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青空、ひとりきり

鉄路と旅と温泉と。写真はおおめ、文章はこいめ、コメントはすくなめ。

季節は巡り神無月

2013年10月01日 22時37分58秒 | 小田急電鉄

(豊穣の秋@イセツル串橋田んぼ)

夏が過ぎ、台風が秋の空気を連れて来て、朝晩はめっきりと秋も深まった感じを受ける今日この頃。最近は夏が長く、秋が短くてあっという間に冬が来るような感じがするんだけども、日本に四季がある限り黄金の稲穂はまさしく秋の季語。前に来たのは梅雨だから、あれからおよそ3ヵ月。手っ取り早く秋を愛でるにはやっぱりイセツルの串橋田んぼだねえ。奇しくも小田急カレンダーの9月と10月はここで撮られた写真が使われているんだけれども、小田急線を代表する秋の景色って事でしょうか。

  

色づいた稲穂が絵になる時期らしく、同業者の姿もちらほら。あぜ道のヒガンバナがいいアクセントになる善波川の土手では、刈り終わった稲束をはざ掛けにする老夫婦。行き交う列車には目もくれず、黙々と作業を続ける農家の方々。秋晴れのストレートを豪快にかっ飛ばすEXEの風圧に、線路端のコスモスが揺れる。このあたり、伊勢原から平塚の新幹線の高架辺りまで結構な範囲で水田が広がっている相模平野の穀倉地帯なんですが、神奈川県産のコメってどこで売ってるんでしょうね。地元のJAとか行けば手に入るんでしょうか。丹沢の山から歌川、渋田川、鈴川、善波川と小さな川が短い間隔で流れるこの辺りは、昔から米を作るには都合のいい水利に富んだ場所だったのでしょう。


鶴巻ガーデンシティをバックにするこの構図も、6月とは様変わりした季節感。このイセツルポイントは鈴川と善波川に挟まれた低湿地帯にあたるので、どっちから撮っても下り勾配をフルノッチで駆け抜けてから土手に向かって坂を上って行く構図になるのだが、そこがまた車体の角度にアクセントが付いてよろしいと思うのです。

今日から10月。駅の売店には鉄道各社のカレンダーが並び始めて、今年も終盤戦。
やると決めておきながら未履修になっているあんな事、こんな事をそろそろ実行に移す時期。
目下の課題としては、寒くなる前に福井に行きたいかなと思っているのだが。
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