いろいろな話題を入れたので前回の旅行の話が途中になってしまいました。
最終日は午前中に足立美術館と出雲大社に行きました。
私はあまり詳しくなかったのですが ツレアイがネットで調べて庭を見に行こうということで行ってきました。
庭を見に行くって庭を展示している美術館ってこと?と不思議に思いながらお出かけしてきました。
入口に入るなり大きな日本庭園に圧倒されました。
本当によく計算され尽くした庭です。
遠景に山があるのですが その山も景色のひとつになっており景色が変わることを避けるために美術館から見える範囲の山も森もすべて美術館が買い取り管理をしているそうです。
こちらの庭には滝があるのですが その滝も人工のもので美術館の開館時間にだけ水が流れるのだそうです。
おもしろいな、と思ったのは庭の中にある家の壁に大きな穴をあけ、生の衝立、生の掛け軸、生の絵とされていたところです。
この美術館はきっと秋に行くのが一番美しいと思うのですが新緑を楽しむのもいいなあ、と思いました。
足立美術館はこの素晴らしいお庭で有名ですが 横山大観、河合寛次郎、北大路魯山人の作品も充実しています。
もともとなぜこんな日本庭園を造ったのかというと なかなか理解されにくい日本画を理解してもらう導入として日本庭園を見てもらい その延長上で日本画を見て欲しいという意図があるそうです。
日本一入館料が高い美術館ということですが あのお庭の維持管理を考えれば納得です。