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無農薬・自然菜園(自然農法・自然農)で、持続できる自給自足Life。~自然な暮らしの豊かさの分かち合い~

信州の大地で自然農と自然農法で育てる自給農園で、日々の営みや生命を通して感じることや想うことを発信するブログ。

空豆の種蒔き

2008-11-07 18:02:47 | 自然菜園の技術 基本
本日のち

風邪のなか無理して玉葱を植え続けたせいか、風邪が長引き、まだなんとなくだるい。

今日の午前中は、昨日くらくらしながら何気なく買って来た『3つの真実』なる本を読んで静養した。

今年のテーマはずばり「人生の節目」。逢う人会う人みんなそんな感じだった。今日読んだ本もずばりそのことの根幹だった。たまには風邪をひき、ゆっくりいつも読まない本を読むことで、かなりすっきりするものがあった。

さて、風邪でだるい身体と、鶏に何の因果があるかわからないが、最近鶏が珍しく殺気立っている。中には、出血している奴もいる。出来るだけの対処をしながら、今度どうしようか思案した。

先日、蒔いた空豆についてちょっと触れて早めに寝ようと思う。

【寒冷地の空豆】
鞘の中が蚕ににているため「蚕豆」とよばれたり、実が空を向くから「空豆」と呼ばれる。生育適温は15~20℃。花芽を形成するには、低温にさらせれる必要があります。そこで、温暖地では、本葉が5~6枚まで育ててから越冬させます。
寒冷地である長野県では、空豆を育てる農家さんが少なく、まだまだ勉強不足ですが、春蒔きが無難です。

場所によっても、年によって越冬できる年と出来ない年があります。
うちでは、一応10月下旬から11月初旬に蒔き、春に補植します。

空豆の春蒔き法
1)2月下旬ごろに3寸ポット(9cm)以上に、2粒ずつ蒔きます。たっぷり水をかけ、温かいところで発芽させます。
2)本葉が2~3枚ほどでたところで、30cm間隔に定植します。
3)6月頃、莢が下に向いてきたものから順次収穫します。
4)種子は、莢が最初に着いた良い株から選びます。莢が黒くなったらよく乾燥してから収獲します。
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秋も深まり、柿の収獲

2008-11-05 18:34:26 | 日々の自然菜園
本日

見事に霜が降りたそうです。

昨日から喉が痛くなり、咳き込み、風邪の兆候がはっきり出てきました。

午前中は10時くらいまでしんどくて寝ていました。

それでも、まだ温かいうちなら動けそうだったので、玉葱の苗取り&定植を少し行い、午後は大家さんのうちの渋柿の収獲を手伝いました。

熱がでてきて、筋肉痛や節々が痛み始めたので、今晩高熱が出てくれれば、風邪の経過も早くていいのですが、どうなることやら。

今年は、この辺の柿は豊作だそうです。
今日採った柿は、剥いて干して『干し柿』そのまま置いておき『あんぽ柿』

良くない実は、『柿酢』にしようと思います。

あさって雨がるそうだから、
明日中に玉葱の定植が終わるといいな~

今日は早めになさい。
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小さい畑で連作障害を回避マルテクニック

2008-11-04 09:23:48 | コメントの公開
今朝
寝坊したので、たまったメールチェック。
興味深い質問が来たので、コメントを公開共有します。

小さい畑では、手間がかからず、ちょっとした収獲や忙しい中でも菜園が楽しめるので最高です。しかし、毎年ジャガイモやトマトといったナス科を多く育てたり、アブラナ科の野菜を育てていると、連作障害といった根に障害や病虫害もでてきます。そこである人からのコメントした「小さい畑で連作できる方法」を紹介しますね。

【小さい畑15~25平米の自給持続法】
小さい畑では、連作障害や収量がいまいちといった悩みがつきもの。それを解消するのがコンパニオンプランツと自然栽培の知恵。小さいからこそ、痒いところに手が届く、そんな週末菜園ニストにもぴったりの方法です。
1)連作可能な野菜は、毎年同じところで固定して育てる。
ニンジン・サツマイモ・玉葱・南瓜・トウモロコシ
2)違った科の野菜を混植・前後作する。
・トマト&バジル→キャベツ&空豆→春の葉野菜
・トウモロコシの下で南瓜→トウモロコシを支柱につるありインゲン
・ナスとパセリ→秋に株下に白菜を定植→春白菜の菜花
・キュウリ&九条ネギ→エンドウ
・玉葱→西瓜&枝豆→ニンニク
3)草マルチ…草の根っこを残して草を刈り取り、野菜の下にわらの様に敷き詰めていく。土は乾かず、草マルチで夏の草も押さえ、最後には土(自然堆肥)になってくれる。
4)ミミズコンポスト…市販のコンポスト容器(緑)を畑のわきに埋め込み、釣具屋さんのミミズをいれてから、家ででる野菜くずと土を交互に重ねていくだけ。いっぱいになったら秋まで放置。(隣にコンポストを移す)最後の野菜を育て終わったら、秋・冬にコンポストの土化したものから1mあたりシャベル一杯を菜園の通路に埋める。1年以上放置した土になったコンポスト(異臭なし、有機物が分解終わっている状態。)は、通路以外にも堆肥として使えます。
(注意!)未熟な有機物を使いすぎると、病虫害の原因になります。
参考にしてください。

