
本日、
。
全く、降っていなかったので久々の
で、春の長雨でした。
昨日は、春分で
ていたので、
が降る前にやってしまいたい野良仕事がありました。


田んぼによってどのような管理がいいのかは変わってきますが、湿地に生えている草に困っている田んぼは、冬期乾かすに限ります。



うちの田んぼも粘土強くコナギ、オモダカなど湿地の草が生えやすい田んぼなので、冬の間しっかり乾くように秋起こししておきます。
荒く耕した秋の田んぼの土は、一見すると粘土の塊ですが、冬の凍結などを繰り返して乾燥させたので、風化しており簡単にサラサラになります。




今年は、去年の秋に生ワラを鋤き込んだので、春起こしの際に、ワラの分解を促進させるために、米ぬかをしっかり嫌気発酵させておきました。
甘酸っぱい臭いが特徴の乳酸発酵したよいボカシになっておりました。




それを生の米ぬかと混ぜて、半生ボカシにすることで、まだ分解が進んでいない稲ワラの分解を促進するために、田んぼに薄く撒いてから、


畦(あぜ)も毎年作り直すので、半分鍬で壊しておきます、
畦は水をたたえるダムですから、ネズミやモグラの穴があると水漏れしてしまうので、漏水対策の要です。


管理機(ミニ耕運機)に羽をはずした土寄せ機を鋤きに見立ててつけてあります。
本当は、馬や牛に犂(すき)を引かせれば一番いいのですが、、、。



こんな感じで、凸凹に耕すことで、表面積が広くなり、空気と触れて土が乾燥し、ワラの分解が進むような気がします。

4アール(400㎡)に1時間あまりかけて、春起こしを無事終えることができました。
畦といえば、

春や秋に野焼き(畦焼き)をする風習が風物詩としてが残っております。
畦には、ネズミやモグラが越冬し、病気や虫が畦から入らないように、草の種ごと焼いてしまう昔ながらの防衛手段です。
ただし、春は「春一番」に代表されるように大風のため、日にちを選び、風を読み、場所によっては届け出を出してから、万全を尽くして丁寧に焼きます。

この畦は、今年から行う新しい田んぼなので、数年伸びた畦草を刈ろうかと思いましたが、
水路がふさがる位伸びている草が、雪で押しつぶされていたので、そのまま焼いてしまった方が理に適っていたので、久々に野焼きを行います。
師匠について野焼きを仕込まれているので、腕が鈍っていないか腕が鳴ります。


隣の田んぼなどに火が飛び火しないように、前もって水を撒いて炎上しないようにしておくことも大切です。

風上から燃やしたり、畦の下から燃やすのは、炎上するのでご法度(厳禁)なので、
風速3m以下で、次の日に雨が降り、草がしっかり乾いている昼間、というと昨日がベストの日和でした。

ビフォアー

アフター
です。
畦草がしっかり水路の側溝ギリギリまで焼けきることができました。
草刈りをすると、刈った草が側溝に溜まり、掃除が大変ですから。

風下から火をつけ、草が生えていなかった場所は、乾いた稲ワラを配り、1回の着火で、全面を自然の理のみで焼いていきます。
綺麗に、1面焼けました。
今日は、
なので、明日以降、早めに白クローバーなどの背が低いほふく性の緑肥mixを蒔きます。
緑肥を蒔いた後、熊手で灰と混ぜてあげることで、半年位踏まなければ、緑肥たちが草を抑えながら育ってくれるので、草刈りをしなくてよくなります。
緑肥で草を抑えるやり方はいろいろありますが、タイミングが大切です。
これで、今年も本格的な野良仕事が始まった感じです。
春分には、育苗や春の野良仕事がはじまるので、冬のなまった身体が起きる感じです。

2017年の自然菜園スクールの募集中~ホームページ。
来年は、新しい自給稲作コースの増設、自然菜園実践コースのバージョンアップなどお楽しみに~。
自然菜園スクール安曇野校の3月は、菜園プランと緑肥mix蒔きになります。
自然菜園スクールも10年目。
10年間、生徒さんからの率直なアンケートなどのご意見を反映させてきたこともあり、2017年は受け取りやすい教室になったのではと思っております。
菜園教室では、教えきれない移住、田舎暮らし、自分らしい自給生活のノウハウと実体験を学べる
「自給自足ライフスクール」は、1泊2日なので、人数は限られてきますが、その分濃厚な時間を過ごせるスペシャルワークショップ。
半農半Xをテーマに、自給農を極め、自分の才能を開花させるのがテーマです。
今年は、薪のある生活を充実させるために、薪小屋作りやチェーンソーの使い方、ロケットストーブも作ってみようと思います。お楽しみに~
「自然菜園スクール」では、遠方からもより来やすい通いやすいように、土曜日開催の教室も充実させました。
土曜日であれば、安曇野校で開催する「自然菜園入門コース」、「自然菜園実践コース」への参加に、前泊も後泊も安曇野地球宿さんですれば通いやすく、
長野校「自然育苗タネ採りコース」、「自然菜園見学コース」、「自然稲作・発酵コース」にもご参加いただ来やすくなったかと思います。
2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
来月は、いつもの第1水曜日に、城山公民館 18:30~21:25
4月からも第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」
4/5(水)― 春の土づくり(畝立て、クラツキ、緑肥mix)
5/3(水)― 夏野菜で土づくり、夏野菜の植え付け(支柱&誘引、混植)、
春野菜の間引き、収穫
6/7(水)― 初夏の土づくり①(マメ科で応援、ボカシづくり)春野菜の自家採種
※自然苗販売会(18:00~18:25駐車場にて)

