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田中大ブログ

とある学校の教員の日々の雑感です。なお、このブログに記載されている内容のすべては一個人の意見であり、学校とは無関係です。

サラトマ

2014年10月14日 | 技術や工学
サラトマ、と聞いてピンとくる方がおられたら、多分私と同世代の、ちょっとしたゲーマーなのではと思います。

サラトマ、正式名称は「サラダの国のトマト姫」、というアドベンチャーゲームで、最初はパソコンのゲームだったのですが、ファミコンにも移植されたみたいなので、ファミコン版の方が有名なのかもしれません。

私は中学生の時にX1-Fという、シャープ製のパソコンを親にお願いして買ってもらって、ほぼゲーム機として使っていました。
ただ、ベーシックマガジン(懐かしい・・・)という雑誌に載っていたゲームのプログラムを手打ちして、それでプログラミングについてもちょっとかじり、その後、高専の情報工学科に進学するというきっかけにもなりましたので、あながち高いパソコンも無駄ではなかったのでは、と思っています。
(中学生の当時はプログラミング言語についてはほとんど理解していませんでしたが。)
で、このX1-Fでやっていたゲームの一つがこの「サラダの国のトマト姫」になります。

当時のゲームというのは、今のゲームに比べると非常に牧歌的で、凝ったアニメーションなどはありませんでしたが、その分、ゲームはかなり作り込まれていて、夢中になっていました。

そもそも、私の年代はファミコン登場時に小学生だったファミコン世代であり、みんな多かれ少なかれゲームを楽しむゲーマーでもありました。
私はファミコンを持たず、パソコンのマイナーなゲームを楽しんでいましたが。

で、このサラトマ、久しぶりにやりたいな~、と以前から思っていましたが、何せ古いソフトなのでもう売ってないだろうとあきらめていました。
が、昨日ネットでふと検索したところ、wiiのバーチャルコンソールなるものを使えばネットからダウンロードできることを知り、家にたまたま(?)wiiがあったので、任天堂のプリペイドカードを購入し、このサラトマをダウンロードしてみました。

起動してみると、懐かしのサラトマの画像が!
ただし、ファミコン版のようで、私の覚えているサラトマとは違う感じもしますが、そこはもう30年ほど前の話なので、違っているかどうかも定かではありません。
とりあえずプレーしてみると、結構な難易度ですが、やはり惹きつけられる面白さです。
これはしばらくはまるかもしれません。

ちなみに、私がサラトマで覚えているシーンは、お奉行所にまともに入ると、お奉行様の沙汰があり、何を入力しても「駄目~!」とお奉行所から出されてしまうのですが、このお奉行様が実はダミーで、お奉行所の前を調べて、通用門から入らないといけない、という所です。
(かなりマニアックな内容になりますが。)

今のところこのシーンが出てこないのですが、その内出てくるのか、それともファミコン版には無いのか?

また暇を見つけてプレーしたいところです。
(もういい年したおっさんなので、あまりゲームをしていると家で怒られるので、長時間プレーはできませんが。)

世の中分からないことだらけ

2014年10月02日 | 技術や工学
とある企業からとある技術相談を受けました。
もちろん、企業からの技術相談といえば私の専門である熱工学に関するものしかありません。
が、専門が熱工学だからといって、熱に関することなら何でも分かるかといえば全くそうではありません。
というよりも、熱工学の中の自分の専門分野(太陽熱海水淡水化)以外についてはほとんど分からない、といっても間違いではありません。

大学院の博士課程を出て、とりあえず熱工学の分野で博士号を取りましたが、この博士号というのも「熱工学に関する専門家であることを認める」というものではなく、「自立して研究していくことができる能力を有すると認める」という感じのものであるため、とてもとても、お茶の水博士をはじめとする漫画に出てくるような、博識を誇る「博士」からは程遠いものがあります。
(もちろん、熱のことなら何でも分かる、というようなすばらしい博士は、恐らく世の中に一杯いらっしゃいますが。)

