何度も書いているのですが 私は観に行く映画を選ぶ時、理屈抜きでおもしろくて楽しい映画か 観たあとで ああ人生っていいなあ、と思えるものを選んでいます。
その基準でいくとまずこの映画は選ばないのですが・・・
・・・だって金城武サマが出ていらっしゃるんですもの
映画の題材は有名な『三国志』です。
でも、正直いって三国志って小学生の時に読んだ少年少女名作文学の中にあった かなり簡略化されたものであらすじをうろ覚えしているのと 大昔にNHKの人形劇で観た記憶があるくらいです。
人形劇では劉備玄徳と諸葛亮孔明の顔色が青白くて怖かったくらいしか覚えていません。
あとはエピソードとしては劉備玄徳と3人の将軍が義兄弟の契りをかわしたのと諸葛公明を迎えるための三顧の礼をしたとか・・・
原作にラブストーリーはなかったと思うし 映画と原作はあまりこだわらないで観た方が楽しめると思います。
戦闘シーンはすごい迫力でした。
それと中村獅童の存在感が結構あってびっくりでした。
まあもともと戦争映画とかスペクタル物とかが好きじゃないので感想を言おうとしてもこんな言葉しか出てきません。
帰りに私の後ろにいたカップルが「これは2部作にしなくても3時間くらいで1本の映画にできそうだよねえ~」と話していました。
私も賛成です~
でも、やっぱり金城さんは良かったです。
諸葛亮孔明って冷静で青白い顔の人(人形劇の印象が強くて・・・)というイメージを持っていましたが 金城さんが演じるとちょっと天然っぽいというか飄々とした雰囲気の諸葛亮公明像がとても斬新で印象的でした。
この映画、今回がpart1ということはpart2が来年公開されるそうです。
う~ん、続きが気になるから多分観に行くのでしょうね、私・・・