原題「Alarm für Cobra 11- Dei Autobahnpolizei/アラーム・フォー・コブラ11-アウトバーン・コップ」
ドイツ・RTL製作ドラマ 2002年にドイツで放送された作品。(日本未公開)
第5シリーズ 第17話(Folge79)「Der Kleine(直訳=小さな子)」
(Season6 Episode1 2002年4月18日放送)
出演 エルドゥアン・アタライ(ゼミル・ゲーカーン) レネ・シュタインケ(トム・クラニッヒ)
勝手なあらすじ(DVDに掲載してあるあらすじを機械翻訳にかけ、観賞した後の印象から)
アウトバーンを走行していた、ペーター・シュミット。後続車の存在に気がつき、同乗していた息子のローベルトを隠れさせ、その車から必死に逃走する。だが、後続車はシュミットの車をとらえ、丘の下へ突き落とした。
後続車に乗っていたのは、マフィアの殺し屋デディック。止めをさそうとするも、爆発の危険があると知り、その場を離れた。
トムとゼミルは連絡を受け、事故現場へ。
運転手と同乗者が病院へ運ばれた事を聞き、事情を聞きに向かった。シュミットは重症、息子のローベルトはまだ幼く、ショックで怯えていた。
トムはどうにかローベルトをなだめ、事情を聞き出そうとするのだが。
勝手な感想(自分の思い込み多々)
ある意味、面白い回だった。
二人の掛け合いとアクションが満載の演出だったから。
物語は、単純。
シュミットが殺し屋から命を狙われているのは、(詳しいファンサイトさんのあらすじ解説によると)マフィア関係の証人台へ立ったから。
身分を隠していたのに、バレてしまい、情報漏れが発覚する。
では、いったい誰が?という展開。
「コブラ11」ファンだったら、いくつかのパターンのそれだと分かると思うので、これ以上は物語にふれないでおくことにしよう。
この少年の保護を自主的にするトムとゼミル。
病院で襲われたのを偶然にも救った二人は、一晩彼を保護したいが、病院では二人が泊まれない。
そこで考え付いたのは、アンドレアの家。
眠気眼に、「なんで私の家?」みたいに
一旦ドアを閉めるアンドレアが可愛かった。(笑)
それでは、今回のゼミルはといいますと。
少年を一人で寝かせ、トムとゼミルは一つのベッドへ。
そして、掛け布団の取り合いになる二人。
ゼミルが独占してしまいそうになると、トムはゼミルに背後からそっと抱きつく。(爆)
お茶目だ~トム~!!
迷惑というか気持悪いみたいな顔をするゼミルが最高!!
「分かった、わかった。お前にやるよ」という感じに布団を渡すゼミルがたまらなく好きだった。
そして、明け方の銃撃シーン。
あれ?いつの間に二人の位置が?
というマニアック目線は後にして、
犯人に襲われた後に飛び出していく二人が対象的で楽しかったのだ。
ベッドに睡っていたので、足下は靴下。
ゼミルはそのまま部屋を出て行き、
トムはちゃっかり靴を持って出て行く。
暑に帰って来たゼミルの足下は、長靴!!(爆)おこちゃまか!
さり気ないオチが最高だった。
(ちなみに、アンドレアが少年と共に二人の上着とゼミルの靴を持って出勤してきてくれました)
そして、アンドレアの失態で少年が犯人に誘拐されてしまい、
責任を感じて泣き出すアンドレアを慰めるゼミルが素敵だった。
「彼が死んだらどうしよう?」というアンドレアに「大丈夫、そんな事はないから」と抱きしめるゼミル。
彼の優しさが輝いていたシーンだったなあ。
ラスト。
木材加工の場所でのアクション。
ゼミルがいつも外している上着の前をどうして閉めているのかと思ったら、アクションのふりだった!
木材に留められてしまったゼミル。
木材を切り刻む機械が彼の頭を掠めて・・・。
いや~ハラハラしたシーンだったぜ。
そうだ!
オープニング、サングラスをかけたトムが「トム・クルーズみたいだろ?」って言ってなかった?
彼よりかっこいいぞ!思ったのはichだけだろうなあ。
ゼミルは苦笑してたけどね。(爆)
掲載日 H21.3.3