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福島第1原発1号機爆発、天井崩落、炉心溶融、他も次々に2010.03.12~ 東日本大震災

2011-03-12 23:32:27 | Weblog
東電幹部「燃料が損傷の可能性」 福島第1原発1号機
2011.3.12 12:33

 約12キロ離れた上空から撮影した福島県の東京電力福島第1原発(奥)=12日午前9時35分、共同通信社ヘリから
 東京電力幹部は12日、記者会見し、福島第1原発1号機の燃料が損傷している可能性があるとの見方を明らかにした。同社では「想定し得なかった被害」としている。

想定し得なかった被害」としている。
想定し得なかった被害」としている。
想定し得なかった被害」としている。

災害の規模については「マグニチュード8を超え、津波があることは想定していなかった」と述べた。

マグニチュード8を超え、津波があることは想定していなかった
マグニチュード8を超え、津波があることは想定していなかった


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日本の原発史上、最悪の事故
福島県は12日午後6時25分、首相官邸からの指示で福島第1の避難指示を半径10キロから20キロ圏内に拡大した。ほぼ半世紀になる日本の原発史上で、最悪の原子力事故になった。


福島県によりますと、双葉厚生病院の入院患者60人と職員30人が避難をするために、双葉高校のグラウンドで自衛隊の救助ヘリコプターを待っていた間に福島第一原発の一号炉が爆発。念のためにチェックを受けた3人のうち1人から、「毎分10万カウント」の被曝量が検出されました。また、もう2人からは毎分3万から4万カウントの被ばく量を検出したということです。専門家によりますと、これは、除染の必要のある被ばく量だということです。

チェックを受けた3人全員が除染の必要がある被ばくをしていたということで、90人全員が被ばくをしていた可能性があります。 被曝をした双葉高校は、福島第一原発からはおよそ3.5キロの場所にあります。
 

東京電力の社員2人と協力企業の作業員2人の合わせて4人が負傷し、病院に運ばれました。また、原子炉建屋の天井などが崩落し、鉄筋の骨組みだけが残っている状態だということです。

 1号機は今回の地震で原子炉格納容器の中の圧力が上昇していたことから、圧力を下げるため、中の水蒸気をプラントの外に放出する作業を行っていました。爆発はこの作業の過程で起きたとみられています。


東日本大震災】160人被曝の可能性 福島原発周辺で
2011.3.13 07:産経新聞
 経済産業省の原子力安全・保安院は13日、東京電力福島第1原発の周辺で約160人が被曝(ひばく)した可能性があることを明らかにした。

 被曝した可能性があるのは、国の避難指示を受け原発から10キロ圏内を出るために双葉厚生病院から移動して、同原発から約3・7キロ離れた県立双葉高校のグラウンドで救助のヘリを待っていた約60人と、原発での爆発後に福島県外にバスで避難した約100人。

 バスで避難していた100人のうち9人の放射線量を測定したところ、3人から通常を上回る数値が検出されたという。今後、160人全員の放射線量も調査するとみられる。



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セシウム検知「燃料冷やすしかない」 今中京大助教
2011/3/12 15:45 情報元 日本経済新聞 電子版 div/div.JSID_key_html
 今中哲二・京都大学助教 セシウムは核燃料が過熱していないと出ない。原発の外で検出されたことは原子炉を覆う圧力容器から漏れていたと考えられ、圧力容器の一部か冷却用の配管が損傷した可能性が高い。炉心が溶融しているかもしれない。原子炉建屋の外で検出される放射性物質のレベルが急激に上がるので、それが目安になる。

 過去の原子力事故としてはスリーマイル島事故と同じだ。溶けた炉心材料が格納容器の下にためている水と反応すると水蒸気爆発を引き起こす恐れがある。そうなるとチェルノブイリ事故に限りなく近づく。最悪の事態だ。

 原子炉の内部に水を注入して燃料を冷やし続けるしかない。

スリーマイル島事故と同じだ
スリーマイル島事故と同じだ
スリーマイル島事故と同じだ

チェルノブイリ事故に限りなく近づく。
チェルノブイリ事故に限りなく近づく。


 爆発が起きて建屋が崩壊した福島第一原発1号機の原子炉格納容器の中に、冷却するための海水を入れる作業が始まりました。

 同時に核分裂反応を抑えるためのホウ酸も注入しています。(12日22:47)

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福島第1原発3号機も冷却機能喪失 東電が緊急事態を通報
産経新聞 3月13日(日)7時27分配信

 東京電力は13日早朝、福島第1原発3号機が冷却機能を喪失したため、緊急事態として法に基づき国に通報した。冷却機能喪失は、第1原発1、2号機、第2原発1、2、4号機に次ぐ6機目。


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福島第1原発 放射線量再上昇で「緊急事態」通報 原発爆発
産経新聞 3月13日(日)11時20分配信

 東京電力は福島第1原発の敷地境界で13日午前、放射線量の値が再び上昇して制限値を超えたため、原子力災害対策特別措置法に基づく「緊急事態」の通報を国に行った。

 原発の敷地の境界では12日午後に一時、1時間に1015マイクロシーベルトの放射線量を計測。その後、いったん数値は減少したが、今朝8時20分に882マイクロシーベルトを計測した。法令が定める一般人の年間被曝線量の限度は千マイクロシーベルト。

