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『世界の果ての通学路』

2014-10-24 22:30:46 | 映画
      公式サイト

  ケニアとアルゼンチンとモロッコ、インドの子どもたちの過酷な通学路を追うドキュメンタリー映画です。

ケニアのジャクソンは妹のサロメを連れ、象に襲われる危険のある道を小走りで片道15キロを2時間かけて毎日進む。
モロッコのザヒラは毎週月曜日に寮のある学校に22キロを4時間かけて歩く。途中で友達と励まし合いながらの通学路だ。
アルゼンチンのカルロスは妹のミカイラと馬に乗り片道18キロの道を1時間半かけて進む。妹は時々馬の前に乗りたい、と兄を困らせるがやさしいカルロスは妹の面倒をやさしく看る。
インドのサミュエルは足が不自由で歩くことができず ふたりの弟たちがサミュエルを壊れかけた車いすに乗せ片道4キロを道を1時間15分かけて兄弟げんかをしながら進む。

 あっという間の時間でした。 本当に過酷な環境の子どもたちが どうしてそんな危険な思いをしながら学校へ行きたがるのか?なぜ彼らの表情は明るいのか?
彼らにとって 勉強することは自分の未来を切り開くことなのです。
希望を持って通学路を進む彼らは本当にいとおしかったです。
 すべての子どもたちがあんなに目を輝かせながら学校に行くことができたら どんなにステキでしょうか。
また 貧しいなかでも子どもたちの安全を祈りながら学校へ通わせる家族の温かな思いにも感動しました。

 上映館が少ないのが残念です。 多くの方に観ていただきたい映画です。
決して説教くさくないドキュメンタリーです。

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2 コメント

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学生たちに~ (cyaz)
2014-10-25 07:40:15
talofaさん、おはようございます^^

>映館が少ないのが残念です。 多くの方に観ていただきたい映画です
仰る通りだと僕も思いました。
こういう映画こそ、学生たちに、つまらない授業より、
教育の一環として、なかば強制的に観せる、
有意義な情操教育となるのでは。
特に小学生たちには、親も先生も一緒に観れる
環境が欲しいですね^^
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cyaz様 (talofa)
2014-10-26 23:39:29
 日本の子どもたちに特に見せたい映画だったと思います。
 携帯をいじりながら電車に乗っている日本の子どもたち・・・ 危険な通学路ではないけれど もっと活き活きした表情を見せて欲しいなあ、と思います。
 ぜひ学校で子どもたちに見せて欲しいと思いました。
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