医大生・たきいです。

医大生的独言。

医大生的炎上論

2015-06-25 23:59:59 | 医大生的生活

「腹部エコーをレジさんにやってもらったら俺見事にFatty Liver―脂肪肝―だったわ☆」

と明るく言っていた同級生と一緒に、そのあと実習終わりにニンニクたっぷり油たっぷり系のラーメンを食べに行きました。おれ大丈夫かな…。医大生・たきいです。




かなり勉強を教わっているレジさんの先生に、ついにブログを読んでいただきました(笑)。「医大生・たきいです。」というブログの存在は知っていても読んだことがなかった、って冷静に考えてなんだか芸能人的な扱いです。それからチームで夕方の回診が終わってからなぜかブログの話題に。チームカンファの議題は「この時代に不用意に情報を発信する危うさについて」です。笑

ブロガー女王のはあちゅうさんなんかはブログは炎上してなんぼと思っているはずですが、個人的に医学部生個人のブログは立場上炎上したらまずいとは思っています。炎上というのは往々にして曲解されて受け取られているケースがほとんどではないでしょうか。

はあちゅうさんは、ネットで顔公開が珍しい時代に「ブスが顔出すな」と言われてショックを受けたので、開き直って「日本のブス代表として頑張る」と言っても、今度は「普通の顔なのにブスっていうのは本当のブスに対して失礼」と叩かれたという話をよくされていますが、この一連のやりとりだって、捻じ曲げて受け取られているということに終着するはずです。

ブロガーは炎上して打たれ強くなる、だなんてブロガー界に足を突っ込んでいる筆者はよく耳にしますが、立場上炎上するわけにはいかないですから、医大生ブロガーというのも難しいものです。

ただ、書いていいこと/わるいことを識別する能力は、書くことでしか培われないというのが持論であります。情報化社会においてはネットから疎い医者のほうが逆に危ういのではないでしょうか。個人情報扱いまくりの環境で勉強させていただいているので、今まで以上にブログの内容には気を付けなければなりません。少なくともベッドサイドの話題は一切出さないのが基本でしょう。こういったことは書いちゃいけないんだと普段から意識していることで、こうした能力が鍛えられている実感があります。



「この業界は話題に事欠かないからねぇ」

とチューベンの先生が急にブロガー的視点からの発言を(笑)

分かります。だけども、そういった話題の分別が付くのはベテランドクターだけでしょう。ネタは心の中にしまっておいて、第一線を退いた数十年後に小説書きおろして本屋大賞でもかっぱらうことをお約束しますので、それまで秘めておきます。

刑法134条の守秘義務。忘れてはなりません。





(風呂場で隣にいた後輩から「たきいさん今日ニンニク食いました?」と聞かれてゴメンってなった人(笑))

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