天津で魚大量死、爆発の影響か 現場から6キロの川
【北京共同】中国天津市の大規模爆発の現場から約6キロ離れた同市浜海新区の川で魚が大量死しているのが20日、見つかった。中国メディアが伝えた。天津市環境観察センターのトウ小文主任は20日の記者会見で「既に現場へ人を派遣し、専門家とともに調査を始めた」と述べた。
現場周辺では爆発により化学物質が流出している。中国当局は「人体に明らかな影響を及ぼすような環境の悪化はみられない」(天津市)と繰り返し強調しているが、魚の大量死により住民らが一層不安を深めるのは確実だ。
2015/08/20 19:58 【共同通信】