山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

アミメケンモンの蛾に人面が!?

2011-07-05 22:00:11 | 生き物
 夜は小さな蛾がわが家の明かりに集まって運動会。
 そんななかで、背面の翅が網目状で、先端に人面らしき模様のある蛾「アミメケンモン」がいた。
 山の公衆便所・自販機・街灯に集まる「ヤガ科」の蛾ということだ。
 田舎暮らしをしてみての発見の一つは、蝶より蛾の種類がじつに豊富であるということだった。
 人気のない排除・差別された蛾は、図鑑さえ市販されていない。
 もう少し、スポットを与えてあげたい。
 
 明治時代、菌類の研究で世界の先端を研究していた南方熊楠(ミナカタクマグス)の伝記をいま読んでいるが、最近やっと、菌類の役割が注目されている。
 それと同じように、蛾もこれから注目の分野だと思う。

 したがって、「アミメケンモン」についての詳細がまだ研究されていない。
 それでも、人面と怪しいラインのコートをはおって、アミメケンモンは必死に生き残り戦略を貫いているのである。
 拍手を送りたい。 
コメント
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