フェンネル氏の奇妙な生活

気付いた世界の中の小さな出来事と水彩画と時たま油絵と思いついたことを爺さんが一人語りいたします。

鎖国

2014-10-31 07:06:38 | Weblog
日本は江戸時代に徳川幕府の「鎖国」政策によって侵略もされず侵略もせずに「論より証拠」という価値観で循環型社会」を築き世界に類を見ない豊かな社会を築いていた。成長経済型でない社会の見本が膝元にあった。これからの地球のあり方を示唆してるようで日本人には無理なく受け入れられそう。一方環境破壊をものともせず突き進んでいる「証拠より論」のアメリカ社会。成長経済型社会の雄たるものだがこのまま進めば地球は破滅するのはあきらかとなった今、一神教の神のもと神に手余る人間の存続を戦争という形で延期させるのだろうか。その策ももはや限界に近いのだが。ここで提案。「アメリカも鎖国してみては」。アメリカが鎖国すれば世界は変わるだろうな。負の影響もあるだろうけど地球にとってはこれに勝るものはない。と思うよ。まずグローバル化していた各国の文化が守られるし滅ぼされた小さな宗教や言語の復活。身の丈にあった暮らし。共存共栄の世界観みんな取り戻せそう。たった一国が鎖国するだけでこんなに世界は変わるのか。なんだかこの案、ワクワクさせるね。
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2014-10-30 08:07:44 | Weblog
「空は晴れても心は闇だ」ではないけれどこのところいくら寝ても熟睡感がなかった。当然体調もイマイチ。それでも秋晴れに誘われてバジルと明神山へ。

時間に制限されないものだからついつい寄り道。吾川で「おさき」のとんかつランチを食べる。

ここは500円のとんかつランチで有名な店。今日のは550円のロースのとんかつ。安い美味い。おすすめ。ここで道の状態を聞く。「スカイパークまではいいけどそこから先は狭くて道もあんまりよくないよ」とのこと。「でも頂上まで車で行けるから」との言葉に送られて出発。スカイパークというだけあって気持ちいい。この広がり。

ここは着陸地点なのかな。あれ何ていうんだっけ。人間グライダーみたいなヤツ。明神山の頂上付近から飛び降りるんだよな。この日は飛んでるヤツはいなかったけど。明神山の頂上には雨量測定装置があって

なんだかUFOと交信してる基地のような雰囲気があった。その横に頂上がある、

頂上には明神様が祀ってあってしっかり拝んだはずなのに帰り道では今日はメインテナンスの日なのかアンテナ屋とかガソリンを積んだ車とか地元の車や工事関係の車とかに何度も出合って狭い道での行き違いを繰り返し「どんな山に行ってもこんなことはナイのに」とブツブツ。途中の大山祇神社で参拝しておみくじを引くとなんと大吉より数が少ないという「凶」を引いてしまった。「やっぱり」感は拭えない。
広い道に出てやっと安心。腹が減ったとおやつに東京みやげに貰っていたドラ焼きを食べると「あっこれカビが生えてる」だって。早く言ってよね。もう食ったよ。今日は大凶だとホウホウの体で逃げ帰った。それでもお腹は本日も大丈夫。凶も吉に変える丈夫な体であったんだ。何の役にも立ちませんけんど・・・・。
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トランギアとジェットボイル

2014-10-29 08:07:19 | Weblog
ジェットボイルを試そうとぐうたら畑に持って行きました。zipですから0.8ℓの容量なんですがキャパは0.5ℓです。どんだけお湯が沸くのが早いのかが楽しみです。専用コッフェルに水を0.5弱入れて珈琲用のお湯を沸かします。

シュッと火をつけて水の入ったコッフェルをセットして火を少し大きくして出来上がりあっという間に沸々と湯が沸いている。2分とかからない。正確に測ったわけじゃないけどこれなら雪山で便利だね。湯があるってありがたいからな。この湯をパーコレーターに移して今度は珈琲をセットしてトランギアのアルコールバーナーにかけます。

