『心霊探偵八雲』シリーズの作者、押永学さんの新シリーズです。
両親を殺され、養護施設で育った省吾は縁あって父の元同僚山縣に引き取られ 山縣、公香と共に探偵となった。
このシリーズの第一作目は『タイム・ラッシュ』
「私の夢で殺される人を助けて」という奇妙な依頼を受けることに・・・
依頼主の中西志乃は夢の中で殺人を見る。 そしてそれは100%現実のものとなる。
作者は日本映画学校卒、となっています。
映画を撮るような感覚で小説を書かれているのでしょうか、本を読むというよりマンガを読むとかドラマを見るような感じで映像が浮かんできます。
『タイムラッシュ』をあっという間にっ読んでしまったので 図書館で続編の『スナイパーズ・アイ』と『ファントム・ペイン』を読みました。
読み進んでいくと 山縣、公香、志乃、省吾それぞれの過去の重荷、魅力が描かれていきます。
これからも 続いていきそうなシリーズです。
暑い夏、スカっとするシリーズでした。
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