フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

hommes et femmes

2020-08-31 08:30:12 | Weblog
コロナの免疫応答で男女間に差があるってね。自然免疫力って女性の方が強いらしい。T細胞というかキラー細胞が多いらしいよ。だからコロナでは女性より男性の方がより重症化しやすいんだって。そんなことが徐々に分かって来たってサイエンスに書いてあった。まぁ少なかったら足せばいいんだから治療のしやすさでは男かなとも思ったりして。でも罹らないのが一番だけど。ワクチンもアンマリ競争を煽り過ぎると粗悪品が出回ってより現状を悪くするって各国の成果主義に科学者たちは警鐘を鳴らしてるってね。政治の道具にされたら堪らないよね。「質のいいものを無償でみんなに」が望みだけど無償というわけにもいかないだろうから低価格で提供してもらいたい。といっても本当に効くかどうかはロシアのワクチンを打ったというプーチンの娘にでも聞かないと分からないよね。

明日は「もう6じばぁ」の日
にこ淵をまわって
程野の滝まで歩く予定
にこ淵って
本当は「アメゴの釣りスポット」だった
だから釣り人だけが知ってた穴場
崖の上から1本のロープが垂れ下がっていた
それを伝うだけの降り路があった
それが仁淀ブルーって言われて
脚光を浴び
簡単な降り路がつくられて中国人も来出して
またもっときれいな遊歩道が整備されて
誰でも来れるようになった
昔と変わったって?
さぁどうかな?
苦労して下りて
苦労して登ったという達成感なしで
見るのって感激は薄いよね
アウトドアってご褒美だから
一歩先に行った人だけが見られる
景色ってないといけないと思うけど
誰でもって言うのも ここならいいかな。
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restore

2020-08-30 09:11:50 | Weblog
白血病で競技を離れていた池江璃花子さんが回復して競技に復帰したね。何よりでした。それにしても凄いもんですね。才能ってヤツは。体がダメでも才能は生きているんだから。本人の努力は勿論のことやはり才能という脳が違うんでしょうね。これからの活躍が楽しみです。アベちゃんが辞めたらポストアベというつまらない顔ぶればかりがクローズアップされ自民党も人材不足の感が否めない。それなら菅の暫定政権を立てて1年後に健康を回復したアベちゃんが3選で復活というシナリオもありかなと思ってしまう。可能性は低いですけどこの話はくすぶってるらしいですよ。面白いと言えば面白い。

聖者の行進では
ないけれど
池江復活で楽しい絵が
描きたくて
描いてみた
もちろん
インクはまだ乾いていない
あちこちすると
手にインクが付いて
大変なんだけど
やっぱり楽しいことが好き
うかれることが好き
明るいことが好き
陽気なことが好き
思いっきり叫ぶことが好き
天衣無縫が好き
少しは
コロナの閉塞感
発散できたかな
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démissione

2020-08-29 08:51:25 | Weblog
アベちゃんが辞めたね。下痢だってね。腹が据わらなきゃ何にもできないから辞めたのは正解だった。でももっと早く辞めときゃよかったのにね。どうせ何にもできなかったんだから。アベノミクスで始まりアベノマスクで終わったなんてちょっと笑えるね。一番よくなかったことは汚職だろが賄賂だろうが議員が責任をとらなくてもいいようにしたことだ。「議員の職を全うすることが責任だと思っております」なんて国民から選ばれたってことの意識の欠如だろ。それに辞職に対しての自民党議員の反応が「全く知らなかった」だって。これって社交辞令かな。オレでも予測してたのに。もし真意だとしたら国民との乖離が甚だしい。アベちゃんが辞めるってことはあの森友問題で佐川ちゃんに改竄を強要され自殺した人、いったい何のために死ななきゃならなかったんだろうね?いよいよ仕事って命かけてやるもんじゃないね。「あほクサ」とあの世で思っているかも。アベちゃんも垂れ流しでクサだけど。まぁ療養してください。あとは青につくか赤につくか肝の据わった元気で強いヤツに登場願いたい。と軟弱なオレは思うのだけどとブツブツ。

