楽しみにしていた映画です。
エディット・ピアフって名前は知ってたし、テレビなどで歌の一部は聞いたことがあったし、薄幸の人生だったということくらいは知っていたのですが どんな人でどんな歌を歌っていた人だったのかという詳しいことは知りませでした。
前回観た『ミス・ポター』のような 勇気づけられる感動的な映画を想像していたのですが、全然違っていて 一言でいうと「衝撃を受けた」映画でした。
あまりに激しく、あまりにも悲しい生涯・・・
パリの路上で歌を歌う母と大道芸人の父の間に生まれ、幼い頃、祖母の経営する娼館で娼婦たちにかわいがられながら育ち、一時期失明するが奇跡的に回復し、信仰心を持つようになったピアフ。
パリの名門クラブのオーナーに見出され、才能を開花させ、名声を得ていくエディット。
しかし、何度もの交通事故、恋人の事故死、病気、麻薬中毒・・・そして、47歳で波乱の生涯を終えた彼女。
映画を見終わったあと、呆然としてしまいました。
とにかく私にとっては激しい映画でした。
歌声も心の奥に響いてきました。
主演のマリオン・コティヤールがすごいです!
本物のエディット・ピアフを見たことはないのですが きっとこんな人だっただろうと確信できます。
ただ、この映画、過去と現在(?)がバラバラに出てくるんです。
よく、映画の最初が現在で それから回想していくというのはあるんですが これはもう少し複雑で・・・
おまけに 登場人物(特に男性)の人間関係がこんがらがってしまってよく分からなくなっちゃって・・・
でも、あっという間に時間の過ぎた映画でした。
エデイット・ピアフの人生と歌に圧倒されるので体調を整えてからご覧ください。公式ホームページ
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