【病虫害皆無の仕組み】
●健康な土からは、健康な野菜が育ちます。
●健康な土は、多様性な植物の存在で保つことが出来ます。
●草や科の違う相性の良い野菜の根が土を耕し、そして草マルチやミミズが作る腐食によって豊かになります。

写真は、去年の自然農の生徒さん(愛知組)のはなまる農園見学http://nmgt.exblog.jp/の際の記念撮影。

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松本自然農園さんの見学(その1)新規就農のコツ

2008-11-03 23:04:08 | 日々の自然菜園
本日

無事、名古屋から出張から帰宅。久々の家はとてもくつろげます。

今回は、(財)自然農法国際研究開発センター育種課の研修の先輩にあたる松本直之さんの松本自然農園http://www.matsu-farm.com/におじゃましました。

松本直之さんはとても気さくで静かな情熱家です。まったくの農業の素人でしたが、自然農法センターの研修後愛知県で新規就農し、わずか4年目で見事な自然農法の宅配野菜農家になり、サラリーマン並の収入を達成しました。

彼の想いと、就農するまでの経緯は、彼のホームページ(ブックマークのリンク)でご覧ください。

システムエンジニアだった彼が、自転車で日本一周後、自然農法センターで研修し、自らその体験を通して日本の農家を育てるために、何をやってきたのか良くわかります。

彼は、今では愛知県内を中心に50世帯に自然農法の野菜を週に2度届けています。

今回とても驚いたのは、3年目の畑の状態の素晴らしさと、お野菜の美味しさです。そして、彼がわずか3年で築いた就農システムとも呼べる独自の経営スタイルです。

今日は、運転の疲れもあるので野菜の味を中心にその一部をブログで紹介しようと思います。(実際彼のホームページから単発でもお野菜を注文できるので、興味のある方は是非、取り寄せてくださいね。)

【松本自然農園の野菜の美味しさの秘密】
1)まずは、毎年蓄積している野菜のデーターと経験から、毎年着実に野菜が健康に育つ技術や栽培法を日々研究している熱心さ。
2)肥料に頼らず、野菜が美味しく健康に育つために出来ることをコツコツ面倒みている。だから肥料過多のメタボ野菜ではなく、とても爽やかな風味のある野菜に育っている。
3)食べてくれているお客さんの声を活かして、出荷時期や品種などを調整している。
4)食べてくれるお客さんが、増えてきているので、野菜を無駄にせずどんどん新鮮で旬の野菜を提供できるシステムを構築している。
5)なにより毎日自宅でも同じ野菜を食べているので、野菜の味や食べる側の気持ちで育てている。

とにかく感動し、美味しい健康野菜にびっくりし、思わず農園内の野菜を片っ端からつまみ食いしてしまい、彼を困らせてしまった。松本さんごめんなさい。

明日は、彼の新規就農のノウハウ、経営スタイルを紹介できたらと思っています。


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小麦の播種終わる。

2008-11-01 12:00:15 | 日々の自然菜園
本日

昨日とうって変わり、暑いくらいの陽気。

毎日朝が冬・日中残暑・夕方秋といった感じの寒暖さ。
野菜も寒かろう、暑かろうでよく生長している。

安曇野の朝夕の寒暖差は、野菜や果物を美味しくしてくれる。

例えれば日本海の寒流育ちの魚のように、野菜も実がしまって美味しい。

今日は、友人の助けもありやっと小麦(ユメアサヒ&南部)を蒔き終わりました。

晴れて午後から名古屋に出張できます。

自然農法で独立した友人の畑を見学してきます。後日ブログで紹介しますね。

そうそう、今日の午前のお茶の時間に畑にある西瓜を食べました。
11月というのにとてもさくさくして美味しかったです。
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