山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

ルノー栄光のスポーツカー

2019-06-12 22:11:34 | 自動車・エンブレム

 

                       

スーパーカー「デ・トマソ」の近くに、ルノーのスポーツカー「アルピーヌA110」があった。1960~70年代でモータースポーツを牽引した軽量のスーパーカーだ。フロントエンブレムは今の剛毅なルノーからは考えられないほどの控えめなシンプルデザインだった。あまりに小さくて車のそばまで行かないと確認できない。そのせいか、ボディにはルノーのエンブレムをでっかく見せつけている。

            

 最初は車種をアルペンと呼んでしまったが、フランス式に「アルピーヌ」と呼ぶのが正式なのだ。そこには世界ラリー選手権(WRC)やル・マン24時間レースでも優勝するなど、たくさんの戦績を残すほどの技術力と戦意が込められている。ルノーは一時国営になったこともあり、今でもフランス政府が大株主なのは、前会長のゴーン問題ではじめて知った次第だ。

 

         

 アルピーヌには丸型のヘッドライトが4灯あるが、この車には6灯もあった。このオールドカーをモデルに2017年に「新型A110」を復活するなど鼻息も荒い。ニッサンを含め従業員が30万人ともなるヨーロッパ最大の自動車会社・ルノーの動向が世界の車の今後を占う。

 

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