ということで、熱に関することで相談を受けても、「多分こんな感じだろうな」という想像はつくのですが、はっきりと「こうなります」と断言できるほどの知識がないため、いつも苦労することになります。

ただ、授業で教えるだけ、自分の研究をしているだけでは、必要な知識というのは限られてくるため、こういう機会に熱工学を改めて勉強して、自分の知識の幅を広めていけるというのも、やはりいい経験になります。

この相談内容についてもしばらく悩んだのですが、ようやく目途のようなものが立ちました。
時間の合間を縫って、結果をまとめなければ。

タブレット

2014年09月26日 | 技術や工学
スマホを使い始めて何年かになりますが、便利な反面、ネックになるのが画面の小ささと入力の面倒くささです。

画面が小さいため、ある部分をズームアップすると他の部分が見えなくなるため、特に地図などを表示する際は全体が見えなくなったりするので、使いにくかったりします。
それ以上に、入力が面倒で、キーボードのブラインドタッチに比べると相当大変です。

ということで、タブレットがあると出先で便利だろうな~、と、タブレットが欲しくなってきました。
wifiのみ対応のものでは使い勝手が悪いため、simカードが差せるものがいいのですが、調べてみると1万円程であるみたいですね。

買うべきか、買わざるべきか?

これが日本製だったら即購入となりそうですが、やはり安いのは中国製のため、ちょっとためらいます。
ま、性能にはそれほど差はないとは思うのですが、日本製の方が安心感があるため、日本製のタブレットでお手頃のものがあれば購入したいところです。

ただ、パソコンは下火になってタブレットが主流になるという話もありますが、iPadもマイクロソフトのsurfaceもそうなんですが、キーボードをセットできるようになっていて、「それって薄いノートパソコンと一緒じゃん」という印象が否めません。
やっぱり、入力機能は未だにキーボード+マウスに勝るものがないため、パソコンを超えることは難しいのでは、と思います。

キーボード+マウスに変わる入力装置はいつごろ現れるのか?
音声入力かもしれないし、手書き入力かもしれないし、ちょっと見当が付きません。

ただ、仕事をする上では、多分10年後もキーボード+マウスを使っていると思いますが。

格安simでテザリング

2014年09月10日 | 技術や工学
スマホに格安simを差して使うようになって、外出先でもネットが見れて便利になりました。
もちろん、通信速度は遅いのですが、動画などを見るわけでもないので、テキストを見る程度でしたら速度にも問題ありません。

で、この格安simでテザリングできれば、ノートパソコンやiPad(3G未対応)の使い勝手がよくなるな~、ということで、色々と調べてみました。

私の使っているのはDTIという所の月額490円の格安simなのですが、まともにテザリングをしようとしても、docomo端末を使っている限りはテザリングができないようになっています。
何でも、アクセスポイントがうんぬんかんぬんで、docomoの端末では格安simではテザリングができないような仕様になっているようです。

が、いろいろと便利なアプリを開発してくれる人がいるらしく、FoxFiというアプリを入れると、何とかテザリングできるようになりました。
(これも、Androidのバージョンによっては使用不可になるようですが。)
しかしこれにも問題があって、FoxFiを入れると一応テザリング可能になりますが、パスワードなどによる保護が全くできず、オープンアクセスになってしまいます。

ということで、格安simでもテザリングできるようになりましたが、保護設定ができないため、あくまでも非常手段として、どうしようもない時にだけの使用となりそうです。

ネットでは自由に発言できる?

