丹波路鉄道日記

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撮れても取れないトワイライト・・・。

2014-07-10 15:43:20 | EF81・EF510
夏休み、大きな遠征の一つとして、北海道遠征を計画しています。そして、その遠征にはもちろん、「トワイライトエクスプレス」を利用しようと考えています。


この遠征は、昨年の冬から計画を練っていて、予定では8月2日大阪発のトワイライトに乗って札幌入りする予定でした。


トワイライトエクスプレスに乗るためには、まず切符が取れなければ意味がありません。
運転開始から25年経った今でも人気が衰えない豪華寝台列車。通常でも滅多に取れないプレミアチケットですが、廃止のアナウンスがされてから、さらに切符を取ることが困難になってきました。
トワイライトエクスプレスなど、販売開始と同時に売り切れてしまうような人気の切符を入手するには、「10時打ち」という方法が一番よく知られています。これは、10時ジャストにマルス(切符を発券する機械)の発券ボタンを叩いてもらい、切符を入手する方法です。
この方法で、トワイライトエクスプレスの部屋の中では一番安い、開放寝台の「Bコンパートメント」を狙いました。


乗車する予定の8月2日の1か月前。7月2日は期末テスト初日だったため、当然10時ちょうどには駅に行くことができません。そこで、事前に10時ジャストに打ち込んでもらえるように最寄駅の駅員さんにお願いし、結果を電話で知らせてもらうことにしました。
この事前予約、ほとんどの駅では行っていないようですので、注意が必要です。


さて、テストが終わり、電話が鳴りました。

「トワイライトエクスプレスの切符ですが、お取りすることができませんでした。」

まぁそうですよねぇ~(笑)
「そうですか・・・。ありがとうございました。」
と言って電話を切りました。


翌日も同じ方法で予約するも、切符を取ることはできず、2連敗。
Bコンパートメントでもすぐに売り切れてしまうことがこれでわかりました。



こうなってしまうと、もう当初の計画なんてどうでもよくなってきます。
大阪→札幌で乗車予定だったのを、札幌→大阪に変更し、7月5日に3度目の挑戦。

この日は土曜日だったため、朝に最寄駅で予約をした後、新三田駅へ行ってマルスを叩いてもらうことにしました。2か所でマルスを叩くので、その分確率は上がるはず・・・。

10時少し前にみどりの窓口へ。
乗車予定の日や区間を書いたメモを駅員さんに渡し、「これで10時打ちしていただけますか?」と一言。
「やってみますが、取れるかわかりませんよ?」

駅員さんは、自分の腕時計を見ながら発券ボタンに指を添えてスタンバイ。
(時報とか聞かなくて大丈夫なんだろうか・・・)←

そして10時!
「タンッ!・・・タタンッ!!・・・すいません。取れませんでした・・・。」

やっぱり無理か・・・。
事前に予約した駅でも取れなかったので、これで4連敗。少し心が折れてきました・・・。



翌日は友人にも協力してもらい、友人は最寄駅のみどりの窓口で、自分は、大阪まで行って切符を取ることにしました。一昨日の記事で書いた「用事」というのはこのことです。
大きい駅だと、可能性はあるだろう・・・と。

大阪まで行く途中、三田、宝塚に降りて事前予約で10時打ちを頼んだのですが、どちらも事前予約は受け付けていないらしく、保険を掛けることはできませんでした。もうこうなれば一発勝負。

大阪駅の中央口にあるみどりの窓口には15分前に到着しました。すでに窓口の前にはおじちゃまおばちゃまの団体、あと、若い人がちらほら。「うわ、いけんのかな・・・。」不安になってきました。
前売りの窓口が開き、集まっていた人が窓口へ向かいます。
大阪駅の前売り用窓口は結構な数(8口くらい?)あるのですが、5つ前の人が窓口の前に行ってから、列が進みません。一番前の人は1人のよう、その後ろは、おば様3人組。「やばいやばい、窓口にすら並べない」。
こんな焦りを嘲笑うかのように、時間は刻一刻と過ぎていき・・・

「ピッ、ピッ、ピッ、ポーン!」
「カチカチカチカチ・・・!!」

時報とともに一斉にすべての窓口で発券ボタンが連打されます。

それを、列に並んだまま虚しく聞いていました・・・。こんなことなら、事前予約しながら来ずに、真っ先に大阪駅まで行っておけばよかった・・・。

自分の番が回ってきたのは10時2分。
「これ、もう無理ですよね・・・」と言いながら、メモを渡します。
「そうですねぇ・・・。一応見てみますね。」

数秒後。

「すべて満席になってますね・・・。」

(Bコンパートメント満席なのにあるわけないか・・・と思いながら)
「じゃあ、シングルツインは?」

「少々お待ち下さい。・・・・・満席ですね。」

「そうですか・・・ありがとうございました。」


最寄駅でマルスを叩いてもらった友人からも、「取れなかった」という連絡が来ました。これで6連敗・・・。

ショックが大きく、しばらく中央口の柱に寄りかかってました・・・。



翌日の7日の月曜日、この日もテストでしたが、終わったのが9時半だったので即駅へ。
もうこれだけ駅に通っていると、駅員さんからも顔を覚えられたんじゃないかな・・・(笑)


メモを渡して、「10時打ちお願いします。」

マルスに必要事項を打ち込み、あとは発券ボタンを押すだけ。電話で時報を聞きながら・・・10時!

「タンタンッ!タタタタンッ!・・・・・取れませんでした・・・。」

これで7連敗。

キャンセルを確認するも、キャンセルはなく、どの日も満席でした。
やっぱり相当な『運』と『タイミング』が必要とされますね。


水曜日、昨日ですね、また10時打ちをお願いしてみましたが、やはり取れず。


今日も、キャンセルが出ていないか確認に行きましたが、キャンセルは出ておらず、どの日も満席でした。



ここまでダラダラと文章を書いてきましたが、結論を言うと、「まだ切符は取れていない。北海道遠征はいまだ妄想」ということです←


現在8連敗中なわけですが、旅行会社からの払い戻し等で空席が出る可能性もあるので、まだ諦めてはいません。今週末には、また大阪へ行って切符を取ろうと思っています。今度は早めに窓口に並んで・・・。
取れるかどうかは本当に運次第。自分に運があることを信じて、頑張ってみようと思います。



夏にトワイライトに乗ろうと考えている人、そして、まだ切符が取れていない人、頑張って切符を取って、いい夏の思い出を作りましょう!(笑)