全く、降っていなかったので久々の

昨日は、春分で




田んぼによってどのような管理がいいのかは変わってきますが、湿地に生えている草に困っている田んぼは、冬期乾かすに限ります。



うちの田んぼも粘土強くコナギ、オモダカなど湿地の草が生えやすい田んぼなので、冬の間しっかり乾くように秋起こししておきます。
荒く耕した秋の田んぼの土は、一見すると粘土の塊ですが、冬の凍結などを繰り返して乾燥させたので、風化しており簡単にサラサラになります。




今年は、去年の秋に生ワラを鋤き込んだので、春起こしの際に、ワラの分解を促進させるために、米ぬかをしっかり嫌気発酵させておきました。
甘酸っぱい臭いが特徴の乳酸発酵したよいボカシになっておりました。




それを生の米ぬかと混ぜて、半生ボカシにすることで、まだ分解が進んでいない稲ワラの分解を促進するために、田んぼに薄く撒いてから、


畦(あぜ)も毎年作り直すので、半分鍬で壊しておきます、
畦は水をたたえるダムですから、ネズミやモグラの穴があると水漏れしてしまうので、漏水対策の要です。


管理機(ミニ耕運機)に羽をはずした土寄せ機を鋤きに見立ててつけてあります。
本当は、馬や牛に犂(すき)を引かせれば一番いいのですが、、、。



こんな感じで、凸凹に耕すことで、表面積が広くなり、空気と触れて土が乾燥し、ワラの分解が進むような気がします。

4アール(400㎡)に1時間あまりかけて、春起こしを無事終えることができました。
畦といえば、

春や秋に野焼き(畦焼き)をする風習が風物詩としてが残っております。
畦には、ネズミやモグラが越冬し、病気や虫が畦から入らないように、草の種ごと焼いてしまう昔ながらの防衛手段です。
ただし、春は「春一番」に代表されるように大風のため、日にちを選び、風を読み、場所によっては届け出を出してから、万全を尽くして丁寧に焼きます。

この畦は、今年から行う新しい田んぼなので、数年伸びた畦草を刈ろうかと思いましたが、
水路がふさがる位伸びている草が、雪で押しつぶされていたので、そのまま焼いてしまった方が理に適っていたので、久々に野焼きを行います。
師匠について野焼きを仕込まれているので、腕が鈍っていないか腕が鳴ります。


隣の田んぼなどに火が飛び火しないように、前もって水を撒いて炎上しないようにしておくことも大切です。

風上から燃やしたり、畦の下から燃やすのは、炎上するのでご法度(厳禁)なので、
風速3m以下で、次の日に雨が降り、草がしっかり乾いている昼間、というと昨日がベストの日和でした。

ビフォアー

アフター
です。
畦草がしっかり水路の側溝ギリギリまで焼けきることができました。
草刈りをすると、刈った草が側溝に溜まり、掃除が大変ですから。

風下から火をつけ、草が生えていなかった場所は、乾いた稲ワラを配り、1回の着火で、全面を自然の理のみで焼いていきます。
綺麗に、1面焼けました。
今日は、

緑肥を蒔いた後、熊手で灰と混ぜてあげることで、半年位踏まなければ、緑肥たちが草を抑えながら育ってくれるので、草刈りをしなくてよくなります。
緑肥で草を抑えるやり方はいろいろありますが、タイミングが大切です。
これで、今年も本格的な野良仕事が始まった感じです。
春分には、育苗や春の野良仕事がはじまるので、冬のなまった身体が起きる感じです。

