ゴ～ン

カルロスゴーンさんが出てきました。100と何日かの拘留のあとで10億円という保釈金を支払って。10億円というとジャンボ宝くじの一等と前後賞を合わせた額。庶民の憧れの額だ。それをこともなげにその日のうちにポンと支払えるなんて。きっと悪いことをしたに違いないとそれだけでも思ってしまう。それも元日産自動車の会長と言う姿ではなくどこか田舎の土木課のオッサンといういで立ちで出てきたからビックリ。外人には似合わないマスクなんかつけたりして。これも日本の弁護士の指示だったというから日本の弁護士のセンスを疑うね。なりふり構わんというのはこのことか。口の悪いコメンテーターなんか「まるで吉本新喜劇」だと言ってましたが人が弱ってる時に悪口三昧はいかがなものかと反対に思った次第。引いてみればあれはジレジョーンズのマネをしてフランスにアピールしたもんだろう。といいように解釈してあげたのに当のフランス人が腰抜かしたっていうからやっぱりこの作戦は間違っていた。それにスズキの軽のワゴン車も演出過剰。余計に陳腐なものにしたね。これじゃぁみんなに「いじってくれ」と言わんばかり。無罪もヘチマもなくお笑いの世界に突入だ。しかし、あいつ、不正に稼いだ金をいくら持ってるんだろうね。フランスの金、日本の金、それぞれの国に返せよ。といつまでたっても10億円当たらない庶民は金持ちに怒りの鉄拳を向けるのだった。ゴ～ン。