ここからいきなりアナログというかトランギアのアルコールバーナーの形が魔法のランプというか悠久の彼方へ連れて行ってくれるというかスローライフを僕にもたらしてくれる。のんびりとお湯が上がってくるのを待ってお湯が上がってきたら珈琲が落ちる音を聞きながら注意深く蓋に映る珈琲の色を確かめて出来上がりを待っている。トランギアとジェットボイルの組み合わせなかなかいいコンビだね。これにヘキサゴンが加わればまさに完璧。ヘキサゴンで焚き火をして暖をとりながらさっとジェットボイルで湯を沸かしてゆっくりとトランギアで珈琲を点てる。薫り高くコクのある沸きたての珈琲をシエラカップに淹れて焚き火の周りでいただくなんて僕にとっては最高の贅沢だね。ジェットボイルのおかげでアルコールバーナーがこんなにいいもんだということがわかった。温もりのある素朴な道具をいつも持っているというのもいいな。
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Your lone journey

2014-10-28 07:47:07 | Weblog
絵がステキだったから何にも知らずにこの絵本を図書館から借りてきた。コブスタイン画谷川俊太郎訳とある。文:ローザリーとドクワトソンの歌による。と書いていました。

二人には何年も何年も幸せなときが続き
楽しい思い出もたくさんありました
でも いまついに一人が旅立ち
一人が残されるときがきたのです。

この抒情あふれる詩にコブスタインの絵が哀愁を添えて心を惹きつけます。谷川さんの訳が簡潔で的確でさすが詩人の訳です。
oh my darling oh my darling
my heart breaks as you take your lone journey
私のあなた
私の心はずたずた
あなたの一人旅に

この訳しかたいいね。この本が有名な作家の本だとも知らずに借りてきたけどこの本に出会えてよかった。こんなふうな絵を僕も描いていきたいな。
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0.5ミリ会場周辺

2014-10-27 08:28:01 | Weblog

0.5ミリの公開会場は大きなテントの特設会場。

テント族のわたくしにとっては言うことなしの雰囲気です。周りを囲むように登り旗が立ててあって否が応でも雰囲気は盛り上がります。

「お酒とタバコは持ち込み出来ませんが他のものなら何でも持ち込んでいいですよ。」と係りのお兄ちゃんが県外から来たオネェちゃんたちに説明してた。2時からの上映に入る人が一番多いとのこと。まだ10時半なのにこのオネェちゃんたちどうするんだろう。心配なく「広め市場でビールなんか飲んで時間になったら来ますね」だって。胃のなかに酒を持ち込むのはいいんだな。もちろん泥酔はいけないだろうけど「広め市場」グループけっこういるんじゃないかな。映画のパンフレットもらって読んでみるとなかなか面白そう。
坂田とし夫 津川雅彦 草笛光子 柄本明などなど芸達者な布陣。見てみようかなと思わせるテーマだった。小屋のまわりには出店があってこれもいいな。

でもいい公園だったのにいきなり木の遊具を取り壊して赤青黄色のプラスチック遊具に変更してるなんて公園管理者は何を考えているんだろう。ここは遊園地じゃねえぞ。それにこの原色の遊具。どうにかならんのかねぇ。せっかくの森の雰囲気ぶち壊しだ。多分公務員が維持管理がうるさいのでプラスチックに変えたと思うけど100円ショップカラーでないといけないもんかね。公共のものを維持管理するのがキミ達のお仕事でしょうに。それを放棄したら他に何ができるのかな。カラ出張、セクハラ、汚職、談合補佐 ストーカー、盗撮等等ヒマな公務員がしてない犯罪まだあったっけ。お仕事してよね。いらんことしなくていいから。
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盛り上げてよ

