ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

春の妖精

2018-03-30 | 日記







周囲が花で埋め尽くされた感もするほどに桜をはじめいろんな花があふれている。
快適な気温と晴天が続き、何とも言えず幸せな気分になってくる季節です。
一昨日はいつもの旧友3人が山荘に来て、宿泊宴会となり楽しい時間を過ごした。
時間制限がないのでいつものことながら延々ととりとめのない話が続くが
昔の思い出話が一番楽しいですね。

山荘の庭には今、春の妖精といわれるカタクリの花が咲いている。
山荘の隣の林には春蘭も咲き出しており、どちらも山野草盗掘の対象になるもの。
ここで、カタクリが山荘に植えられた経緯について言い訳を書く必要がありますね。
地元の80歳になる元気な爺さんがお茶友達なのだが、この人が野草盗掘の犯人で
カタクリをたくさん庭に植えている。
2年前にこの爺さんがもってきて植えたものですが、私としては拒否する勇気もなく
受け入れて今に至っている。
春蘭は3本あるがいずれも大事に元の位置にそっとして見守っています。

もう一つ近くに春の妖精があります。
こちらは山荘の目の前にある石砂山に生息する岐阜蝶という絶滅危惧種になって
いる蝶で、4月半ばに10日間くらいしか見られない。
2度ほど見たが、希少なものというだけでなくきれいな姿に感動します。


春ですねー

2018-03-27 | 日記
朝、ラン(ダックス)と一緒に近所の公園の周囲を散歩する。
桜も満開となり雪柳も負けずに真っ白な花を見せている、快適な季節です。
ランは最近写真の道を嫌がるのだが、過去にこの道ですれ違った大きな犬の
怖い思いが残っているのだろう。
見知らぬ人が「かわいいわね」などと不用意に手を出すとパクっとかみついてしまう
凶暴な犬なのだが、臆病な犬なのだ。

春は卒業、入学の季節、私の長男のところの長女が大学生になる。
看護師さんを目指して迷いなく進路を選んでいるが、高2になる次女の方は
進路が決まらない。理数系が得意でアドバイスを求められても今の世の中
適当なアドバイスができない。
私が今大学生だったらどのような選択をするだろう?
民間大企業に入っても電通、シャープ、東芝のようなこともあるし
公務員でエリート官僚を目指しても前川、佐川のようなことになってもねー。
大工さんがいいかな。

働き方改革

2018-03-25 | 政治
2015/2 尾白ワシ(羅臼)

過労死が続出する問題から、今国会で働き方改革が論議されている。
日本の労働時間に対する欧米との違いについて経験したことをもとに書いてみよう。

約40年前、米国から輸入する機材の品質の悪さに何度もファックス(当時はネットがない)
でクレームをつけたが一向に改善されない。
工場に行って状況を見てこいと言われてロス郊外の工場に出かけ、出荷待ちになっている機材を
工場の担当者と一緒に調査し、問題点について指摘をした結果、即刻全数出荷停止となった。
工場の廊下などに機材が並ぶ状態となり、設計をはじめ全体で対策に取り組むことになった。
日本なら当然休日返上、深夜まで対策に取り組むところだが、驚いたことに広大な駐車場の
車が、勤務時間の5時を過ぎると瞬く間になくなり、1時間もしないうちに数台の車しか
残っていない。
これがアメリカ! 日本製品ボイコットが始まる少し前のことだが、働き方の違いを見て
むべなるかなの思いを強くした経験だった。
このころの新聞で、欧州のビジネス街でも夜遅くまで電気のついているのは日本企業だけという
記事を読んで、同じようなことを実感した。

この後米国では日本製品ボイコットが激しくなったが、今トランプ政権が中国の鉄鋼製品関税の
値上げを言っているのと同じこと。
欧米諸国にとっては、決められた時間働き、後は個人の時間を楽しむという生活パターンを崩される
ことになり、嫌悪感をもってとらえられても仕方がない。
このころ感じたことに、一生懸命働き労働コストを安くしても、為替レートが円高になればゼロに
戻る。終わりのないバカな日本の労働感覚というものだった。

今は日本に代わって中国という巨大で安価な労働力を持つ国が世界経済を蹂躙しつつあり、
為替レートを開放していないことからトランプ流の政策が出てくるのも仕方ないか。

経営者も自民党の感覚も、昔の「japan as nunber one」の頃と同じ右肩上がりなんだろうか?