2014年09月03日 | 技術や工学
ネット(インターネット)が出てきたとき、「ネットは匿名で自由に発言できる空間なので、人の年齢や肩書などにとらわれず、全く自由な状態で議論ができるのが素晴らしい!」という感じのことがよくネットに書いてありました。

確かに、匿名性が保たれるし、自由に発言できるのはいいことなのですが、それはネット初期に有った(今もありますが)掲示板機能に言えることであって、その後に出てきたFacebookやTwitterなど、個人が簡単に特定されてしまうツールについては、かなり注意が必要だと思います。

「バカッター」で検索すると数多くのばかな投稿をした写真などが出てきますが、その中には名前、所属学校名などが特定されたものも数多くあり、さらにはそのたった1枚の写真投稿のせいで警察に書類送検されたケースもあります。

ネットが怖いのは、この過去のことが消えずに残ってしまうということであり、仮にまずい写真とともに名前や学校名が検索できるようになってしまうと、将来、就職や結婚なんかの際に、「あ、この人、過去にこんなことをしてるんだ」と簡単に知られてしまうということです。

軽い気持ちで、自分の友達にだけ公開するつもりでも、ネットは世界中とつながっていますので、油断大敵です。
面白い瞬間を写真に撮れたとか、これは受ける、と思っても、それをネットにアップする前によくよく考えてほしいと思います。

ということで、スマホでも気軽に写真を撮ってネットにアップできるというのは、非常に楽しいことかもしれませんが、その写真がネットに残り続けるという可能性をよく考えてからアップしてもらいたいものです。
(今は消える写真というのもあるそうですが。)

ドラレコ

2014年08月18日 | 技術や工学
前から欲しいな~と思っていたドラレコ(ドライブレコーダー)をネットで買いました。
旅行の時の車窓風景を記録したい、というような高尚(?)な使い方ではなく、万が一の事故の際に記録映像があった方が圧倒的に事実がはっきりするから、という理由からです。

ネットをしていて、「衝撃!当り屋映像」みたいなのがあって、見てみたのですが、なんと停車している車に自分からぶつかってくる歩行者がいて、ドライブレコーダーがなければ、車側が悪いとされてしまったかも、という映像でした。
ま、ここまで極端なことは多分起きないと思いますが、運転していると事故が起きることもありますし、その時の証拠映像があれば事故処理もはっきりしてくると思いますので、あった方がいいのかな、と思います。
(もちろん、事故は無いに越したことはないのですが。)

このドライブレコーダー、数千円の値段の割に、記録されるのはハイビジョンレベルの動画で、しかもかなり長時間の記録が可能です。
(メモリがいっぱいになったら、古い動画から自動的に消されていくようです。)

転ばぬ先の杖ということで、このドライブレコーダーが壊れるまで事故がなく、せっかく買ったけど使う機会(事故)はなかったね、ということで終わってくれるとありがたいですが。

ただ、こんなに安価で手軽な動画記録カメラが出回っているということは、どこでどんな映像が記録されているのか、想像もつきません。
知らないところで自分の行動が記録されていると考えるとちょっと気持ち悪くもありますが、これだけ技術が進んでしまうともうどうしようもないのかもしれません。

ま、記録されていても大した行動はしていないので、どうってこともないといえばないのですが。

line

2014年06月25日 | 技術や工学
私はメインを携帯電話にして、2台持ちのスマホは格安simで使っているのですが、先日、スマホにlineアプリを入れてみました。

話を聞く限りは便利だということですが、周りにlineを使っている人もあまり見当たらず、家族同士の通話やメールは今でも携帯電話で無料でできるため、どこがどう便利なのかまだ不明です。

何でも、グループ内での連絡などはかなり便利になるそうなのですが、仕事ではメールで十分事足りますし、今後使う機会があるのかないのか。

ま、その内、ちょくちょく使う機会が出てくるのかもしれませんが。

話変わって、日本負けてしまいましたね。
ギリシャが勝ったので、日本もコロンビアに勝っていれば決勝トーナメントに行けていましたが、やはりコロンビアは強かった、という感じでしょうか。

4年に一度のワールドカップが終わってしまって、今度日本がワールドカップのピッチに立てるのは4年後になります。
(もちろん、アジア予選を通過出来ればの話ですが。)

