ウッデイクン残日録   日残りて昏るるに今だ遠し   

歳だからという固定観念を捨て、残りの人生、やりたいことをやりたい

東日本大震災の復興事業

2018-03-12 | 政治
2014.4  鎌倉 朝比奈切り通し  
鎌倉時代、武蔵の物資を東京湾を通り六浦に上陸した物資を鎌倉に運ぶ道だった
今は通る人も少なく鎌倉七口で最も昔の面影を残している

東日本大震災から7年、被災地では津波に対するかさ上げ工事が報じられているが、
10mを超える津波に対する安全策となると海岸すべてを高くする工事となり
莫大なものになる。今は東北が復興の名のもとに進められているが、近い将来に
予測されている駿河湾地震に対してはかさ上げ工事もなく(現実的にできない)
災害が起きてから同じように取り組むのだろうか?
沼津、三島、浜松などやるのであれば東北よりも急を要するのではと思ってしまう。
福島については将来的にも放射能汚染が消えるわけではなく、復興といって立派な
学校再開がTVで報じられていたが、入学予定者は数人のところも。
年寄りは戻っても、将来のある若者は戻らないようだ。
確かに古里存続のためには若者、子供が欠かせないとして学校再開が叫ばれるのは
分るが、放射能がなくても地方衰退が言われている現実をどう考えているのだろう。
震災復興に異を唱えることは人情的に難しいが、過疎化して消えていく地方のある
ことも忘れてはならない。
終わりの見えない汚染除去に莫大な費用をかけ続ける現実に違和感を感じると同時に
廃炉費用を考えずに原発を再稼働しようとし続ける政府方針は大いに疑問だ。

モリカケ、リニアに見るような一部の利益最優先で進める政府ではあたりまえか?