仙台の実家にあられる父君様とお話申し上げていたら、「汝のブログにてよく話題にのぼる部屋の掃除やらというやつはそれが非日常であるようで実に滑稽で情けない」と父君は仰った。そんなこと知ったことではないと構わず惰眠を貪り続けたらいつの間にか送還の刻へ。帰省のときはいつもこんな感じです。いや、大学いるときも割と寝てるか。医大生•たきいです。
ところで仙台に観光に訪れた人はどんな感想を抱くのかと時折首を傾げる。仙台駅構内を歩きながらそんなことを思った。仙台駅でお土産を買っている観光客を見ると、大した観光地なかったでしょごめんねとついつい思う。仙台は東北各県とのアクセスがよいので拠点として宿泊するにはまずまずかもしれないが、そうした玄人的な旅をしている人も少ないであろう。きっと大方は仙台単品で来ちゃった勢かもしれない。それでも牛タンだの笹かまだの萩の月だのお土産業界も観光地に乏しい割には頑張っているように見受けられる。せめてものおもてなしとでも言うべきか。
他県の人と話していると仙台の高校は修学旅行のないところが多いというと驚かれる。うちもと言ってくれたのは鳥取くらいだ。だから修学旅行の記憶ということになると中学校の東京まで遡らなければならないのだが、仙台東京間も新幹線の早いやつに乗ってしまえばかなり近いので、東京初めてという生徒もほとんどいないというのが現実であり、修学旅行を通じて強烈なインプレッションというのを経験したことがない。
では仙台に修学旅行に来てしまう学校というのはどこなのかと不思議に思って、思い出したときに聞いて回ると関西地区が多い模様。感想を恐る恐る聞いてみると、
「仙台めっちゃ都会やん!」
という声が大多数を占める。大阪神戸とかに仙台が敵うはずもないのだが、根底として東北が見下されている気配が見え隠れする。確かに我々は西の皆さん方に対して引け目を感じることも多いからちょうどいい塩梅なのであろう。
意外に都会な仙台。意外にという副詞は通常なら失礼な響きを帯びるところであるが、そこにえもいわれぬ嬉しさを感じてしまうところが仙台人な気がする。説明は難しい。ひとまず、牛タン屋に何軒か行ってみてすぐさま帰っていただくのが仙台を満喫する一番の方法であろうと静かに提言してみよう。
(友達のバイト先に遊びに来てみた人(笑))
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