の最中です。


こちらは繊維メーカーの三敬(株)の社員の柘植さんが風通織りを織り始めた。
自分で書いた意匠図と織物組織図、整経表と綜絖通し図等々を組み終えて
実際に織るとどうなるか、そしてこれを基本に他の工夫や技法を使ってどんな
表現が出来るか、新しい織物作りに挑戦が始まったのです。
その様子を企業極秘以外は投稿していきたいと思っています。

(夕方陽が翳ってから綿に水やりをしました)




お好きなミュージックを聴きながら

2022年04月24日 | 竹島もの作り教室

竹島クラフトセンターには放送装置が設置されていて

「トンビが上空に飛来しています、トンビに食べ物を盗られないようお気を付けてください」♪

「トンビに餌を与えないようにしてください、子供が襲われて怪我をしますから」♫

など注意の放送を流したり、

「車の鍵を落とした方、竹島クラフトセンターで預かっています」♩

などお知らせを流したりします。

 

手織教室内ではお好きなミュージックをリクエストで流しています

竹島を眺めながら好きな音楽で手織りが楽しめますので

amazon music の中からリクエスト!

 

 


ひろみ先生のクラフト教室

2019年03月17日 | 竹島もの作り教室

火曜日の竹島クラフトセンターでは手作り教室が開かれている

今日は鈴木ひろみ先生のクラフト教室である

そこには色々な造形作品が作られている

今日もちょっとお邪魔してカメラを持ち込んだ

生徒さんが真剣な表情で作っている

織物は機械が存在して造形されるのだが

これは全て手から編み出されている

経糸の動きに緯糸が挿入されて出来上がる織物とは違って、

斜め動くテープが組み合わされてできる形と紋様を考えると

私の頭脳は混乱を来すのである。

「絶対に僕では出来ないな〜」

竹島の絶景を横目にクラフトの教室は続く

 

 

 


雨のち晴れの御座の市

2018年06月24日 | 竹島もの作り教室

今日は朝から雨でガッカリ気落ち気分で竹島へ出勤する

竹島へ着くと雨も上がり太陽が出て来たので

早速、教室の生徒の協力でゴザを広げ作品展示を始める、

紡ぎ車と手織り道具や手作り作品が展示されて、

あっという間にテントが立ち上がり御座の市が始まった。

テントでは手織り糸紡ぎや籠編みの実演が行われ、

三河木綿製品や生徒の手作り作品が売られている。

クラフトセンターの店の中だけの販売と違い、ワークショップに観光客も

興味を示して販売員とのやり取りを楽しむ光景がたくさん見られた。

三河木綿の6重織りガーゼ商品も興味を持って買われていた。

午後には豊橋からバグパイプ演奏のおじさんも参加して

演奏が竹島の海と空に響くと、

どこか異国のバザールにいる錯覚をするほどであった。

バグパイプの珍しさに観光客も立ち止まり演奏を楽しんでいた。

 

午後4時には閉店となり、瞬く間にテントもなくなり

元の芝生に戻った。

ゆるーく、ゆったりとした時間を観光客とともに過ごし

三河木綿と物作りの町、蒲郡を知っていただきました。

 

次の竹島クラフトセンター御座の市は7月14日(土)です。

1部は三河木綿や手作りワークショップ

2部として”ジャズと沖縄の夕べ”も予定しています。

芝生のハンモックに揺られて寝ているような

ゆる〜い 竹島の 御座の市 です。

 

 

 

 

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ヘアーアクセサリーを作りたいから

2018年06月07日 | 竹島もの作り教室

「予約をした者ですが出来ますか」

お二人の女性が三河木綿のフルコースを体験にやってきた。

「わー、綺麗なヘアーカラーね」

三河木綿のフルコースの最初の作業の綿繰り機の登場である

「面白いわ」

「種と綿が分かれるわ」

「木綿の場合はこの作業から始まるんですね」

そうです、どんな物にも基本の原理がありますから

ここから学んでいただきます。

次に弓の登場でまたびっくり

「これで、綿が出来るんですか」

”江戸時代には弓を使って綿打ち作業をしていたんです”

