フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

タイサンボク

2008-05-31 18:09:49 | Weblog
ガリバーさん家のあの木、あの花、枇杷の木の変種かと思っていたら「泰山木」というものらしい。それにしても何と開けっぴろげな花なんだろう。いい香りがするとか書かれているけどあんまり高いところで咲いてるもんだから匂えやしない。ガリバーさんなら匂えるけど。でも、迫力。木蓮も花は大きいけどタイサンボクは木まで大きいから圧倒されるんだ。人も、桁外れたら人智の外といってわけもわからず圧倒されるのだろうけど最近は、そういう人がいなくなったね。小泉が変にスモールパッケージだったからこれが主流になって滅茶苦茶能天気な人が出てこなくなったね。だから、この花を見ると懐かしさを感じる。こりゃぁ、扱いかねるわなんて破天荒な才人また出てきたら楽しいね。
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2008-05-30 10:13:43 | Weblog
久しぶりに海を見た。いいな、海も。初夏の海は、パワーがあってとてもいい。森と違って視界が広がる。それに今日は、空も青く最高だった。でも、海にはあまり来れないんだ。自分の目には、海の紫外線がいちばんよくないんだって。船を下りたボースンは、どこをさまようんだろう。そういえば、海に来なかったのここ数年のことだね。それまでは良く来てたんだ。潮の香りが好きで。サングラスもかけずによく海を見ていた。この水を淡水化してリサイクルする。そんな可能性が広がる海。自分達にとっては、無限の海なのだが環境の悪化が海にまでも死をもたらすのだろうか。青い海よ永遠にと願わなくてはいられない。
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ガリバーさん家の花

2008-05-29 09:13:28 | Weblog
公園で、異様にでかい花を見つけました。はじめて見た時には圧倒されました。なんだか南洋の不思議な島に迷い込んだかのように。枇杷の木なんでしょうが、大きい花です。肉厚で真っ白く存在感たっぷり。僕は、その花をガリバーさんちの花と名付けました。ガリバーさんちの庭に行けば、これくらいの花は小さな草花になるでしょう。そう思うことで精神のバランスをかろうじてとりました。それくらい迫力ある花なんですよ実際は。人は、目で見、心で見るから自分にとって都合のいいように大きくも見、小さくも見るものです。そこに見誤りと言うのがあって後で失笑したりもするんですが、なるべくそういう時は、シチュエーションを変えて考えてバランスをとりながら現実を直視するという方法をとります。これは、人間関係も同じ。現実を直視できないから起きる犯罪、後を絶ちませんね。この時にブレーキがかかっているんですけど、幼い人間関係しか結んでこなかった人ほど、自分勝手な理由をつけて自分だけが正しいと思い込んでしまうのです。だから、現実に戻ったとき「心神喪失」だなんて主張するんです。本当は、ブレーキをかけるタイミングが間違っているだけなんですけど。「心神喪失」って表現、弁護士さんの武器としての言葉ですから、みなさん!間違えたらいけません。もっと、現実を直視して行動しよう。たじろく時も浮かれる時もありますけど、自分達の年齢になれば、すべては、自分の責任と分かっているんだから。
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森の中のパン屋

2008-05-28 07:15:06 | Weblog
森の中の小さなパン屋「ぼくんち」再訪!



帰り道は遠かったと同じく、道を知ってしまったらなんと遠かった。時間にして、2時間30分くらいはかかっている。それでも、着けばうれしい「我が家」かな。ただ、パンを買って帰るだけの旅だけど何故か満足している。ロケーションなのかな。田舎の道って地元の人の情報がないとなかなかのもんで、標識どうりに行くとやたらと細く狭く時間がかかる道を行くことになる。新しい道と新しいトンネルが出来たばっかりのときもあるから、まだ標識がそれほど親切に立ってないとかいろんなことがあるから情報はしっかり出会った人に聞いておきましょう。先ず、出会わないけど、郵便公社とかガソリンスタンドとかで道の情報仕入れたらいいですね。パン屋さんを出て「今日は、パンでお昼にしよう」とパコレーターも持ってきたんだけど途中、神社を見たり、




木造のアーチ型の橋を見たりしてたもんだから川原でなく茶堂まで帰ってから遅い目のお昼となって茶堂で火は使えないから持っていた豌豆ご飯と自家製のハンバーグとそら豆のサラダでいただきました。弁当は、一応どこへ行くのにも持っているんです。食後のスゥィーツに小さなクリームパンを食べてみました。クリームのおいしかったこと。満足です。アップルパイが、今日も売り切れだったからまた行かなくっちゃ。
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朝早くの風景

2008-05-27 07:05:33 | Weblog
気温が快適になったから、中高年も、後期高齢者も、末期高齢者も起きだして、ひたすら健康の為に散歩に繰り出している。若い人は見かけない。川の鯉に餌をやる人、腹筋に精を出す老女。何故か、サックスの練習をしているおじさん。姿は見えないけど、曲目と下手さ加減でおじさんと分かる。おばさんなら、こういう手の抜き方はしない。おじさんだから、とにかくリズムもテンポも関係なくメロディを完結しようとする。おばさんなら、完結でなく、その1小節にこだわって何回も同じとこを繰り返す。でも、おじさんは、一曲とにかく終りたいから、完結を目指す。下手でも、間違っても初めから気にしちゃいないから。達成感の捉え方の違いかな。それで曲目。「若者たち」だった。そこらへんの散歩に来てる連中ならみんな知ってる曲だから、帰りには、それぞれが、口ずさんで帰っているのも面白い。一瞬、石立鉄夫や山本圭、佐藤オリエなんかの顔が浮かぶ。みんな、若者たちになりきって帰っていく・・・・・・。
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もみじの花

2008-05-26 20:19:07 | Weblog
もみじの花に気づいたことがありますか?




