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医大生・たきいです。

医大生的独言。

北海道新幹線開業記念黒ラベル

2016-03-21 23:59:10 | 医大生的生活



東医体は春の会議ラッシュです。関係者の皆様おつかれさまでした。来週もがんばりませう。医大生・たきいです。





ちょっと世間のせせこましさを忘れようと一瞬帰省します。この春多忙で帰らないつもりでしたが数日間でもメシつくるのが面倒くさくなったのが帰省の主な理由です。

やや久しぶりに東京駅から仙台駅まで新幹線。

北海道新幹線開業記念缶なのだとか。黒ラベル推しなわたくしですがこれうまいっす。

昼から飲んじゃう、春休みだもの。





(仙台駅東口の変貌ぶりが楽しみな人(笑))

とっておきのレジナビ利用法

2016-03-20 23:59:59 | 医大生的生活

終電間際の東京駅で電車を乗り換えながら、明日もここ乗り換える用事があるんだよなと自分が日本の中心で生きているかのような錯覚をしている春休みです。医大生・たきいです。





「レジナビ」という医学部生向けの集団就職説明会が東京にて。うちの大学の学生は事情的にほとんど参加していないので自分の大学の周りではほとんど話題にならないけれど、お土産がもらえたりしてなんだかんだ参加したら楽しいという話は他の大学から聞こえてきます。

そして楽しいのが他大の友達に会えるということのよう。狭い業界、知り合いと「おお久しぶり!」的な展開がいたるところで行われているのだとか。それ聞くとちょっと行ってみたくなりますね(笑)。他大の国試対策委員をしている友人も多く、お仕事としてレジナビに参加しなくてはならなくてダルい的なことを耳にしましたが、遠くの大学からも多く参加されているようで皆様おつかれさまでございます。

そこでわたくしのとっておきのレジナビ利用法。

自分は行かなくとも、東京に来てる友人たちと飲みにいけばいい。

久々に同窓会開けるんじゃないかと画策しましたが、大学でバスをチャーターして来ているところも多く、時間的にうまくいかず。残念。でも相手をしてくれる友達を見つけたので夜から東京へ。いわばレジナビ夜の部。

ヒールを履き慣れていない全力の田舎の女子医学生感、じつに好感が持てました(笑)。おつかれさま。

「荷物になるから」とレジナビの戦利品のおすそ分けをもらいました、あざす。




他大の話を聞くのも面白いですね。春から5年生ともなると、少しずつ将来のことをより具体的に考え始めるようになってきた模様です。ちょっと前まで「みんなで一緒に医学部合格しよう!」とか言ってたのに早いものだ。因みに、レジナビに参加してみて


「自分の大学の県の情報しか入って来ないから他の地域の話聞けてよかった」


とのことでした。再会に乾杯。また飲もうねと約束をして東京を後にしました。








(毎日ブログ書いているせいか「久しぶりな感じがしない」と言われることが多い人(笑))

第58回東医体閉会式わず

2016-03-19 23:59:59 | 医大生的生活

旭川医科大学の総合優勝で幕を閉じた第58回東医体。本日は閉会式でございました。関係者のみなさまおつかれさまでした。医大生・たきいです。










東医体の閉会式ってご存知ない方が多いでしょうけど、この通り結構ガチな会なんです。36年に1回しか各大学に回ってこないのであまり知られてはいませんが、「運営本部」の仕事は多忙を極めます。2年生から5年生までの間、足掛け4年仕事をしてきた医学生たちがいます。こうして毎年の東医体の運営は成り立ってきたわけです。運営本部長のご挨拶は感慨深いものがありました。




優勝杯は旭川医科大学へ!
代打で優勝杯を受け取らせていただきました!笑

同じ年の西医体の運営委員会は大阪市立大学医学部のみなさんで、東医体の閉会式にはるばる3名の方にお越しいただきました。ありがたいです。お土産までありがとうございました。
西医体は44年に1回、東医体は36年に1回、しかもその年に4年生ではないと当たらないというレアな仕事で医学部の学生の中でさえもあまり知られていないものですが、幸か不幸かその仕事にあたってしまった東西それぞれの大学に縁を感じずにはいられません。
東も西も無事に大会が終了できたようで嬉しく思います!

わたくしも少々お仕事をさせていただきましたが、巨大な大会の運営に携わることができて勉強になったことも多かったです。第58回東医体にご尽力いただいたすべての方々に感謝申し上げます。








(全て終わったとみせかけて21日も千葉で東医体の会議がある人(笑))

「東医体頑張ると国試がヤバい」はガセだった!?