「あれ、フアフアになってきた」

次に綿打ちを終えた綿を紡ぐ手紡ぎの作業です。

「これは見たことがあります」

そうです、お馴染みの糸車です

スタッフの指示に従って車を操り糸を紡ぎます

「わー、糸が出来てきたわ」

「あー、切れそうで怖いわ」

「切れないですか?」

”普通は切れますが私が付いてますから切れないでしょう”

「手に汗が」

文字通り手に汗を握る体験ですが

見事な糸が出来上がりました。

ご自分で紡いだ糸を使って織物を織る機織り作業です

スタッフから織物ができる原理と織機の操作法を学びます

「楽しいです、夢中になって織っています」

「織物ってこうして出来るのですね」

作品は几帳面な織りを見せてキッチリとした作品となった

最後の房作りも難なく終えて素晴らしいコースターが出来た

「楽しかったです」

「また来たいです」

出来上がったコースターを掲げて記念撮影です。

おめでとうございます。

 

”ヘアーカラーが綺麗で、そのキャップも良いよ”

と、言うと自分で作ったと言う

今日はヘアーアクセサリーを作る為に糸を作る

勉強に来たのだそうだ。

それならと、私のアイデアを披露してみることとなった。

「凄く良いです、教えてください」

と、言うことになって素材作りをやることとなった。

ヘアーアクセサリーデザインの新しい形が出来たらいいな

と思っている。

 

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竹島クラフトセンターの御座の市

2018年04月22日 | 竹島もの作り教室

今日は第4週の日曜日は竹島クラフトセンターの

作品の虫干しを兼ねた御座の市の日である、

 

三河木綿と織物の実演もありやる気満々だが、

朝一番でまだ客様も少なく少し不安気なスタッフ達です

 

昼過ぎには見学者も増えてきました。

生徒や作家の非売品や秘蔵品も出品されるために

作者と掛け合うお客様も見られ、

お客様に負けて売ってしまう事態も起きていました。

 

午後には先日バグパイプ演奏を申し出のあった人達の

バグパイプ演奏もあって観光客は大喜びでした。

 

竹島竣成苑にバグパイプの演奏が響き

「ここは良いところですね」

「素敵な音楽が聴けて嬉しいです」

と観光客の声も聞かれました。

 

スコットランドの民謡が心地よく

竹島の風も心地よい一日でした。

 

 

 

 

 


竹島弁天てづくり市 ポスター公開    竹島クラフトセンター

2018年03月12日 | 竹島もの作り教室

竹島弁天てづくり市のポスターが出来ました。

2018年6月9日(土)10日(日)

竹島海岸竣成苑の芝生広場で開催

クラフト作家さんが自慢の作品が並んで出店しますので

みなさんのご来場をお待ちしています。

竹島弁天なので、若い女性中心の運営委員会が企画運営していますので

よろしくお願いします。

 

 

若い女性中心の運営委員会ですが竹島クラフトセンターの私も

竹島てづくりプロジェクト実行委員会として

竹島弁天てづくり市運営委員会に入れてもらって頑張っていますので

よろしくお願いします。

6月 9・10日は会場でクラフトについて語り合いたいと思っています。

 

 


竹島クラフトセンターの春の花たち

2018年03月03日 | 竹島もの作り教室

3月3日はひな祭り

竹島クラフトセンターのつるし雛たちの元に

こんな花たちも綺麗だ

つまみ細工の梅の花

桃色 ピンク

可愛いピンクでしょう

大好きなんですよ

 

 

 

山好きな私には

この花はヒマラヤのブルーポピーを思い出す

 

 

 

黄色い花のようですが

みかんの木の色なんです

黄色い花も春の色

ピンクとイエローの花が終わるとレッドの世界

円熟した初夏の色だ

赤は実りの象徴だが

これも春から始まっている

 

でも、初春でもイチゴは赤だよ

ピンクも熟せば赤に変わる! なんてね

その時その時で色を変えて魅せることができるのが女性

その点男はダメだな と思う

 

これから女性中心の軍団が作る

[竹島弁天市]もどんな色を見せてくれるかな

ピンクかな?、イエローかな?、真っ赤かな?