軟弱登山隊「もう6時ばぁ」の
メンバーだ
立山の室堂の小屋の中かな
もう何年前になるのかな
セルフタイマーで撮ったんだよね
その写真をもとに描いた絵だ
青い帽子がオレ
いよいよ思い出探しじゃないけど
あのとき、この絵を描いといて
よかった
と思いながら見ている
雨風が強かったから
「今日は山へ登ってはダメですよ」って
下の駅で言われたっけ
ここまで来てとは思ったけど
「もうろくじいばぁ」ですから
お茶会に変わったのでした
行き当たりバッタリだから俺たちは
急ぐ旅でもないしね

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a shade of pale

2020-08-28 09:04:02 | Weblog
hurricane Lauraはルイジアナかに上陸して洪水や強風で各地に被害をもたらしてるそうな。なんでも木が倒れて14歳の少女が下敷きになって亡くなったという。テネシーを越えてケンタッキー、ニューヨークへと進んで行くらしい。なんせ大きなハリケーンだから被害は想定できない。避難命令にもかかわらず居残ってる人が海岸地方にいるらしい。もう彼らのことは神に祈るしかないとルイジアナの知事が言ってたね。アメリカの終身刑って20年経ったら仮釈放の申請ができるらしいね。知らなかった。あのジョンレノンを殺したチャップマンも終身刑。2000年から仮釈放を申請してるらしいけど今回も却下されたって記事が出てた。オノヨーコなんかも出すなって言ってるし言動はあいかわらず怪しいし仮釈放は無理だろうな。最も却下の理由は明かされてないけどね。1980年のことだったレノンが撃たれたの。ヨーコの隣で4発も撃たれたんだって。もう40年も前のことだったのか。当時チャップマンはマインドコントロールされてたとか言ってたけどいまだ解けてないようだから彼の資質かなとも思える。出たら大臣の下で働きたいなんて訳の分からないこと言ってるらしい。ヨーコは許さないだろう。

さびれた街ではない
コロナの前までは
賑やかな通りの一角だった
店が閉まり、人が去り
風までもが
虚しく通り過ぎる
corona streetって名前は
有難くないけど
どこがで
青い影のように
背中に追いかぶさってくるようだ
せめて
とぼとぼ歩くのだけは
やめようか
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hurricane

2020-08-27 07:27:54 | Weblog
今朝は台風8号だったっけ。その影響で少し強い雨が降っている。アメリカではhurricane Lauraが発生して今日あたりテキサスとルイジアナを襲うって言ってたね。毎年のコースなんだけどまたニューオーリンズと思うと気の毒だね。なんでもカテゴリー4になるような大きな台風だとか。そうなれば内陸部に深く食い込むから大統領選挙どころの騒ぎじゃなくなる。海洋汚染、森林伐採とか人間のなせる行為でこのようなとてつもない大型ハリケーンを生んでいるのだが開発は止まらないね。ハリケーンが発生しやすい地域ではあるがやっぱりアマゾンのジャングルを切り開いたからじゃないかなとオレは思っている。そんな単純なことじゃないかもしれないけど分かりやすい答えだと思わないかい。ローラって「ヒデキ感激」みたいだね。実際は大変なんだけど。

サハラのキャラバンを描いた
night
and stars above that shine so bright
the mystery of their fading light
thai shine upon our caravans
ジャズの名曲キャラバン
僕にとっては
カミオンユタカシのサハラ
サハービーだったっけ
あのラクダ
ラクダでサハラ横断だなんて
なんとロマンがあることをする人が
いるんだろうと
夢中で読んだ遺稿集
砂漠も空もあの頃と
違ってないのだろうけど
サハラを横断する道が出来て
トラックが走って
キャラバンもなくなるかもしれないって
なんだかいやだなぁ
砂漠はラクダと共にあってほしいよね
クール宅急便で
届かなくていいからさ