2014-10-26 07:31:34 | Weblog
三婆のうち二婆が公園の特設映画会場で開かれている安藤もも子監督の「0.5ミリ」先行映画会の辺りにたまたま夜の散歩で行って上映中にもかかわらず「ちょっとあんたラーここで何しゆうが?」と大声で言ったそうな。「もう映画終わっちゅうと思うた」とも言ったそうな。映画は上映時間196分の大作で終わってなんかなかったんだ。昼間には奥田英二とか津川雅彦とかが舞台挨拶に来て熱気ムンムン超満員。立ち見も多かったと聞く。11月24日までこの場所で公開というからそのうち見に行こうと思っているが二婆それだけではなく会場周辺で整理やなんかしている安藤もも子監督を素早く見つけ「安藤さん」とまるでお友達に出会ったように呼びかけたそうな。「はーい」と返事が返ってくるとすかさず「高知を盛り上げてよ」と「ハイ、盛り上げますよ」と力強く答えてくれたそうな。「まぁ可愛らしい子やね。今度映画にでちゃろうか」と勝手なこと言いながら帰ってきたそうな。「高知を盛り下げてどうするんだ」と思いながら事の顛末を聞いていると「忘れチョった」と真顔。「お父さんに絵を見に来るように言うチョイてというがを」と残念がる。お父さんというたら奥田英二のことか。そういえば彼はここで映画祭をやりたいと言ってたな。高知は文化発信の拠点となって多くの芸術家が暮らす街、多様な価値観がある街になればいいと思ってるから奥田さんの夢が実現し高知がカンヌみたいになればいいのにね。といいことを想像していると「そうや、今晩も行こう。行って言うちゃろう。」と意気軒昂。もも子も毎晩はいないと思うけどな。そんな思いはどこ吹く風。二人で予定の打ち合わせをしてた。盛り下げないで盛り上げてよね。お二人さんも。
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lunch movement

2014-10-25 07:46:46 | Weblog
アウトドアの道具をリニューアルしているとまた移動ランチが始まって今日はこの谷間明日はあの峠と自分にとって美しい景色を求めてさすらう日々が返ってきました。これはこれで山と違ってもまたいいもんで楽しい。ボッといってガスバーナーが突然消えた。ああこのバーナーはこんなクセがあってダメだった。買いなおさなくてはとかブツブツいいながら煮込みそばを作っていた。なんとかなだめて蕎麦はできたけど火力調整で弱火にすると消える。このバーナーは山には持ってけない。アルコールバーナーがあるからいいけど
途中で消えるバーナーなんて。きっと買ったときからの不良品だったんだろうね。騙し騙し使ってたけどこれからのハードワークに耐えられそうもない。と帰りに登山ショップによってバーナーを見る。こんなに高かったの?と言えるほど値段上がってた。ヘッドだけで6000円から8000円。これならジェットボイルzipが8000円強だからこっちのほうがいいじゃない。ultで使うガスバーナーがなかったから容量は少なめだけどzipでいいやとジェットボイルzipを買いました。ジェットボイルは1ℓの水が100秒で沸くというからzipは0.8ℓなのでもっと早く沸くかな。これなら雪山で助かるなと早くも雪山にいる自分を想像していました。ソロテントの中で湯を沸かすオレ。ランタンの灯りに湯気がなびく。辺りは真っ白な銀世界の静寂。シモーニュヴェイユのいう美と詩の世界が確実にそこにあるんだ
とジェットボイルzipを魔法のランプのように撫でていました。山の道具って進化するんだね。
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芋焼けました

2014-10-24 07:22:04 | Weblog
畑で丁度お昼どき、あのヘキサゴンのウッドストーヴでご飯を作りました。

はじめはストーヴをカルデラコーンにしてアルコールバーナーでお湯を沸かしてみました火力が強くなってお湯が沸くまでに6分とかかりません。ジェットボイルが2分ですから結構いい線です。今日のお昼はフリーズドライの「香るカレー」です。お湯を150cc注ぐとカレーが出現。作るカレーと遜色ありません。味もそこら辺のカレーに負けてません。おそるべしフリーズドライといったところでしょうか。

