医大生・たきいです。

医大生的独言。

「ものの歩」を読んで

2016-01-16 15:11:10 | 読書感想文

最近マンガの書評多めな気がして、知性の低さが露呈しているような気がしますが細かいことは気にしません。活字の本も結構積ん読してるんでそちらも切り崩していきたいと思う限りです。医大生・たきいです。




さて、本日ご紹介したいのがこの一冊。


ものの歩 1 (ジャンプコミックス)
池沢 春人
集英社



要領が悪く、周りから否定され続けてきた高校一年生・高良信歩。彼の引っ越した下宿先は、なんと“将棋のプロ”を目指す人たちが暮らす場所だった。将棋に触れ、楽しさを見つけた信歩が歩む、全力青春将棋譚開幕!!
(1巻背表紙より引用)

風丘みなとちゃん(表紙左の女の子)の胸が大きくて気になくてマンガ本ポチってしまったという事情はさておき、ジャンプに将棋マンガですよ。本当に時代が変わったものだと思います。このマンガ読んで将棋始めてくれる小学生とかいるんだろうなと思うと胸が弾みます。

最近の将棋を題材にしたマンガはどれも将棋の局面の構成がしっかりしています。大昔のマンガ(「月下の○○」とか…)はマジでありえない局面が平気で描かれていましたからね。「ものの歩」の将棋の局面作成は今をときめく人気棋士のハッシーということで、細かいところも実に安心できるというわけです。

将棋のプロを目指すには、奨励会というプロ棋士養成機関に入会して、そこで勝ち抜かなければなりません。小学生の頃の友達に本当に一回も勝てなかっためちゃくちゃ強い人がいて、彼みたいな人がプロ棋士になるのかなと当時は考えていましたが、その彼も奨励会の中で夢破れました。奨励会って化け物の集いなのです。年間にたった4人しかプロになれない非常に狭き門。東大に入るよりずっと難しく、天才しかプロになれないという話は有名ですが、そこで揉まれているのが「ものの歩」でも描かれる奨励会員です。

その奨励会のことも描かれる作品のようです。厳しい闘いの世界、そこに見えてくるものとは。今後にも期待であります。






(睡眠時間長めな休日な人(笑))

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