明日から5月らしい。4月の最終日はどうも頭が重い。所謂風邪というやつか。頭がかち割れそうであるものだから、実家の勉強机に座る体力があるはずもなく、らくがき帳に「細胞の分化」とだけ殴り書きしたところで勉強が終了しているのが実に惨い。帰仙する前までは、生物にとどまることなく韓国語の勉強も頑張って濃音を発音できるようになるぜと希望に燃えていたが、当時のやる気は熱で火照った己の身体に打ち砕かれる。ほとんど寝たきり生活である。のどが痛むが、そんな時にはとっておきの方法がある。酢を希釈してうがいするのである。確かなぜだか予備校の英文法の授業中に教わったのだが、効果はてきめんだ。風邪の対処には酢でうがい。あなたもお試しあれ。医大生・たきいです。
さて、只今宮城に帰省中なわけであるが、第一感として思うのは、水道の水がうまいということである。うますぎてがぶがぶ飲んでしまう。兎にも角にも仙台の水はうまい。自車校の路上教習中に目に入った仙台市の水道局の建物の看板に「うまい水仙台」とかなんとか書いてあって、「ほんまかいな」とよそ見して教官に怒られた記憶があるが、あの文句は偽りではないとわたくしは断言する。
栃木というか首都圏の水はどうも苦い気がするのである。のど元に感ずる飲み込みたくないと思う嫌悪感。キャンパスとかいう大学の隣の店で、飲みたくもないのに先輩から注がれるあのこがね色の液体に対する嫌悪感と通ずるものがある。口に含んだ時に無意識のうちに体が抵抗しているのである。
かかる気持ちを持つものだから、2L88円のミネラルウォーターを大学そばの日用品店で購入してくる自分。とはいえ、ミネラルウォーターをわざわざ購入している友人はそう多くはない気がする。他人の買い物に注目したことはそう多くはないから詳しいところはわからないけれども。嫌いな食べ物なんてそう多くはなく、食べ物に特にこだわりもない自分がなぜわざわざ水を買うのか。
きっと仙台の水に慣れてしまったからであろう。壱高の強歩大会で一度訪れたことのある大倉ダムから流るといわれる自宅の水。豊かな自然の育んだ水が都会の水をわたしに拒ませる。
しかしながら、うまい水の味を覚えてしまい水の出費がかさむことは果たしていいことか悪いことか……
(3月中に頑張って自動車免許取っちゃってて本当によかったと思う人)
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