2018-03-22 | 日記
最近はあまり夢を見ないが、昨夜はリアルな夢を見た。

どこかわからないが海外に出張し、ホテルに宿泊してそこから
朝、会社へ出勤ということになった。
やや時間がぎりぎりになっており、急いで部屋をでてホテルから歩き出した時
大きな音楽が聞こえてきた。よく聞くと私がホテルで聞いていた音楽でステレオの
スイッチを切り忘れて出てきたようだ。
1日中この大きな音で音楽が鳴り続けたら大迷惑になるとの思いで、会社の時間を気にしつつ
ホテルに戻ることにした。
ところが角を廻ってあるはずのホテルが見当たらない。
そんなはずは!と思いつつ焦って周辺を廻るが見つからない。
大きな音で音楽はなり続けているが方向がわからず、会社への時間は過ぎていく。
大いに焦っているところで目が覚めた。
枕もとのステレオからラヴェルの「ボレロ」の盛り上がってうるさく聞こえる部分が
流れていた。

朝方早く目が覚めたので枕もとのステレオを聴いていたらそのまま眠り込んでしまったが、
眠る前はアルビノーニの「アダージョ」だった。これなら穏やかな夢になっていたかも?

方向音痴なので、この手の夢を時々見るが、目が覚めて「夢でよかった」となる。
願わくは「夢で残念!」という夢にしたいがこればかりはコントロール不可ですね。

タイル貼り

2018-03-20 | 手作り増築


増築部屋の内装が終わったので、いよいよ外装工事です。
タイルを貼ることにしたのですが、コンパネ材の上にセメントの活着をよくする
ことと防水のための塗装(黒色部)をし、その上にタイル用の高粘着のセメント
を塗り、1枚1枚タイルを圧接しながら貼っていく作業。
用意したタイル(4X25cm)は1400枚、気が遠くなる枚数ですが、少しずつ
貼っていこうと思います。

面倒なのが、寸法的に半端なところが出るので、揃えるためにタイルをカットする
作業があること。
出来上がっていくタイル面を見ると達成感があり、結構楽しめる作業ですよ。

結婚式

2018-03-18 | 日記



久しぶりで結婚式に出た。
子供の世代はほとんど結婚しているし、孫の世代にはまだ遠い。
会社を離れたので、そちらの結婚式もないというわけで参加することが
縁遠くなっていたのだが、妻方の甥で38才になる最後の縁者がようやく
結婚ということになっためでたい式だった。

会社時代の披露宴は友人、会社関係者など大勢の出席者で大賑わい、特に
新郎新婦の友人などが、宴を盛り上げるためにいろんな仕掛けで大騒ぎ、
会社の上司の褒めちぎりあいさつなどなど、辟易することが多かったが
今回の式、披露宴は少人数の親戚関係者だけのこじんまりしたもので、
祝辞や歌自慢など一切なく、静かな雰囲気のフランス料理だったので
和やかな会話をしながら、料理もお酒もおいしくいただいた。

私の2人の息子の結婚式もハワイとグアムで双方の家族だけで挙式、
後日親族だけの食事会という同じような形をとったが、大騒ぎの
結婚披露宴は年寄りの親戚縁者とは切り離してやった方がよい。

増築部屋その後

2018-03-16 | 手作り増築








増築部屋のインテリア家具としてテーブルを作りました。
白い椅子も以前に私の手作りで作ったもので、ステンドグラスは亡き妻の作
部屋を含めてすべて手作りのものです。
すだれ越しの写真はリビングダイニングの方から見た写真で、中間のガラス戸は
当初の計画では取り外し、サッシ部分は木でカバーして処理する予定でしたが、
ここを完全にオープンにすると部屋が広くなり、暖房の効きが悪くなって寒い
ということと、増築部屋の雰囲気が食堂の延長になり、孫たちの侵食する場所
となることからガラス戸は残し、カーテンの代わりにすだれで区切りをつける
ことにし大人の部屋の雰囲気が保たれるようにしました。
スピーカー、エアコンも取り付けて部屋に必要なものはそろいました。