日本はサッカーではまだまだ新興国ですので、また4年後にどんなチームが出来上がるのかを楽しみにしたいと思います。
次こそは決勝トーナメントに出て、そこでも勝ってほしいですが。

ネットの怖さ

2014年06月24日 | 技術や工学
私がまだ高専生だった頃は、ネットはおろか携帯電話を持っている人もほとんどおらず、今とは全く違う環境の中で生活していました。

今では信じられませんが、学生寮には着信専用の電話が3台設置してあり、電話がかかってくる度に「何々さん、電話が入っています」とかの放送が流れていました。

隔世の感がありますね。

で、今はネットでなんでも調べられて便利にはなったのですが、その反面、ネットの怖さを知る前にネットにつながっている学生の皆さんを見ていると、危なっかしさを感じてしまいます。

ネットでは、一度流れてしまった情報は、ほとんどの場合、「それ、なし」ということに出来ず、ネットが存在する限りどこかに残り続けることになります。
ちょっとした書き込み、軽い気持ちでアップした写真など、よっぽど閉じた環境下でのものでない限りは、いったん誰かの目に付けば、それこそ全世界に流れて行ってしまいます。
私が今書きこんでいるブログにしても、もしも何かの問題があれば、あっという間に炎上して、色んな所にアップされてしまう可能性があります。

昔は週刊誌に載ったり新聞に載ったりしても、それこそ「人のうわさも七十五日」でいつの間にか忘れ去られてしまいましたが、ネットの場合は、いつまでもいつまでも、繰り返し繰り返しネタになってしまいます。

高専でも、ネットリテラシーだとか、携帯電話やスマートフォンについてだとかを教えたりしていますが、学生の皆さんがその怖さをどこまで理解しているのか、分かりません。

ネットは友達と情報を共有するのが非常に便利で、内輪ネタで盛り上がるのが楽しかったりもすると思いますが、いったんあげた情報は、よっぽど運が良くなければ消え去ることはありません。

何かを書き込んだり、写真をアップする前に、「これはどこの誰が見ても大丈夫なものなのか?」というのをよく考えた上で、ネットを使ってほしいな、と思います。

私自身、ブログに書く上ではかなり気を使っている状態です。

便利なようで、不便なもの、それがネットなのではと思います。
ま、今ではなくてはならないものになってしまったので、うまく付き合っていくしかないのですが。

学歴

2014年05月16日 | 技術や工学
社会に出ると「学歴」というもので判断されることが多々あります。
社会に出るとというよりは、専門的な仕事をする際に、と言った方がよいかもしれませんが。

会社への就職にしても、高卒、大卒、高専卒と分かれていたりしますし、極端な例として大学や高専の教員募集の際には「博士の学位を有すること」という一文が載っていたりします。

また、同じ大卒にしても、どの大学を出たかでなんとなくその人の実力を測ったりします。

長い人生の中で、例えば大学だったらたったの4年間、大学院の修士課程だったらたったの2年間でしかないのに、それがずっと付きまとうというのも不思議な話だな~、と思っていました。
今でも、不思議に思ったりします。

が、若い時に勉強したことというのは、自分が思っている以上に自分の力になっていて、だから若い内にどんな勉強をどこでしてきた、というのが専門的な仕事をするうえで結構わかりやすい指標になるのかな、とも思ったりします。

もちろん、仕事のできる出来ないというのはあまり学歴とは関係なかったりするのですが、ざくっと見た時の指標になるという感じでしょうか。

ただ、「博士」という学位に関して言えば、日本は博士に対して扱いが低いような気がします。
(もっと高く扱ってくれというわけではなく、単なる印象ですが。)

外国に行くと、敬称が「ドクター(博士)」であることが結構あり、「ドクター田中」と言われて、「あ、そういえば俺って博士だったんだ」と思いだしたりしますが、日本では「田中博士」と呼ばれることはまずありません。