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masculinity

2020-08-26 09:17:00 | Weblog
Sean Conneryは今や90歳だそうだがいまだ「男らしさの象徴」だってね。もう随分とスクリーンで見てないと思ってたけど90歳なんだね。インディージョーンズにインディーのお父さん役で出てたよね。年取ってからが随分とカッコよくなってたと思ったもんだったがハゲてからが「男らしくていい」という評判も多かったね。イギリスというかスコットランド男の頑固さみたいなものも醸し出して熟成されたシングルモルトのような雰囲気を醸し出してたね。爵位をもらって今ではサーショーンコネリーだって。若いとこはアクが強くて「悪者」ばかりやってたって信じられないけどアクが強いのが醸成すると「いい味」になるのかもしれない。「いつまでたってもアクばかり強くて煮ても焼いても食えん」なんて言われないようにがんばろう。「男らしさはデインジャラスなものさ」なんて嘯いて。男らしさの見本があるっていうのもいいもんだね。

年のせいなのか
動き回るものよりも
静かに佇むものに惹かれて
植物をよく観るようになった
茎とか葉とか実とか
じっくりと眺める
根から吸い上げられた養分が
葉脈のネットワークに沿って
運ばれていく仕組み
その音を聞いてるかのように
時が止まる
命の営みの時間が
時空の中で止まるということは
僕は命の保存をしてるのだろうか
だから年を取ると
花を眺め植物を愛でるのかと
一人納得して
そっと命の保存の側に立った
使い過ぎたエネルギーを
元に戻すように。
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n'en finit pas

2020-08-25 09:11:13 | Weblog
コロナは終わらないってどの国も覚悟を決めたみたいだね。これからどんな対策を打ち出してくるんでしょうね「最も危険なことは質より量へ逃避すること」って言ったSimone Weilの言葉が頭をよぎります。そんな中で「Félicitation !」という「Congratulation」というか詳しくは知らないんだけどDELFというフランス語の難しい試験にmichiさんが合格を決めたそうでなんかこっちまで嬉しくなりました。冥途の土産がまた一つ増えたような気持ちの良い思いにさせてくれた彼女に感謝です。そこへLINEが入って来て「今度の火曜日、山へ行こう」と友達から。これまたうれしい。n'en finit pas うれしさが終わらない。

汽車がトンネルに入った時
よく窓ガラスに映った
自分の顔を見たものです。
いつもより
少し違って
ワタシであってワタシじゃない
「あなたはだーれ」と
問いかけてるうちに
汽車はトンネルを出てしまう
あの窓ガラスに映った
少女は
今ごろ
どこにいるんでしょう
あの頃は
トンネルを出てから
そんなことを 思ってました
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love from Cleethorpes

2020-08-24 08:53:29 | Weblog
イギリスではコロナで劇団が休みだからと劇団員が手書きしたストーリーをハガキに印刷してpostcard dramaをファンの方たちに配ってるんだって。6枚構成で優しい愛の物語「love from Cleethopes」。これが結構話題らしい。New perspective dramaというのだそうだがコロナでくすぶってるファンはハガキが届くのを心待ちにしてるとか。でも田舎にまでは届けられないということでNottingham周辺ということだがなんか洒落てるね。手書きの文字にはメールでは伝わらない味っていうのかナニカがあるから。葉書にこだわったところがミソだよね。コロナで旧なものが見直されるっていいことかもしれない。こんなラブストーリー受け取ったらハマるだろうな。次のハガキが待ち遠しいって。自宅の郵便受けを覗くたびにドキドキしたりして。

ある日
おばぁさんが庭の片隅で
うつらうつらしてると
犬のダカホがハガキを咥えて
やってきました
おばぁさんは片目を開けて「ありがとう」と
言ってダカホの口からハガキを
受け取り読み出しました
息子のゴンチャロからです
「クリスマスには帰るから」
と書かれてました
ハガキの上に涙が一つ落ちました
涙をぬぐっておばぁさんは
またうつらうつらと眠ってしまいました。

