キュートなバアサンになるために

映画のこと、山のこと、街の風景、家の庭、いろいろを気ままに・・・

『一鬼夜行』小松エメル

2010-11-01 22:01:37 | 読書

『ジャイブ小説大賞』受賞作とのことです。
私はジャイブ小説大賞という賞を知りませんでした
 作者の小松エメルさんについても何も知りません。

 でも、この本、おもしろかったです。

人間と妖怪がコンビを組んで活躍する話って藤田和日郎さんの『うしおととら』を思い出したり、畠中恵さんの『しゃばけ』シリーズを思い出したりしました。

 『百鬼夜行』中になぜか 明治時代になりたての東京に迷い込んでしまった妖怪『小春』が転がり込んだ先が 小春から「本当に人間か?」と訊ねられるくらい怖い人間喜蔵の家。
このふたり(?)が共に暮らすうちにお互いに変化が起き、他と関わりを持ちたがらなかった喜蔵のまわりに徐々に人が集うようになってくる。
 そして、ふたりの別れ・・・その時になぜ小春が喜蔵の元に落ちてきたのかも明らかになって・・・
 最後には温かな気持ちになれます。
 
 まだ畠中恵さんほどにはストーリーにおもしろさや変化はありませんが、次作がとても楽しみです。(絶対読みたいです

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 上級救急法講習参加 | トップ | ミニハイキング »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
読書 (ひまわり)
2010-11-03 19:47:59
こんばんは~
ちゃんと本を読まれてえらいなぁ~
私は最近目が悪くなってとんと読まなくなっちゃいました
小説は想像力をかきたてるのでいいですよね
返信する
ひまわり様 (talofa)
2010-11-03 23:45:22
 もっといろんなジャンルを読めばよいのですが 私が読むのはかなりエンターテイメント性の高い読みやすい物ばかりでちょっぴりお恥ずかしいです
 でも、読書は私にとって一番手軽なストレス解消法になっています
返信する

コメントを投稿

読書」カテゴリの最新記事