山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

天竜秋の野草散策

2012-11-05 19:32:57 | 植物
 天竜の巨木散策と同時に、貴重な野草もそぞろ散策した。
 ハコベの花かなと一瞬思ったほど小さな「キッコウハグマ」(キク科)の群落を発見。
 葉は亀甲型というが、ハート型に近い。
 花もよく見ると卍型なのだ。
 10cmほどの高さしかないので、じっくり見ないと探し出せない。

  
 「ダイモンジソウ」(ユキノシタ科)の群落を偶然発見した。
 以前、高山に登ったときに見たことがあったが、中山間地では初めて出会う。
 道路際のわりにはなんとか略奪されていないのがさいわい。
 山野草愛好者には人気がある。

  
 「アキノキリンソウ」(キク科)もそろそろ終盤のようだ。
 シシウドに似ている「シラネセンキュウ」(セリ科)が岩盤にしがみついていた。

 
 野菊は多数の種類があってなかなか覚えられない。
 「リュウノウギク」(キク科)の葉は、樟脳のような「竜脳」香に似ているところからつけられた名前という。

 書を捨て、欲を捨て、野山に行こう。
 すると、ほんとうの人生が見えてくる。  
コメント
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