キク科、Asteraceae、クラセア属、ヨーロッパ、イベリア半島原産、多年草、
学名:Klasea baetica subsp.lusitanica
2014年6月5日、14日、2015年5月5日、11日、2016年6月1日、2018 年 5 月 23 日、28日、6 月 6 日、2020年5月28日、ポルトガル、コスタ・アズール地方で撮影、
クラセア・バエチカ・ルジタニカ Klasea baetica subsp.lusitanica の花。
種小名の baetica は綿ネルの様なという意味。葉の表面がネル状。亜種名の lusitanica はポルトガル特有のという意味。
スペインではマラガとグラナダで発見されているが、絶滅危惧種に指定されている。
標高 300m から 1400m あたりで生育する。
クラセア・バエチカ・ルジタニカ Klasea baetica subsp.lusitanica でした。
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(GKZ植物事典より)和名は学名の音読みから。属名はリンネの弟子で、18世紀スウェーデン人医師 Lars Magnus Klase への献名。種小名は「アンダルシア地方の」の意。亜種名は「ポルトガル固有の」の意。
クラセア・バエティカ・ルシタニカは、キク科の多年草である。本種は、イベリア半島の標高300~1400m程度の地に自生の見られる野草である。草丈は10㎝程度となる。根出葉は長楕円形で、縁部は不規則に大きな鋸歯状と化し、ロゼットを構成する。茎葉は、上方に行くに連れ小葉となり、葉幅も狭くなるが、縁部には刺状の突起を持ち、茎に互生する。5~6月頃、茎頂に径3㎝程度で桃紫色の頭花をつける。 (GKZ植物事典より)