いずれにせよ楽しみである。

(私も参加してるからね)

 

 

 

 


竹島でひな祭り

2018年03月03日 | 竹島もの作り教室

今日はひな祭り

竹島クラフトセンターの春とお雛様を探した

ありました、玄関に吊るされたお雛様

花花花、

春春春、

煌びやかな雛と花

竹島に春満開

春待ち遠しい人が作った春爛漫

女性だから発想できる春と花

男の私には出来ないだろう

だから見ていて感動する

待ち遠しい春

はーるよ来い

はーやく来い

ひな祭りは女の祭り

 

女の祭りと言えば

女性の作ったクラフト展 竹島弁天市の開催準備で私も忙しい、 

竹島の そだねー 軍団が仲良く頑張っています。

 

 

 


Katoさんの新作籠バッグ   Hiromi Suzukiの教室

2018年02月28日 | 竹島もの作り教室

できたー、

竹島クラフトセンターの教室に喜びの声が

そうです。岡崎市のKatoさんの籠バッグが完成しました。

早速Tyotaさんの作品に続いて撮影してみました

Ktouの作品はシブイこげ茶が和調の作品に仕上げた

まだ始めたばかりなのにこんな作品ができるんだ

良いなー

私もやってみようかな と 思っています。

 

 


Hiromi Suzuki 先生のものづくり教室の新作

2018年02月28日 | 竹島もの作り教室

今日の竹島クラフトセンターは鈴木ひろみ先生のもの作り教室

生徒さんが新作を発表したので紹介しよう

最初の作品はこれ!

すごーい、竹島竣成苑の芝生に置いてみると

この感じ、いいね

作者はToyotaさん

イチゴのデザインが可愛い

売ってくれる?

と、聞いたところ

いや、売らないわ

そだよねー。

 

 


一人機織りテーブルセンターを織る

2018年02月15日 | 竹島もの作り教室

今日の手織り教室で一人織っている人がいた

まだ入塾して間もない初級10コースの生徒さんである

ランチョンマットを2枚織って現在はテーブルセンターを

製作中のTOYODAさんである。

幾何学柄を織り込もうと緯糸を差し込で織っていた

手作りが好きで色々と手掛けているが昨年末から手織りも始めた。

今は基本中の基本の段階で一つ一つの動きを学んでいる。

 

 

 

 

 


糸をよじる、ひねる、つねる、撫でる、

2018年02月13日 | 竹島もの作り教室

今日も機織り修行、1反織るまで終われない修行だ。

それも最初から最後の一本まで同じ織り方をしなければならない

今日の気分で織るわけにはいかないが人間の行為はそうはいかない、

織り込む糸の緩みも、ムラも、人間だからできる出来る布の

暖かさであり、柔らかさであり、優しい布を生み出すのである。

手織りは平静心の持続を要求され、集中力を求められる作業である。

 

人間の一本の手が紡ぎ 織り 編み

よじる、ひねる、つねる、撫でる、

細い糸を手で分ける、指先で繊維を識別し

目に見えない物を感じる感覚を備え

その手から新しい物が生み出される。

 

やがて人工頭脳が開発されて人間の代わりになるという、

それは手から物を作り出したことが無い人間が言うことだ、

やがてロボットで作りすぎたロボット達が戦争をやらかす時代も・・・心配だな

 

 

 

 


竹島のつるし雛たち    竹島クラフトセンター

2018年02月12日 | 竹島もの作り教室

春とはいえまだ寒い今日

竹島クラフトセンターの店に

赤いつるし雛が飾られた

竹島に春が来た

と思わす艶やかさ

作者は生徒のtanakaさん

作るのが好きなんです

一つ一つ曲げてひねって縫う

一つの作品に10本は吊り下がる雛たちが

竹島の海の光に輝いて見える

執念で作り上げたつるし雛

お嫁入りも間近かな