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山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

台風直撃だったら大変だ

2015-07-17 19:13:57 | できごと・事件
 台風の大雨で農作業はしばし中断。
 雨のご機嫌を見ながら、キュウリやトマトの誘引をしたり、収穫もギリギリまで行う。
 隣の師匠からナスをいただく。

                                      
 近所の川の様子を見に行く。
 台風が直撃していたら水位があと2mはいっただろうと思われる。
 それにしてもこの濁流に飲み込まれたらとても助からない。

                              
 畑に雨のたまり場ができて流れができていた。
 となりが道草山なのでかなりの雨量が流れてくる。
  茶畑の石垣の隙間からはどくどくと雨水が流れ出る。

                
 山は雨水の保水地でもあるのがわかる。
 国道は雨量による全面通行止めとなったが、昼前には解除となった。
 いまだ断続的な雨が続いている。
 急峻な地形の日本は、この雨で生き物や滋養が流されてしまう。

          
 しかしそこに、森や田んぼがあることでそれを食い止めてきた。
 つまり、自然と人間とのコラボが成立していた。

 日本人は長い歴史をかけてそれを持続してきたが、近代になってから緑を削り農薬・公害をまき散らし、経済成長して現在がある。
 しかしそうした開発や進歩が、人間の幸せ感を増大してきたのだろうか。
 文明やテクノロジーが進歩しているにもかかわらず、ますます人間は忙しさと不安感から脱出できないでいる。
 
 
コメント
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