夜、外の夜景を見ながら音楽を聴き、お酒をちびちびやるのはいいですよ。

白内障手術

2018-03-14 | 日記
3年位前に緑内障の診断を受けてから、目薬を2回/日つけている。
7-8年前には白内障の手術も受けており、現在の体調で一番気にしている
病気である。
緑内障の場合、手術での治癒は望めないので薬で進行を抑えるしかない
ということだが、現在は薬もよくなっており進行を抑えられるとのこと。

白内障の手術を受けた時のことを報告しよう。
最初、診察を受けていた眼科医から大学病院を紹介された。
行ったところ、手術待ちの患者が約400人おり、日帰りと宿泊のコースが
あるが、日帰りコースの場合、手術日がいつになるかわからないという。
宿泊は3泊4日で3か月待ち、当然日帰りコースの2倍くらいの費用。
3泊4日の手術に納得できず、知人で白内障手術をした人に病院を紹介された。
そこはすべて日帰り手術だけで、1カ月待ちということだったのでこの病院で
手術を受けた。
先生は元大学病院(前述とは別です)で白内障手術を専門にしていたとのことで、
この病院も白内障手術専門に特化しており、年間600人の手術をするという。

考えてみれば、多くの人が安心を求めて大学病院に殺到するので混雑するが、
そこで実際に手術する医者は見習い先生かもしれず、それよりも経験豊富な
専門病院の方がいいと思うのだが。
こんなことを書くと大学病院からクレームが来そうですね。
でも400人も待ち患者がいるのだからいいのでは?

東日本大震災の復興事業

2018-03-12 | 政治
2014.4  鎌倉 朝比奈切り通し  
鎌倉時代、武蔵の物資を東京湾を通り六浦に上陸した物資を鎌倉に運ぶ道だった
今は通る人も少なく鎌倉七口で最も昔の面影を残している

東日本大震災から7年、被災地では津波に対するかさ上げ工事が報じられているが、
10mを超える津波に対する安全策となると海岸すべてを高くする工事となり
莫大なものになる。今は東北が復興の名のもとに進められているが、近い将来に
予測されている駿河湾地震に対してはかさ上げ工事もなく(現実的にできない)
災害が起きてから同じように取り組むのだろうか?
沼津、三島、浜松などやるのであれば東北よりも急を要するのではと思ってしまう。
福島については将来的にも放射能汚染が消えるわけではなく、復興といって立派な
学校再開がTVで報じられていたが、入学予定者は数人のところも。
年寄りは戻っても、将来のある若者は戻らないようだ。
確かに古里存続のためには若者、子供が欠かせないとして学校再開が叫ばれるのは
分るが、放射能がなくても地方衰退が言われている現実をどう考えているのだろう。
震災復興に異を唱えることは人情的に難しいが、過疎化して消えていく地方のある
ことも忘れてはならない。
終わりの見えない汚染除去に莫大な費用をかけ続ける現実に違和感を感じると同時に
廃炉費用を考えずに原発を再稼働しようとし続ける政府方針は大いに疑問だ。

モリカケ、リニアに見るような一部の利益最優先で進める政府ではあたりまえか?

大雨

2018-03-10 | 日記
15日の大雨は被害こそなかったが、我が家の近くにある貯水池に大量の
雨水が溜まって池のようになる光景を作り出した。
コンクリートで固められた深堀川という普段は水深10センチ程度しかない
用水だが、集中的に雨水が流れ込むと一気に2m近くある護岸を超えることが
過去にあったことから、あふれ出る水を逃がすために作られた貯水池だが
通常は野球やサッカーなど運動場として幅広く利用されている。
これほど大量の水が流れ込んだのは珍しいが、各地で災害が多発しているのを
見ると、地球環境が変わってきているのを感じざるを得ない。

津波や土砂崩れなどの災害はないところだが、北朝鮮から変なものが飛んで
こないようトランプさんに頑張ってもらいたいですね。