フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

開設

2009-06-30 20:33:00 | Weblog
ついに開設新しいパソコンで打ってます。今から思えばおかしなはなしだけど電話番号っていうから自分とこの電話番号を登録してました。それで自分で自分に電話してるんだからかかるわけがない。いつも話中っておかしいなと思ってあーでもないこーでもないと思い悩んでいたことがうそみたい。繋がってみればね。今夜はゆっくりと寝られそう。まぁ、これも古いタイプのつなぎ方だからこんな風になやんで解決する喜びが得られるんです。光ファイバーでこんなアナログな愉しみないだろうな。と負け惜しみ。でもね聞いた話だけど1万年も前からあったキリマンジャロの氷壁が後20年で溶けてなくなるなんてこんな無謀で傲慢なこと現代人はたったの100年くらいの間の浅知恵でやってしまっていいのかな。ブレーキをかける勇気を誰ももてなかったのだろうか。
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mon taille

2009-06-29 19:31:45 | Weblog
朝から新しいモバイルの接続をしているけど95%のところから上手くいかない。何が悪いのか?いま時のものは軽量化だとかなんだと言ってモデムはないCDはないのないないずくしで光ケーブルだとかADSLだとかに対応させているからうちのように古い形態のシステムでは外付けのものをいろいろと買い足さないといけないから結局高いものになった。外ではあめがふりだした。泣きたい気分。そんなとき、この詩に出遭った。今読んでいる江國香織さんのだけど気に入っている。

  あたしのおおきさぶん
 かさはおもいけど へいき
 かたによりかからせて もつの
 あめはつめたいけど へいき
 どんなにふっても
 あたしのうえには 
 あたしのおおきさぶん
 ちょうどぴったり
 しか ふらない
 かぜがふくと
 あめがかおにあたるけど へいき
 あたしのおおきさぶん
 ちょうどぴったり
 だから うけとめるの

自分も受け止めてまた1から接続をやり直してみようっと。
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dimanche

2009-06-28 20:46:38 | Weblog
久しぶりにゆっくり出来る日曜日となって家のことをごとごととしてたらフィガロが来てノワールが来てオランジュが来た。ノワールとちょっとだけ尻尾の長さが違うクロネコも来てたみたい。朝のうちに図書館に本を返しに行ったらガスパールとリサの展覧会が7月4日から文学館で始まるってポスターを貼ってあった。楽しみだな。図書館では、堀井和子さんの「小さな家とスイスの朝食」という本を借りてきた。やっぱり基本は朝食だからと思って。今日は?ありゃ、猫にかまけてろくな朝食しかとってなかった。胡麻スティック(自家製)2本に紫蘇ジュースだけだった。反省。昼から、ランディとマルディの餌を買いに行きついでに猫の餌も買って、そのあとスーパーによってウルー用のマグロのぶつ切りと自分の食料を買ってきた。夜になって、この前買ったばかりのパソコンというかモバイルというかLAVIEというノートを立ち上げてネットに繋いでみたけど繋がらない。設定の仕方が悪いのかどこをどうやってもだめだから明日にしてまた古い文字化けするパソコンに戻っている。このブログのタイトルがほとんど英語かフランス語なのは文字化けを防ぐ苦肉の策なんだ。日本語だとすぐ化けてしまうから。それで新しいパソコン買ったんだけどやはり古いなじみってぇのは強いね。文字化けしようがなにしようが健気に動いて一応目的完遂だから。oldっていうのも可愛いもんだね。
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amie

2009-06-27 02:07:12 | Weblog
おともだち
       江國 香織

 わたしがおばあさんになって
 あなたがおじいさんになっても
 もしおともだちでいられたら
 ときどきいっしょにあさごはんをたべましょう
 うみべで
 (もしもそこがうみのそばなら)
 あしもとにはかいがら
 そしてりゅうぼく
 そのあといっしょにおよぎましょう
 おそろいのみずぎで
 (はでなやつがいいな)
 おおきなパラソルたててくれる?
 しわしわのてをつないで
 おそろいのうきわで


はやくも、つくつくぼうしが見つかったと新聞に出てた日おともだちを夢想していた。
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pamplemousse

2009-06-26 01:48:35 | Weblog
パンプルムース
         Ekuni Kaori

 グレープフルーツのことを
 フランスごでは
 パンプルムースっていうのよ
 きのうまではしらなかったけど
 きょうのわたしはもうそれをしってる
 だからね
 いつかフランスにいったら
 レストランのテーブルにつき
 すましてこうちゅうもんするの
 パンプルムース!