僕の中の物語も誰かに届けたいな
紙に書いた物語としてね。へたくそな
文字だけど書き文字っていいよね。


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God's grace

2020-08-23 07:24:44 | Weblog
昨日はゲリラ豪雨だったけど慈雨だった。やっと一息。涼しくなった。公認されてるわけじゃないけど116歳の世界最高年齢の男性が亡くなったってね。南アフリカのFredie Balomさん。ボケてなく死ぬ2週間前まで木を切ってたって。もちろんコロナでなくて老衰。I had lived this long because of God 'grace,って言ってたって。「こんなに長生きできたのは神の慈悲のおかげ」ってなんか超越した境地みたい。人間の生物的タイムリミットは120年とは言われているがそれはどのような状態で言われたのか知らない。こんなに体を使って生きてもなのかなるべく擦り減らないように大事に生きたからなのか分からないよね。どっちがいいのかと考えてるうちにタイムリミットが来てエネルギー切れだなんて笑っちまうよな。そろそろ自分のエネルギーの残量を知っとかないといけないゾーンに入ってきてはいるんだがまだ神に委ねるほど超越はしていない。この辺がダメなんだろうな。God's graceと言っても馴染みないからなぁ。

縁側に座って
ギターを弾いて歌いながら
一日の疲れを癒す
一日が終わって
一日が始まって
ただそれの繰り返し
楽しい日もあり
ツラい日もあり
笑いの日もあり
涙の日もあった
とけだしたその時間が
ギターの調べとともに
帰っていく
夕暮れの住み家へと
明日の糧となるために

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never more

2020-08-22 07:00:46 | Weblog
今どこの国にいるんだろう?習ちゃんを「マフィアのボス」と言って批判した女の人。Cai Xiaって言ってたね。中国共産党のエリートだった人だが習ちゃんのやり方に疑問を呈して首になって中国にもいられなくなったでも「彼女が正しい」と思ってる世界の人もいて彼らの応援が励みになってると言ってた。よく拘束もされず脱出できたもんだと感心する。今じゃ著名な反体制派として外国のメディアに取り上げられている。彼女が反体制派になったきっかけは簡単なことだった。共産主義理論を学校で教えてた時だったか友達とのおしゃべりの時だったかDo you think communism can really be implemented?って質問されたんだって。それまで洗脳されてるから共産主義を疑ってもみなかった彼女がNo one had asked me this.と思った瞬間、体制のすべてのことが疑問に思えたって。「あんた,そう言ってるけど共産主義ってほんとうに実践できると思ってるの」「えっ、こんな質問今まで受けたことないよ」何気ない一言で気づかされることってあるよね。その開かれた目でみたとき習ちゃんがやってる締め付けの体制にNoを突き付けたんだ。ここらへんが女性の強さかな。男ならこうはいかない。あれやこれや考えてなかなか捨て身になれないんだから。彼女はそう思った時から内部批判を繰り返し共産党を追い出されるんだ。でも自分が正しいと判断したことにはそれに向かって進むって言ってた。中国は女性が救うのかもしれないね。never moreって書かれたドアを開けるみたいに。

「酒とバラの日々」の歌詞の中に
でてくるドアが気になってね
閉まってるドアで
never moreって札がぶら下がってるんだ
もう戻れないんだけどね
そのドアを開けて
はいって行きたい衝動に駆られる
(野原を通ってしまってるドアに向かう
そのドアには以前はなかったんだけど
「二度とない」と書かれてるんだ)
なんか泣けてきそうだ
気付いた時には
二度とないと言われるなんて
後悔先に立たずかな
うちの畑の小屋のドアは
We are openで
Alwaysまでついてるんだけど
いつまでたってもお気楽でいいのかな?


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