山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

11月の尾上ガーデン

2012-11-11 20:56:01 | 植物
久しぶりに尾上ガーデンを訪れた。
 庭は紅葉に向かってどんどん赤みが増してきているように思われた。
 そんななか、地上にはリンドウの青い花があちこち群生している。
 とりわけ、「ツルリンドウ」は茎を伸ばして花を多く咲かせている。

 
 すくっと直立している「リンドウ」もちらほら見えるが、種類も複雑で同定が難しい。
 リンドウが秋の七草にないのはおかしいくらいだ。

       
 様々な野菊が咲いているが、ヨメナ以外では、「リュウノウギク」が多いように見られた。
 葉をちぎって匂いを嗅ぐと樟脳に似たにおいがする。

              
 まだ、「ヤマジノホトトギス」が咲いていた。
 いわゆる「ホトトギス」も咲き誇っていたが、いかにもどぎつい感じだ。
 「ヤマジノホトトギス」の控え目な色合いが日本的だ。

                       
 独特な花菅の長い「セキヤノアキチョウジ」(シソ科)の青も見逃せない。
 秋は青色の花が多い感じがする。
 花柄が長いのが特徴だ。

            
 在来の山野草の多い尾上ガーデンにも外来種の「ヒメツルソバ」(タデ科)が侵入している。
 けっこう奥山にも都会にもなじんでしまったが、花は意外にコンペイトウみたいにかわいいし、葉は草紅葉になっている。

 尾上邸の長蔵寺の里山風景は見事だ。
 その日本的な「サトヤマ」を借景にまもなくコンサートが始まる。
 
                       
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする