時の流れ

2007.6 フィンランドの田舎町の教会

今年は私にとって大きな転機となった１年だった。

元気印の妻が末期の肝臓癌の診断を受け、２か月後に永眠。

大きなショックを受けたが、次男家族との同居が始まり、

にぎやかな孫たちとの生活で落ち込むような時間がなかったのが幸した。

趣味に没頭すべく自宅の庭に６畳ほどの部屋を増築し、その隣に

ウッドデッキを作る計画に着手した。

その様子を日記代わりにブログで発信しようと投稿をはじめた。

１年の時間がどんどん短く感じられるようになっているが、

これは１年の感じ方が　

１年／自分の年齢　　で感じるため。

つまり１０歳の子供と７０歳の老人の時間の感覚は７倍の差がある。

長年の経験といえば聞こえはいいが、長いがゆえに

物事に感動することが少なくなり、変化のない日常となっていく。

だからこそ変化を求めて、齢を考えず（歳だから）なんでも

新しいことにチャレンジする必要があると思うのです。

手づくり増築１１

朝は寒くなってきたので、体の動きが鈍くなる。

今日は家の作業はやめて、１日のんびり日向ぼっこをして

過ごしましょうなどと思っていても、

太陽のぬくもりが部屋の中まで入ってくると、

じっとしていられず、いつの間にか作業している。

犬の散歩をしていると近所の方から

「できましたねー」「すごいですねー」

などと声をかけられることが多くなってきた。

外観は一見すると、屋根、サッシ窓、合板の外壁がついたので

家らしくなってきたので完成まじかに見えるかもしれない。

ＢＵＴ，しかし、問題はこれからの内装加工と外壁のタイル張りにあります。

内装は今、断熱材を張り終わり、上から合板でカバーしているところ。

これからが腕の見せ所、佳境に入ってくるのですよ！

年の瀬の日々

年の瀬はこれまで妻が忙しく料理を作っていたが、

今年はそれもなく、私の役割になっていたものを作った。

燻製が我が家の何年も続いたおせち料理のメインだったので

今年もこれを作ったが、一番手のかかるロースハムはとりやめた。

喪中なのでお供え餅は飾らないが、やはり自前の餅は作りたかったので

自動餅つき機を取り出し、つきたての餅で、きな粉、粒あん、おろし餅など

毎年の定番を嫁さん、孫と一緒に楽しんだ（息子は会社です）

燻製用のチーズを買い忘れていたので、スーパーに行ったところ、

大勢の買い物客でレジは長蛇の列、チーズ一つで並ぶのはいやだったので

今回はあきらめた。

会社が休みになり、店も道路も混雑する正月はいやだ。週末もいやだけど

読書の老化

2015/2 流氷の尾白鷲

最近読書して感じるのは、後半のクライマックスシーンは別にして

長続きしないこと、時として本を落としたり・・・

これも仕方のないことと認めるときは悔しいが。

本の内容も混み入ったものになるとなかなか進まなくなるので

敬遠しがちになっている。

さりとて水戸黄門や遠山の金さん的な本も嫌だし・・

というわけで、我が家の本棚の本よりも古本屋に行って

少し字の大きな本を選んだりしている。

字の大きく見える眼鏡も使っているけど・・・・・

三歳児の知能発達を羨望する

同居している下の孫は３歳児

言っていることはさっぱり判らないが母親には判る

いろんなことを話しかけられるが、返答に困るので苦手だ。

母親に拒否されたことを私の方へ持ってくることがあり、

内容はわかっているので私もダメという。

すると「おじいちゃん大嫌い！」となる

わずか３歳、しかし大人のやることをじっと見て

どんどん吸収していくさまは本当に驚く。

どんどん物忘れが多くなって「何だったかなあ」が頻発する我が身

に比べ、３歳児の知能発達がうらやましくなる

沖縄たたき

2015/2 羅臼、遠く見えるのは国後島

沖縄の米軍ヘリ窓の落下事件から、小学校に対し誹謗電話が続いているという。

日本の１％に満たない狭いところに７５％の米軍基地があり、様々な問題を

引き起こしているが、沖縄以外のところへ移動しようとすれば皆反対する。

大戦、戦後の占領という日本の戦争責任を押し付けられて、今もって

この扱いを受けている沖縄の人たちの気持ちを全く理解しない人がいるのだ。

百田尚樹や桜井よし子など安倍ブレーンの言いそうなことだが、情けない。

私の自宅は厚木基地への米軍機（自衛隊機も便乗しているが）の離着陸時の

航路下にあたり、通過時は轟音でＴＶの音が聞こえないところにあり、

沖縄の人達の気持ちはよく理解できる。

基地負担を一方的に押し付けている現状に、申し訳ない気持ちを持つべきなのに

誹謗中傷するとは何たること

安倍、百田、桜井の面々の顔が誹謗中傷電話の裏に見えるようだ。

爺さんは怒っている！

エルサレム

2011/2 トルコ・カッパドキア

トランプ大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認める

発言で、世界から孤立した状態になっているが、こんな

大統領が選出されてしまう背景が怖い。

コンピューターを駆使した徹底的な国民の意識調査に基づき

何を言えば国民がついてくるか、正にＡＩのような情報戦の

結果だそうな。

しかし今回のエルサレム発言に関しては、世界の国々の反応

を分析しそこなったのかな？

またはあまりにもイスラエル（ユダヤ）社会のロビー活動に

肩入れしすぎたか、正常な判断ができなくなっているとも思える

ような危うさを感じてしまう。

トランプに比べれば我らがアベチャンはまだましか？？

映画と原作（不思議岬・・・）

2012/6 オーストリア・ハルシュタット

最近近所の古本屋を回っていた折、偶然いい本に出合った。

森沢明夫の「虹の岬の喫茶店」

３年ほど前見た吉永小百合主演製作でカンヌ映画祭で賞を

とった「不思議な岬の物語」の原作となった本だ。

映画も素晴らしく舞台となった千葉県鋸南町の明鐘岬を

一度訪ねたいと思ていたが、いまだ実現していないところ。

本の持つほんわかした優しいイメージをそっくり表現した

映画はトゲトゲしたどなりあいの多い最近のドラマと違って

癒されるものっだた。

近いうちに明鐘岬に行ってみよう。

山荘の氷柱

自宅の増築で山荘に行く機会が週一くらいになっているが、

今回行った折、シャワールームに２７センチの氷柱ができていたのにびっくり。

氷柱はつららの逆で水道の栓がよく締まっていなかったため、漏れ出た水滴が

床から順に凍り付き上に上に伸びてできるもの。

ちなみに今冬の山荘のこれまでの最低気温は－５度、１９日の昼の気温は

室内０度、外気温４度だった。


夜は地元の人達とおでんパーテイをしたが、２台の石油ストーブと

薪ストーブを点けて瞬く間に２３度、

皆さん集合時は暑い暑いになっていたのでご安心を！

問題は暑くなったロフトで寝るときは布団を蹴飛ばし寝てしまい、

明け方に冷えてくるので、治ったばかりの風邪がぶり返してきたこと。

手づくり増築１０

いよいよ壁の作業に入りました。

ツーバイフォー工法なので、コンパネの壁で強度を出すのですが

今回の家は南面に広くサッシの窓を設けたのでコンパネの壁が少なく

その分柱で支える形になっている。

まあ、強度計算などしていないが、感じとして問題ないと思う。

プロの作った軒先が雪の重みで数多く破損した青野原の大雪で

私の作った山荘は全く無傷だった実績がある！

壁作業はこれから断熱材を挟み、内側からもコンパネを張って

壁をサンドイッチ状にし、内側は漆喰と板壁、外側はタイル張り

という難工事が待っている。