いわさきちひろさんの絵が素敵な江國香織さんの詩集を図書館で見つけて借りてきたらフランス語の単語一つ覚えた。
とっても素敵な詩だ。
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jasmin the'

2009-06-25 01:42:30 | Weblog
はじめてジャスミンティを飲んだのは何時の事だろう。あまり好みの味ではなかったような気がする。トワイニングだったか中国茶だったかも覚えてないけど花の匂いがきつくて飲みづらかったことだけ覚えている。微かだけど。それが今では、疲れた時にいつも飲んでいる。昔ほど花の香りがきつくなく癒し系の感覚でさわやかになっている。中国のイメージが強いけど欧羅巴でもよく飲まれるそうだ。ハーブティのイメージなんだろうか。それとも花茶?いずれにしても夏には良く冷えた花茶がいいね。それだけで気分がゆったりとするから。
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grenouille

2009-06-24 01:38:33 | Weblog
今夜は雨。蛙の大合唱が聞こえる。うちの近所にコンだけ蛙がいたんだ。普段は気づかなかったけど蛙が本当に大合唱なんだ。田んぼがあるわけでもないのに。周りは住宅地だよ。みんなのとこが庭を広く取ってみどりみどりしているからかな。新興住宅地のように変に整備されてモドキのようになってなくほとんど自然に近い庭が多いからかな。雨が強く降ると小さく弱くなると強く鳴くことがわかった。別に邪魔にならず、かえってリラックスさせてくれる声だ。ウルーも隣でこの声を聞きながら寝ている。雨の夜、一人で聞く蛙の声、なんだかしんみりといいな。
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白夜

2009-06-23 03:04:40 | Weblog
古い映画だけどドフトエフスキーの「白夜」をビスコンティが作った映画のDVDを見た。マルチェロマストロヤンニの若いこと。でもなんという存在感。彼だけでなく、女優も脇役もそして犬まで。映画って凄いなと思わせる作品でした。まるで、舞台で演劇を見ているようでいつのまにか一体感をもってみていた。ロシアの暗さとイタリアの明るさをミックスした演出が見る側を悲劇なんだけど何となく安心させるというか、彼女の為なら仕方がないさと納得させられるようでそれでいて透き通った孤独感がひしひしと伝わってきた。マストロヤンニの顔ときたら、今で言うイケメンなんて問題外だね。人間として素晴らしい顔をしている。そういえば、昔は、お気に入りのスターが出ているから映画を見に行くのが観客の基本スタンスだった。話なんて二の次で。それでよかった時代があったんだ確実に。きれいな俳優、きれいな女優を見てうっとりとなって性的幻想を抱いて幸せな気分で眠るのが一番のストレス解消法だった。主役になりきったり、夢の中で女優と話したり。幸せを味わっていられる時間は長かった。いま、こんな映画作れますか。タレントとかアーティストとか言ってる人でスターと呼べる人いますか。
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ねじばな

2009-06-22 09:32:39 | Weblog
今まで気付かなかったけれど草むらでねじばなが咲いていた去年もここにあったのかな記憶にないけどあったんでしょうね。緑の中でひときわ目立つピンク色が何とも心地よい。やはりこの草花を見つけたときの感激は一入。だけど今日は、湿気が多くてまるでジャングルの中に居るようだったから写真を撮っている間中に蚊の餌食になってしまった。そういえば、皮膚もしっとり食べごろ状態になっていた。
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胡麻スティック

2009-06-21 20:51:18 | Weblog
このところ胡麻スティックばかり作っている。というのも失敗ばかり繰り返しているから。これが、簡単そうで結構難しい。


先ず、焼き方が家庭用オーブンでは無理がある。強力粉ですると外はハードに焼けるけど中がソフトであのおねーさんのものと随分違う。あの人のは、外も中もカリカリでそれでいてしっとりとした味があって胡麻の風味が丁度のハーモニーを感じさせてくれるんだ。全然程遠い。全粒粉に変えてだいぶましになったがまだ全然。170度 180度 190度 200度 210度 220度と焼いてみたがどの温度もいまいち。水の量を増やしたり減らしたり ミルクを使ったり砂糖を入れたり試行錯誤を繰り返しやっと辿り着いたのがこれ。190度で焼き始め170度に落とすというやり方。まぁ満足というところだがこれだとオーブンについていないといけないという問題が生じるので目下考慮中。なかなかプロの味というのはシンプルなものほど難しいもんですね。
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