 原発3号機では13日朝から、原子炉格納容器内の微量の放射性物質を含む蒸気を外部に放出する弁を開ける作業を行っていて、東京電力は数値上昇との関連を調べている。

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東日本大震災 専門家「非常に深刻」…福島3号機爆発恐れ
毎日新聞 3月13日(日)22時25分配信


拡大写真
福島第1原発1、3号機の構造
 東日本大震災に被災した東京電力福島第1原発(福島県)で、1号機に続いて3号機でも炉心溶融が発生した。さらに大量の水素が発生し、1号機のように原子炉建屋(たてや)が爆発する恐れが高まった。国の耐震基準をクリアし、「世界一安全」と関係者が胸を張った原発だが、相次ぐ重大トラブルに、菅直人首相も「憂慮すべき状態が続く」と述べた。前代未聞の状況をどう脱却するのか解決の糸口は見えない。【永山悦子、西川拓】

 ◇燃料棒、2メートル露出

 原発の燃料棒が溶ける「炉心溶融」は、スリーマイル島原発事故(79年、米国)、チェルノブイリ原発爆発事故(86年、旧ソ連)でしか起きていない。それが日本で相次いで発生したことになる。原子炉の燃料棒は通常、水中にあり、核分裂による熱が除かれる。だが、今回は原発の電源が落ちて水の循環が止まり、冷却できなくなった。その結果、水が沸騰して水位が低下、燃料棒が水面から露出した。

 東京電力によると、福島第1原発3号機は13日午後1~3時にかけて、4メートルある燃料棒のうち2メートル露出したという。露出して温度約700~800度に上がると、燃料棒を覆う被覆管のジルコニウムが水蒸気と反応して水素が発生する。この水素が、配管などから原子炉建屋に漏れ出した可能性があるとみられる。炉心溶融は約2800度で起きることから、炉内の温度はかなり高かったと考えられる。吉川栄和・京都大名誉教授(原子炉安全工学)は「高温になるほど反応が強い。長時間、長い燃料棒が水面から露出すると、大量の水素が発生することになり爆発の危険性が高まる。他原発も似た状況になる可能性は否定できない。非常に深刻な状態だ」と話す。

 政府によると、3号機はいったん真水を注水する作業が始まったが、給水ポンプにトラブルが発生。1号機に続き、設備を傷めて廃炉にもつながる海水の注入に切り替えた。

 他に福島第1の2号機も水位が下がった。福島第2原発でも1号機、2号機、4号機で異常が確認されるなど、計6基が十分冷却できていない。

 原発事故は、国際原子力機関が決めた8段階の尺度で深刻度が示されるが、スリーマイル島原発事故はレベル5、チェルノブイリ原発爆発事故はレベル7だった。今回の事故を原子力安全・保安院は暫定値として「レベル4」との見方を示した。吉岡斉・九州大教授(科学技術史)は「まったく異常な事態だ。非常に危険な事故で、この先も何が起こるか分からない」と話す。

 ◇電源確保にもろさ…ポンプ、冠水で動かず

 原発は、想定以上の規模の地震に見舞われても、原子炉を安全に停止させ、放射性物質の漏出を防ぐ「多重防護」が巡らされている。ある部分が壊れても別の仕組みで補い、致命的な事故を防ぐ「フェールセーフ」という設計思想を反映している。例えば、核燃料は合金製の被覆管や頑丈な原子炉圧力容器など「五つの壁」で、外部への放射性物質の拡散を防ぐ。だが、今回は「少なくとも10メートルの高さ」(東電)という津波で電源機能が失われ、多重防護が働かず、炉内の冷却や放射性物質の封じ込めに失敗した。

 原子炉は大地震発生時に、核分裂を抑える制御棒が自動的に挿入され、核分裂が継続する臨界状態から脱する。さらに緊急炉心冷却装置(ECCS)が働き大量の水を注入して冷やす。福島第1、第2原発では地震の揺れに対して、全10基が想定通り停止した。しかし、直後の津波は、各原子炉に2系統ずつある非常用発電機を動かすポンプなどの設備を冠水させ、注水に必要な電源が失われた。

 ECCSのほかに2系統ある注水システムが使えなくなり、消火用配管からの注水も手間取った。冷却手段を失った結果、炉内の温度や圧力が上昇し、福島第1原発1号機では原子炉建屋内にたまった水素が酸素と反応して爆発。建屋上部の壁を吹き飛ばし、放射性物質を飛散させる重大な事態を招いた。

 東電によると、非常用発電機は原子炉やタービンと同じ重要度で、もう少し標高の高い場所にあるが、ポンプなどは重要度がやや落ち、津波に冠水した。東電の小森明生常務は「あまりに想定外の高さだった。原発はかなりのタフネス(頑健さ)を持っていると思っていたが、電源の重要性を再度、しっかり考えなければならない。重い、厳しい教訓だと、率直に受け止めている」と唇をかむ。

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