セリ科、Apiaceae、オランダミツバ(アピウム)属、西ヨーロッパ原産、多年草、
学名:Apium nodiflorum、
英名:Fool’s-water-cress、Poor man’s Watercress、
葡名:Rabaça、Rabaças、Salsa-brava、
2013年5月23日、ポルトガル、エストレマドーラ地方で撮影、
アピウム・ノディフロルム Apium nodiflorum の花。西ヨーロッパの固有種。
7月と8月に開花。
花は非常に小さく白色で、花弁は5枚。
溝や川などの縁に生育。アピウム・ノディフロルム Apium nodiflorum でした。
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(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名のケルト語の apion(=水)を語源としている。種小名は「節上開花の」の意。
アピウム・ノディフロールムはセリ科の多年草である。本種は、概して水辺に自生する野草である。草丈は 100㎝ 程度となる。茎は概して斜上し、やがて分枝をして後に直立することが多い。つまり、横方向へと広がりを見せてから全体的には盛り上がった草姿となる。茎には陵があり、中空で、各節部では膨らみを見せる。葉は鮮やかな緑色の奇数羽状複葉で、楕円状の小葉を 2~8 対持つ。葉の表面には光沢がある。6~8 月頃、葉腋から散形花序を出し、白色で径 2㎜ 程度の 5 弁花をつける。花後には長さ 2㎜ 程度で濃褐色の卵形果実をつける。本種は、国際自然保護連盟(ICUN)により近い将来絶滅を懸念される(LC)に指定されている。(GKZ植物事典より)
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