天災的な数学力を持つ高校生の小磯健二はクラブの先輩の憧れの篠原夏希に頼まれて 彼女の曾祖母の誕生日会に行くのに付き合う。
そこで彼女から婚約者のフリをして欲しいと頼まれてしまう。
長野県上田市にある陣内家のやってきたが その時、健二は携帯に送られてきた暗号を解いてしまうが それは 仮想の世界ozの管理を乗っ取ってしまう恐ろしいパスワードだった。そして、健二は陣内家の人たちと力を合わせ、サイバーテロと戦うことになった。
高校生のひと夏の冒険、といった映画でしょうか。
冒険、と言っても実際に体を動かすことはほとんどなく バーチャルな世界で自分の分身「アバタ」が冒険をするのですが・・・
ちょっと珍しいシチュエーションです。
個人がバラバラな感じのネット社会の中で大家族で敵に立ち向かっていくのです。
ファンタジー映画っていうのでしょうか?
この映画、好き嫌いがはっきり分かれそうです。
ネットのコミュニケーションが好きでゲーム好きの私は楽しめましたが つまんない、って思う人もいらっしゃるでしょう。
それにしても 人のアカウントを乗っ取ったり、いろいろなものの制御を効かなくするサイバーテロ、本当にあったら怖いです。
この映画の舞台となっている長野県上田市ですが この映画の舞台になったことを観光の目玉にしているらしいです。
この映画のファンなら実際の場所を見てみたくて上田市を訪れるのでしょうか?
たしかに『耳をすませば』の舞台のわが町もいまだに たくさんの人たちが訪れています。