医大生・たきいです。

医大生的独言。

診療所の備品でもできちゃうBulky dressingをマスターしたよ

2017-01-30 23:59:59 | 医大生的生活

うちの大学の選択BSLは4週間で、必修の倍の期間。始まる前までは無限に学べるじゃないかという感じで構えていましたがあっという間に最終週になってしまって、小学1年生の夏休みから繰り返してきた未来の時間を正確に把握できないという過ちを20代半ばになっても繰り返しております。医大生・たきいです。




将来役立つ実践的な内容をたくさん教えてもらえます。今日はbulky dressing。

主な適応は、
 ・手の熱傷
 ・手の広範損傷
で、手を癒着させず良肢位を保つことを目的として行われます。

必要なものはたったこれだけ。
 ・ガーゼ(10枚入り)
 ・包帯
 ・テープ
さえあればできるので診療所でもできちゃうという優れもの。


“bulky”っていう単語は恐らく「はじめまして」だったのですが(笑)、調べてみると

bulky【形】
かさばった、(重さの割には)大きい、(大きすぎて)扱いにくい
<weblio英和辞典より引用>


できあがったときの厚ぼったい感から名前が来ているようです。

先生にお手本を見せてもらって、さあおれたちもやってみよう。それでは、埼玉出身の同級生のご協力による私の左手をご覧ください。左手でお願いしたのは、右手で写真を撮りたかったからです。さすが同級生たち、「あ、ブログネタだ」。すかさず。



指の間に一回折りたたんだガーゼを詰めていきます。人間の手には4つの指間があるわけで、

2×4=8(枚)

のガーゼをここで使います。余った2枚は手の平に置いてあげるのもよいようで……


包帯で巻き巻き。


このように親指を通すのがポイントです。


できました。

良肢位には安心感があります。包帯を適切に巻けばキツくはなく、手がギュッと抱擁されているかのような感覚があります。

bulky dressingがスラスラできると医者っぽくてカッコいいですね。やり方忘れたらこのブログ見返そう。笑






(こんな教育的なブログ初めて書いた人(笑))
医大生的コラム。医大生・たきいです。

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