また、修士課程を修了した友達がぼやいていたのですが、外国人にプレゼンをする際、自分が修士だということを知るや、内容は置いといてもう聞く耳を持ってくれない人が多い、とか言っていました。
修士も博士も仕事をするうえで大した違いはないようにも思いますが。

ま、でも博士は博士なので、ちゃんと研究を続けていきたいと思います。

データ通信料

2014年04月18日 | 技術や工学
最近、スマートフォンのデータ通信料が高すぎるので対策を取るように、との指示が大手キャリア3社(docomo、au、softbank)に出たようです。
私も常々、今のスマホの料金体系は異常に高いと思っていました。

これで正常な価格にまで落ちるのでしょうか?

私は携帯とスマホの2台持ちで、スマホの方は格安simを使っているので直接関係はないのですが、もしも大手キャリアのスマホのデータ通信料がぐんと安くなったら、スマホに乗り換える日が来るかもしれません。

考えてみれば、私が学生の頃は電話料金は今と比べて異常に高く、長距離通話をちょっとしただけで1000円のテレホンカードの度数がみるみる無くなっていきました。
その後、固定電話の格安会社が結構出てきて、固定電話の料金は一気に安くなったように思います。

また、携帯電話も最初の頃は基本料金・通話料金ともに高く、携帯電話はぜいたく品でした。
それが、多分softbankが格安プランを出した頃から料金がぐっと安くなったように思います。

が、この通話部分の格安プランはその後にやってきた通信料金で稼ぐシステムの布石だったのかもしれません。

パケット使い放題のプランの料金はどのくらいまで下がるのでしょうか?
3000円?
2000円?
その内、1000円くらいまでにはなるかな、という気もします。

さて、どうでしょう?

FMトランスミッター(2代目)

2014年04月14日 | 技術や工学
FMトランスミッターが壊れてしまったので、新しく買い換えました。
壊れたのが初代だったので、2代目、ということになります。

Amazonのサイトを見ていると、「bluetoothで配線いらず」というのがあって、人気ナンバー1になっていました。
今までbluetoothというのは使ったことがなかったので、どうなんだろうと思ったのですが、
・配線が不要(配線部分があると、断線が原因で音が悪くなる)
・車のエンジンのON/OFFでスマホのプレーヤーも自動的にON/OFFになる
の2点が魅力的で、早速これを購入しました。

これまでは、車に乗ったらスマホの音楽プレーヤーをつけて、車を降りる時に音楽プレーヤーを切っていたのですが、結構面倒くさく、CDのように手間いらずにならないかな~、と思っていました。
スマホは、
①画面をスライドさせてロック解除
②パターン認識させてロック解除
③音楽プレーヤーの再生/停止ボタンを押す
と三段階の操作が必要で、便利なようでなかなか不便なものです。

bluetooth対応のものを使ってみると、エンジンをかけたら自動的に音楽が鳴りだし、エンジンを止めると音楽プレーヤーも切れるため、非常に便利です。
しかも、配線が不要のため、スマホをポケットに入れたままにして音楽がかかってくれます。

bluetoothを入れっぱなしにしたらバッテリーの持ちが多少心配なのですが、それはおいおいと見ていこうと思います。

しかし、音楽を聴くのも非常に手軽になりました。
私が一番最初に買った音楽プレーヤーはシングルカセットデッキ(ラジオ付)で、確か特売品の7000円くらいだったと思います。中学生の時だったかな。もちろんオートリバース機能(テープを入れ替えずに両面を演奏してくれる機能)はついていませんでした。
ラジオの音楽番組をテープに録音して聞いていました。
そして、CDラジカセを買った時には、「CDってなんて便利なんだ!」と感動した記憶があります。

今、シガーソケットに挿すだけで音楽が聴けるFMトランスミッターを見ていると、隔世の感があります。

その内、googleグラスのようなメガネが太陽電池付になって、電話から検索から音楽から、全てそれ一つで実現できるようなものが表れるのでしょうか?
(もうすでに結構すごいのが出てるみたいですが。)