2016-03-18 19:07:01 | 人気記事

「【第58回東医体】全大学総合結果ランキング【旭医秋田慶應】」が北海道・東北地区でややバズりを見せる中、本日は医師国家試験の合格発表でございました。合格された先輩方誠におめでとうございました。東医体のことを考えながら国試の合格発表……となっては気になってしまいましたよ。「東医体を頑張ると国試がヤバい」って嘘なんじゃないかと前から思っていたんですよね。優秀な医学部の学生っていうのは、部活に全力を注ぎつつも試験とかもなんとかしてしまうものです。むしろ最後まで東医体に参加するタイプ人の方が国試落ちないんじゃないか……。またつまらんことに時間を使ってしまったと出来上がったブログを読み返しながら後悔しております(笑)。医大生・たきいです。



INTRODUCTION
医師国家試験合格率は毎年9割程度であるが、不合格者のリスクファクターとして

・男性であること
・東医体/西医体に参加してしまうこと


が挙げられることが多い。TECOMのHPによると、確かに毎年女性の方が合格率が高い。そこで今回は、まことしやかに囁かれている「東医体を頑張ると国試がヤバい」という説の真偽について検証する

METHODS
TECOM社のHPより、過去3年分(108回~110回)の東医体参加大学36大学の国試合格率を集計した。合格率としては新卒の結果を用いた。
東医体の成績としては、各校参加人数1年分と各校獲得ポイント3年分を用いた。
「110回合格率と東医体参加校数2015」「110回合格率と東医体獲得ポイント2015」「109回合格率と東医体獲得ポイント2014」「108回合格率と東医体獲得ポイント2013」のそれぞれにPearsonの積率相関係数を用いた。

RESULTS
●第58回東医体各校参加人数と国試合格率とのPearsonの積率相関係数:r=0.34(元データは割愛)
⇒2015年度における各校東医体参加人数と110回国試合格率とは弱い正の相関があった(r=0.34)。

●110回合格率と東医体獲得ポイント2015

⇒2015年度における各校東医体獲得ポイントと110回国試合格率とはほとんど相関はみられなかった(r=0.02)。

●109回合格率と東医体獲得ポイント2014

⇒2014年度における各校東医体獲得ポイントと109回国試合格率とは弱い正の相関があった(r=0.30)。

●108回合格率と東医体獲得ポイント2013

⇒2013年度における各校東医体獲得ポイントと108回国試合格率とは弱い正の相関があった(r=0.29)。





DISCUSSION
東医体に参加すると国試に落ちやすいという傾向は一切認められず、むしろ東医体で好成績を残す大学の方が国試合格率も好ましい傾向のある年もあった(2014年、2013年)。合格率の高い医師国家試験においては、「如何にして落ちないか」の戦略を立てる試験ともいえる。部活動が盛んな大学のほうが学生間の結びつきが強く、成績不良の学生が同級生や部活の仲間に助けられやすい傾向があることが仮説として考えられるかもしれない。

ただし本研究ではいくつかの点において議論の余地がある。
1.東日本しか検討していない
  医学部は全国に80校で、東医体参加校数はおよそ半数の36校である。国試不合格のリスクファクターと言われているのは東医体よりもむしろ西医体という噂もあるくらいでこの点は今後の検討課題である。
2.個人単位での検討を行っていない
  究極的には全国の医学生個人の6年生時の東医体/西医体の参加状況と国試の合格状況とを天秤にかけたほうがより妥当性の高いデータを得られることは明らかだが、情報の収集が困難、また倫理的に問題があるために実施を見送った。
3.東医体トップ常連校の国試合格率が高い傾向
  慶應義塾大学医学部、秋田大学医学部等は例年東医体で他校を凌駕するほどの成績を残しており、毎年新卒国試合格率も高い。これらの大学が「はずれ値」として相関係数を大きく正に傾けてしまっている可能性がある。
4.年度毎の比較に関して
  本研究においては、同じ年度の東医体の成績と国試合格率とを比較したが、それぞれの中心となる学年が異なる可能性が高い。一般に部活の幹部は4年生が務めることが多く、5年生以降は部活を引退する者も少なくない。もちろんベテラン6年生が大活躍して勝利に貢献というパターンも結構あるようだけれど。ある年の国試合格率と比較すべき東医体の成績はその2年前の年のものであったかもしれない。ましてやどの大学も同じ大学とはいえでも学年ごとにカラーが結構違っていることもあるわけだ。
5.全員東医体にエントリーしているわけではない
  各大学東医体の参加率は6~7割程度であり、東医体に参加していない医学生も少なくない。東医体不参加の群との比較の考察ができていない。
6.天はニ物を与えてしまっているだけかも問題
  成績優秀な医学生は運動もでき、東医体で入賞するような人は欠点のない人だらけ、そして大抵こういう人はイケメンというのが本質であれば世の中の不公平さを恨むしかない。
7.「東医体を頑張っちゃうと」の言葉の意味
  6年生にもなって東医体に参加するなんて、という意味だという話もあるがその点は今回は考慮していない。

