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『忍たま乱太郎』よりは 年齢層は高かったです
舞台は1963年、東京オリンピックの一年前の横浜です。
原作は1980年代に「なかよし」に連載され 不評だった少女漫画だそうです。
女性ばかりの下宿「コクリコ荘」でみんなのご飯を作ったり洗濯をしたり、と頑張っている女子校生海が主人公です。
彼女の通う学校では 学生たちの部活動に使われている建物「カルチェラタン」の建て替え問題で揺れている。 生徒会長や新聞部では 建て替えを反対し、賛成派と討論をくりかえし、学生集会が頻繁に行なわれている。
「コクリコ荘」で毎朝信号旗を揚げる海・・・彼女の父は朝鮮戦争で亡くなっていた。
これ以上はネタバレになりそうなのでやめておきます。
この映画も 感想を書くのが難しいです。
この原作が少女漫画だったとは・・・
1980年代の1963年の話を書いても たしかにあまり受けなかったかもしれません。
1963年って私は生まれてはいるのですが かといって社会がどんな感じだったかは覚えていない年代なのです・・・
朝鮮戦争の頃の話なんて全然分かりません。
『20世紀少年』くらいの時代だと いろいろ覚えているので 夢中になって観ることができたのですが。
ただ70年安保の頃のことはテレビで観たりして覚えているので 63年頃もそんな感じだったのかなあ、と思いました。
みんなで集まって熱く討論をする学生たち・・・彼らのパワーがとても好ましく思えました。
同じくジブリ映画の『耳をすませば』も原作が不評な少女漫画だったそうです。
そういえば どちらの作品も男の子のこぐ自転車に女の子が乗りますねえ~
青春の1ページを象徴しているのでしょうか、自転車のふたり乗り・・・
年齢の高い方と この時代を全く知らない若い方は楽しめると思います。
団塊の世代から下から私たちの年代までは みんな反応に困るかも・・・
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