今の季節にこんな感じで咲かせるんだと思うと愛しさがいっぱいになる。この種を飛ばしてどこかでもみじを生まれさせる。動かない木が動くというのがすごい。



下栄えの黄色い花ともみじの緑がマッチしてこんな午後の昼下がりも悪くないなと今日も森の中で一日を送りました。

「せせらぎの音 木漏れ日の中 緑の息を吐く」山頭火の気分だな。



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雨の降り方

2008-05-25 09:28:24 | Weblog
雨の降り方がこの4~5年前から少し変。しとしとピッチャンという雨がもう降らない。何故か、夕立のようにドーッと降ってくる雨が多い。はじめは、ここもスコールが降るようになったのかとおもしろがっていたけど、これが普通になってくると日本のあのしとしとと降る雨が懐かしい。なんだか、昔気質って言葉がしっくりくるように。雨の降り方が変わると当然暮らしぶりも変わって、人の感性も変わる。生態系にも異変が起こるだろう。ただ、雨の量だけでもって年間雨量は変わらないから大丈夫って言われてもそんなもんじゃないだろう。雨の音が違うってことは、その音に慣れた人と違和感がある人との間に溝を作る。だって、元の音を聞いたことがないんだから。NoisyであってSoundではない音。こんな雨の音を聞いて育った人としとしと降る雨の音で癒されたことがある人が出会ってもうまくコミュニケートできるだろうか?今、日本と言う感性が崩れかけている。雨だけではなく、いたるところで。まともが、不良に合わせている社会。不良の論理が実しやかに押し通っていく。彼らは努力しないでまともなヤツが不良に合わせて簡単なルールを設定してやる。それすら守れない。それを、金の為に擁護するヤツ。この、崩壊の流れ、雨のせいなのだろうか。そろそろ、紺地に白の世界に戻らねば。厳しいけど、凛とした美しさがあった日々に。不良は、もうあきた。創造がないから。
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あのパン屋さん

2008-05-24 08:55:20 | Weblog
森の中にあるあのパン屋さん、そう言えば、フランス語の看板があるだけだった。近隣のじいさんばぁさん読めるのかな。軽トラを横付けしておじちゃん、おばちゃんのカップルがお茶しに来てたけど近所の農家の人のようだったけど、パン屋で、珈琲も飲める店と認識されてるんだと感激。フランスの田舎のイメージなんだろうなと思って店を見ると、そのおじちゃん おばちゃんたちが、妙にしっくりといく。シーンに溶け合ってる。店の前の駐車場・・といってもただの空き地だけど・・・・からながめるとふと現実感がなくなってここは、どこにいるんだろうと思ってしまった。売約済みで買えなかったアップルパイ。今度は、それを買いに行こうとまた、ヴェ-ルの中へ戻ってみようと思っている。一度だけでいいところ、何度でも行きたいところ、それぞれあるよね。ここは、何度でもいってみたいところです。
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本日のプチデジュネ

2008-05-23 09:03:51 | Weblog
昨日「ぼくんち」で買ったフランスパンを使って、朝食を作りました。パンプは、毎朝飲んでるカフェオーレは、変わらないけど、レンズ豆のスープに半熟卵を乗っけたものと新鮮野菜に地域特産のマヨネーズを添えたサラダ。苺と苺のプレサーヴののったヨーグルト
バケット、胡桃パン プチクロワッサン ガーリックフランスとパンの種類は豊富です。
パンプは、満足そうに、スープをたいらげ、野菜は残し、パンを3種、3枚食べて、カフェオーレを飲んでにっこりしてました。美味しいものは、人を幸せにするのです。実感。
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駆ける

2008-05-22 20:30:29 | Weblog
C'est moi qui vous croute de painというコピーのあるパン屋さんを探して久しぶりに駆け巡りました。「ぼくんち(わたしんち)」って名前のパン屋さんなんですけどと山の中のまた山の町役場で尋ねました。そしたら、町費で地図のコピーまでしてくれて「ここから、トンネルを三つ越して左に曲がって、狭い道をクネクネト行くと小さな集落があって、郵便局から向こうに行ってしばらくすると外国の家みたいなものが見えてきます。それがパン屋さんです。」と教えてくれました。恐る恐る「どれくらい時間がかかりますか」とキクと「車で4~50分ぐらいでしょうか」ひるむ心を押さえて丁重に礼を言い役場を後にした。来る途中で、阿弥陀堂のようなところで休憩してたから(茶堂といってこのちでは、結構多くある接待所ということだが)



なんとか、気持を建て直して緑の山々の中へ突入しました。まるで、維新のときの青年達のように。



途中で、道に迷ってないかなというくらい心細い道を、掻き分けて進んだら、急に開けた集落にでました。その集落の中をゆっくり走っていると、急にフランスのモードの家がありました。「パン屋さんです」やったー!ドアを開けてはいると美味しそうなパンが目に飛び込んできました。沢山買って会計をすると驚くほど安いのです。さすが、家賃がいらない「ぼくんち」だからかなと一人合点してその店を後にしました。パン屋の可愛いお姉さんありがとう!役場の親切なお兄さんありがとう!おかげで、美味しいパンにありつけました。コピー通り「パンの皮までおいしい」です。
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