CONCLUSION
東医体参加が国試不合格のリスクファクターであるとは言い切れなさそう
ただし結局は国試も部活も個人の問題な気もするので、全国の医学生の皆様におかれましては勉強に部活にバイトに恋に、より充実した大学生活を送られることを祈念いたします。





(運動部に入っていないのでガチ運動部の方々を尊敬している人)

【第58回東医体】全大学総合結果ランキング【旭医秋田慶應】

2016-03-17 23:59:59 | 医大生的生活
3月17日に、田沢湖スキー場にて開催された第58回東医体スキー競技が幕を閉じた。冬季競技のアイスホッケー競技、スキー競技が終了し総合順位が発表された。あなたの大学は順位は如何に? 3月19日(土)には、栃木県宇都宮市にて閉会式が挙行される予定だ。それでは順位を見てみよう。医大生・たきいです。

【第58回東医体総合結果】
総合優勝 旭川医科大学(夏季3位、昨年3位)
古豪・旭川医科大学が11年振り4回目の総合優勝!王者慶應の5連覇を食い止めた。
旭川医科大学(医学部〈医学科〉) (2016年版大学入試シリーズ)
教学社編集部
教学社

総合準優勝― 秋田大学医学部(夏季2位、昨年2位)
毎年総合優勝を争う秋田大学医学部は2年連続の総合第2位。女子部門では堂々の第1位。筆者の友人も多いので他人事ながら嬉しいです笑
秋田大学 (2016年版大学入試シリーズ)
教学社編集部
教学社

総合第3位 慶應義塾大学医学部(夏季1位、昨年1位)
夏季競技でダントツの力を見せた慶應義塾大学医学部だが、北海道・東北勢の冬季競技の追い上げに惜しくも敗れた。東医体史上初の5連覇ならず。
慶應義塾大学(医学部) (2016年版大学入試シリーズ)
教学社編集部
教学社

4位 信州大学医学部(夏季4位、昨年7位)
2017年度東医体運営本部の信州大学医学部は競技でも上位進出の充実ぶり。今後の活躍にも期待したい。

5位 北海道大学医学部(夏季7位、昨年8位)
6位 東北大学医学部(夏季5位、昨年13位)
5位争いは北の旧帝大対決。競技主管を数多く勤め上げた東北大学医学部が夏季競技終了時点ではリードしていたが、北大の冬季競技の追い上げには目を見張るものがあった。

7位 順天堂大学医学部(夏季6位、昨年5位)
8位 群馬大学医学部(夏季8位、昨年6位)
昨年度東医体運営本部の群大、運営部の順大は堅実にベスト10入り。

9位 筑波大学医学群(夏季14位、昨年4位)
9位 札幌医科大学(夏季17位、昨年8位)
夏季競技で大きく順位を落とした札医は、冬季競技で怒涛の追い上げ。ベスト10入りを果たす。

11位― 北里大学医学部(夏季9位、昨年11位)
12位 岩手医科大学医学部(夏季10位、昨年26位)
12位― 新潟大学医学部(夏季10位、昨年12位)
14位 自治医科大学(夏季12位、昨年19位)
第58回東医体運営本部が設置された自治医科大学。お役目終了まであともう一息です。皆様本当にお疲れ様でした。

14位 埼玉医科大学(夏季18位、昨年22位)
16位 山形大学医学部(夏季13位、昨年18位)
17位 東京女子医科大学医学部(夏季15位、昨年19位)
18位 福島県立医科大学医学部(夏季16位、昨年22位)
18位 弘前大学医学部(夏季21位、昨年17位)
20位 昭和大学医学部(夏季18位、昨年33位)
20位 日本医科大学(夏季18位、昨年30位)
22位 山梨大学医学部(夏季22位、昨年26位)
23位 横浜市立大学医学部(夏季23位、昨年36位)
24位 東京医科大学(夏季24位、昨年14位)
25位 杏林大学医学部(夏季28位、昨年16位)
25位 聖マリアンナ医科大学(夏季25位、昨年10位)
27位 日本大学医学部(夏季26位、昨年25位)
27位 東海大学医学部(夏季26位、昨年28位)
29位 東京大学医学部(夏季28位、昨年24位)
30位 千葉大学医学部(夏季30位、昨年15位)
来年度の主管は千葉大学医学部。既に本格的にお仕事が始まっていますが、今後とも頑張ってください。
31位 獨協医科大学(夏季33位、昨年21位)
32位― 東京慈恵会医科大学(夏季31位、昨年32位)
33位 防衛医科大学校(夏季32位、昨年35位)
34位― 東京医科歯科大学医学部(夏季34位、昨年34位)
35位 帝京大学医学部(夏季35位、昨年28位)
36位 東邦大学医学部(夏季36位、昨年30位) 
以上、第58回東医体HPより改変

全競技無事に終了いたしました。関係者の皆様、本当にお疲れ様でした。






(個人的にはまだまだ仕事が終わらない人(笑))