情報機器の進歩は速いので、5年後10年後にどんなものが出ているのか、楽しみです。

STAP細胞

2014年03月11日 | 技術や工学
STAP細胞、世紀の発見か、と一時期騒がれました。
「数百年にわたる生化学の進歩を愚弄する」とまで査読で酷評され、それでも頑張って成果をあげた、ということでした。

で、現在、実験が再現できないだとか、論文に問題があったなど、別の意味で色々と騒がれているようです。

ブログでも何度か書きましたが、論文が学術雑誌に掲載される場合、ほとんどがPeer review(ピアレビュー)の過程を経ます。
ピアレビューとは、投稿されてきた論文に関する専門家がその論文を読み、論文の価値、妥当性を判断する過程です。
投稿された論文はまず、編集責任者によるチェックを経て、その時点で査読にかけるかリジェクトするかが判断されます。
査読にかけると判断された場合、編集責任者は適格と思われる査読者に「この論文を評価して下さい」と依頼します。
その後、査読者から論文に関する評価が出てきますので、その評価をもとに編集責任者がその論文を掲載するのか、修正させてその後再査読するのか、リジェクトするのかを決定します。
また、通常は査読者は2名ないし3名となります。

ということで、今回のSTAP細胞についても、このピアレビューの過程を経ているはずで、しかも、相当権威が有り、掲載が非常に難しい雑誌(査読が厳しい雑誌)に掲載されています。

もしも論文に問題があったのだとしたら、それはピアレビューの限界も示しているように思います。
私も査読をお願いされることがしばしばありますが、よほど怪しい論文以外は、実験データを捏造したりしているとは全く思わずに査読をします。
暗黙の了解というか、捏造はしないという紳士協定を信じなければそもそも査読はできないというか。

STAP細胞については、私は全くのど素人なので、内容については全く判断できません。
実験手順書が公開されたようですので、それに基づいて再現性が確認できれば、論文の執筆上のミスで済むのかもしれません。
再現性が確認できなければ、怪しいということになりそうです。

私自身も研究していますし、その中で「このデータがもうちょっと大きかったら説明が簡単なんだけど・・・」という場面に遭遇することも良くあります。
その時にそのデータを自分の思うように修正していいものかどうか?
修正した場合、データ捏造となり、研究者としての信頼は地に落ちます。
(ま、もともとそんな大それた研究者じゃないので、地に落ちるも何もないとも言えますが。)

STAP細胞、発表された時はすごいことだと思いましたので、再現性が確認され、本物だったことが証明されるといいな、と思います。
今は経過を見守ることしかできませんが。

格安simが到着

2014年03月07日 | 技術や工学
これまで、イオンのb-mobile(月額約1000円)のsimカードを使っていたのですが、子供の緊急用にsms(ショートメッセージ)がついたものを探していて、DTIのものを見つけました。
これは月額490円で、sms機能(追加で月額150円)をつけても月額640円。
(smsを送信したら別途かかりますが、ま、ほとんど使わないので。)

仕事でスマホをバリバリと使って、出先でも動画を見て、とかいう使い方ではなく、出張の時などにメールが確認できて、外出時にちょっとネットを使いたい、という程度の利用方法を考えると、安いかな、と思います。

ただ、490円ということは、ネットの接続速度がめちゃめちゃ遅いのでは、と心配していました。
が、今日使ってみたら、今まで使っていたのより(体感的に)速いくらいで、問題ありませんでした。
これなら、出張の時などでも便利に使えそうです。

携帯電話が出始めたころは、基本料金が恐ろしく高かったのですが、今は相当安くなりました。
今はスマートフォンが出始めで、通話の基本料金が安くなった半面、通信費用が(私からすると)恐ろしく高いと感じます。
これも今までの流れを考えると、その内パケット使い放題で1000円などというプランも出現してくれるように思います。
あと5年か10年ほどかかるかもしれませんが。
そうなると、今使っている格安simも手放すことになるかもしれません。

私が高専で情報工学を学んでいたのは20年以上前ですが、その時は自分がパソコンのような機能を持った通信可能なスマートフォンを使うことになるとは想像もしていませんでした。
(携帯電話も今のようなネットワークもメールシステムもない時代です。)

あと20年経ったら、どんな風に変わっているのか?
その波について行っているのか?