それから本来のストーヴとして小枝をくべ紙に火をつけて焚き火にしました。

よく燃えます。その上に芋をのせ焼きます。乗せる台はキャンプ用のトースターを使ってます。

小枝がよく燃えるので継ぎ足しが大変です。そこで火の持ちがいい「松ぼっくり」を2個いれました。炭代わりになって丁度いい。松ぼっくりをもう2個追加して待つこと15分位かな「お芋焼けました」

ホクホクです。遠赤外線効果かどうか分かりませんけど甘くておいしい焼き芋となりました。いやぁ大満足。
今日はお試しでしたけどこれからアウトドアでこのストーヴは活躍しそうです。みなさんにもお勧めです。
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hexagon (wood stove)

2014-10-23 07:18:44 | Weblog
vargoのウッドストーヴを買いました。

以前から欲しかったものでアルコールバーナーの五徳にもなるし固形燃料も使えて地面に接してないから環境に優しいというスグレモノです。もちろん小枝を燃やしてストーヴにもなりますし燃料が切れたときのバーナーの代りもできます。難点はコッフェルが煤で黒くなることだけ。重さ137gのチタン製。

早速今日このストーヴを使って焚き火をしようかなと思います。もう腰が痛いとか肘が痛いとかで体の根幹に力が入らなくなってきています。これまでのように無理は利きません
だから厳しい山とか岩にへばり付くとかいうことがもうできません。ということが分かってきたからそろそろロングトレイラーへ変わらなくてはと思いultの道具を集めている次第です。幸い四国には日本最古のロングトレイルの道がありますからね。空海という日本最古のロングトレイラーが残してくれた道が。まぁ僕らはその道端でお茶を沸かして飲んだり飯を作ったりでノンビリと美しい景色を見に行くだけですけどね。このストーヴ、小さなお芋なら焼けるかな。やってみようっと。
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トランギア+パルコ

2014-10-22 07:23:33 | Weblog
フランスで考案されてアメリカ西部で広まったパーコレーターでこのところ立て続けに4回コーヒーを点てた。こいつの加減が難しいのだ。ブリキかなんかで出来た薬缶を焚き火の中に突っ込んで朝テンガロンハットを被った野郎がコーヒーを沸かしてるなんてシーンが目に浮かぶけどあれ、薬缶じゃなくてパーコレーターだったんだってね。もう西部の必需品だったんだよ。あの頃からみんなうまいコーヒーを飲みたかったんだ。パーコは本当に美味しいコーヒーが飲めるときもあるんだ。ゆったりと時間がながれて心に余裕があって繊細にパーコレータからあがる湯の具合を見ることが出来ればね。ところがバタバタしてたとか沸かしといて忘れてたとかで薄いコーヒーだったり煮詰まったコーヒーだったりもするんだ。僕はこの4回では2勝2敗。美味いコーヒーを抽出するというのは結構難しい。それでもあきらめずに今後はパーコレーターの珈琲ソムリエになって山のレストランで提供していくつもりだ。その僕がいま気に入って使っているのがトランギアのアルコールバーナー。

荷物の軽量化を考えてガスバーナーからコレに換えた。コイツとパーコレーターとの相性がいい。アルコールが1回に20ccくらいはいるのかな。それで25分くらいは燃え続ける。まだメシを炊いた事はないけど火力調整もできるからいけるんじゃないかな。スウェーデン製のスグレモノだ。僕は五徳にモンベルのものを使っているけどトランギア純正のトライアングルグリッドという五徳もあるよ。こいつは折りたためるから嵩張らない。でも大きいコッフェルはかけられないんだ。一長一短だね。いつかいつでもパーコレーターで美味い珈琲が淹れられるようになったらあっちの山こっちの川で珈琲を点ててみたいね。
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