2017年の自然菜園スクールの募集中~ホームページ。
来年は、新しい自給稲作コースの増設、自然菜園実践コースのバージョンアップなどお楽しみに~。
自然菜園スクール安曇野校の3月は、菜園プランと緑肥mix蒔きになります。
自然菜園スクールも10年目。
10年間、生徒さんからの率直なアンケートなどのご意見を反映させてきたこともあり、2017年は受け取りやすい教室になったのではと思っております。
菜園教室では、教えきれない移住、田舎暮らし、自分らしい自給生活のノウハウと実体験を学べる
「自給自足ライフスクール」は、1泊2日なので、人数は限られてきますが、その分濃厚な時間を過ごせるスペシャルワークショップ。
半農半Xをテーマに、自給農を極め、自分の才能を開花させるのがテーマです。
今年は、薪のある生活を充実させるために、薪小屋作りやチェーンソーの使い方、ロケットストーブも作ってみようと思います。お楽しみに~
「自然菜園スクール」では、遠方からもより来やすい通いやすいように、土曜日開催の教室も充実させました。
土曜日であれば、安曇野校で開催する「自然菜園入門コース」、「自然菜園実践コース」への参加に、前泊も後泊も安曇野地球宿さんですれば通いやすく、
長野校「自然育苗タネ採りコース」、「自然菜園見学コース」、「自然稲作・発酵コース」にもご参加いただ来やすくなったかと思います。
2017年土内容充実で、
『無農薬・自然菜園入門講座』が第一水曜日長野市城山公民館で18:30~21:30までスタートしています。
、城山公民館での「これならできる!自然菜園入門講座」講座が開催です。毎月の野菜と土づくりのテーマで質問時間もたっぷりあるので是非お越しください。
来月は、いつもの第1水曜日に、城山公民館 18:30~21:25
4月からも第一水曜日で、「無農薬・自然菜園入門講座」を行います。お楽しみに~
新年度スタート「これならできる!自然菜園入門講座~春編~」
4/5(水)― 春の土づくり(畝立て、クラツキ、緑肥mix)
5/3(水)― 夏野菜で土づくり、夏野菜の植え付け(支柱&誘引、混植)、
春野菜の間引き、収穫
6/7(水)― 初夏の土づくり①(マメ科で応援、ボカシづくり)春野菜の自家採種
※自然苗販売会(18:00~18:25駐車場にて)
自然農に憧れて、竹内さんの本を3冊教科書に
して、読んでもよくわからず、読むだけでなく、
実践してみて、また???。
何とか畝を立て10日ほど前に 通路に緑肥ミックスを
蒔きました。
そして何だかかわいらしい芽が出てきましたが、
緑肥ミックスを蒔いたらその後絶対に踏まない
とはいつまでのことでしょう?
そろそろじゃがいもの準備もあるし、畑にはいつ
入ったら良いのでしょうか。
ほんとに素人の質問でごめんなさい。
そうですね。
種を蒔いて、土を被せて、鎮圧(踏んだり、鍬で土を抑えたり)して発芽してきたら、一生踏みません。
そのために、50㎝通路では真ん中(またいて歩く)、80cmの通路では通路の両脇に(またがずに歩ける)蒔きます。
通路の緑肥mixを踏むと、消えてしまいます。
また、通路が固くなるので、緑肥mixが、通路のオアシス(益虫の住処、根が耕やし通路が固くならない)になります。
で、その緑肥はどれくらい大きくなったら使い始めて
いいのでしょうか。
ちなみに1mの幅の畝は両端は良いのですが
まんなかに菜っ葉などの小さい種を蒔く時は
日頃鍛えてない50代女子には結構きつかった
です。
そうですね。
緑肥mixは、エンバクかクリムソンクローバーが先に花が咲き(穂が出)ます。
①初回は、花が咲くその際タイミングで株元15㎝残して刈って、野菜の株元に敷いてあげます。
②常に株元15㎝以上残すことで、次々に緑肥育ってきます。
最初は、ある程度育ててから刈ります。そうしないと再生が遅く消えてしまいます。
③次回以降、常に再生できるように、野菜より大きくならないように、緑肥の生育と野菜の生育を見ながら刈って敷いていきます。
畝100cmが、混植するのに最適ですが、手が届かない場合90~95cmで、株間をちょっと広くとるとてお世話(管理)しやすくなりますよ。
素敵なスローライフ、うらやましいです。
ポップコーンを栽培してみようと思ってましたが、危険なのですね。遺伝子組み換えを地域にばらまいてしまうところでしたね。それにしても、なぜポップコーンはどれも輸入品なのでしょうか。
そうですね。北アメリカで遺伝子組み換えを栽培していたら、知らない間に南アメリカの在来トウモロコシもGM(遺伝子組み換え作物)汚染が広がっていたというありさまです。
日本産のポップコーンも探せばあるので、(すでに汚染されているかどうかは不明ですが、)トウモロコシ、菜種などは注意が要りますね。