高専という理系の学校の教員なので、ついていきたいですが。

スマホ

2014年03月03日 | 技術や工学
家でどうしてもスマートフォンを使わないといけない状況になり、昨日、良いのないかな~とネットで探していました。

スマートフォン、便利は便利なのですが、普通に契約したらパケット通信料が月に4000円以上取られます。
これを安いとみるか高いとみるか?
私からすれば、年間5万円!!
家の外でネットにつなぐためだけに年間5万円!!
非常に法外な値段に感じます。

ということで、最近増えている、docomoの回線を借りて営業をしているという格安simを使い、スマートフォンはとりあえず中古のものを探すことにしました。

ネットで中古スマートフォンを探したものの、それほど安いものはなく、また、中古ということでスマートフォンの状態も気になりますが、ネットではよく分かりません。
で、そういえば古書販売の○ックオフで中古のスマホが売ってたな~、と見に行きました。

まあまあ状態の良さそうなものがなんと3000円で売っていたので、即購入。
格安simもネットで注文しましたので、今週中にはスマホ運用が始められそうです。

(ちなみに、自分用には2年ほど前から格安simでスマホを持っていますが、月1000円ほどの固定通信料だったら、ま、しゃーないかな、という感じで納得して使っています)

ちなみに、今回注文した格安simはsmsも使えるという優れもの。

通常のキャリアでスマホを使おうとすると月々4000円以上、格安simなら1000円ほど。
年間にして40000円近くの節約になります。

多少、通信速度が遅いという欠点はありますが、別に動画を見るわけではなく、メールやウェブをちょっと見る程度なら全く問題はありません。

携帯やスマホの通信料でお金が~!という方、格安simは結構お勧めです。

ソフトウェアのパスワード

2014年01月21日 | 技術や工学
パソコンを変える時に面倒になるのが、ソフトウェアのインストールです。

仕事に(というか研究に)必要なソフトはいくつかあって、計算用、作図用、グラフ作成用が代表的なものになります。

ソフトウェアの違法コピー防止対策のレベルは各社ばらばらで、
・購入時のシリアルナンバーのみを入力
・シリアルナンバーを入力して、さらに登録後にメールで送られてくるパスワードを入力
・シリアルナンバー等を入力して、表示されるIDをファックスで送ってパスワードの発行を待つ。
などがあります。

パソコンを新しくしてソフトウェアをインストールする場合、シリアルナンバーのみの入力であればすぐに終わって使えるようになるのですが、「シリアルナンバー等を入力して、表示されるIDをファックスで送ってパスワードの発行を待つ。」この場合が大変です。

ファックスの送り先はアメリカになっていて、パソコンを新しくしてインストールする度に「本当にパスワード帰ってくるんだろうか?」と不安になります。

今回もファックスを送って、3日後くらいに登録していたメールアドレスに返事が来ました。
「パスワードはこれですよ」と書いてあって、やっとパソコンの移行作業が終わるな~、と思ってパスワードを入力した結果、「パスワードが違います。」と表示されました。

いやいや、会社から届いたパスワードなんですけど・・・

とパソコンに向かってつぶやいてもどうしようもなく、もう一度メールでパスワードをお願いしました。
また2・3日待たされるのかな?

ソフト会社も偽造防止に大変なのかもしれませんが、もうちょっと素早くソフトを使えるようにしてくれれば、と思います。

ということで、パソコン完全移行は今週末頃になりそうです。

でも、新しいパソコンは早くて快適です。
そのうちこの速さにも慣れて、「遅いな~」とか思うようになるのかもしれませんが。