「アラーム・フォー・コブラ11 シーズン10 第6話」
*ネタバレなしの感想日記は、こちらから。
注意事項:
ここでは、ドラマの結末を書いています。
まだ、鑑賞してない方はお止め下さい。
すでに鑑賞している方、またはネタバレが別にかまわないと思われる方だけ読んでください。
原題「Alarm für Cobra 11- Dei Autobahnpolizei/アラーム・フォー・コブラ11-アウトバーン・コップ」
ドイツ・RTL製作ドラマ 2005年にドイツで放送された作品。
第10シリーズ 第10話「死に直面して」 (日本語字幕)
(2013年 DVD発売)
出演 エルドゥアン・アタライ=ゼミル・ゲーカーン レネ・シュタインケ=トム・クラニッヒ
勝手な結末(自分の解釈の上でのストーリー)
インターネットの出会い系サイトを使い、ハンドルネームが「ふたご座」まで分かったが、犯人の足取りがそこで止ってしまった。
隊長は、自分が囮になるとし、その「ふたご座」をおびき出した。
待ち合わせの場所へ現れたのは、被害者ベアーテの弟の店で会った、ランプレヒトだった。しかし、彼は「ふたご座」という女性と待ち合わせをしただけだという。
そんな時、隊長が何者かに拉致され、犯行声明が「ふたご座」から出された。
隊長の車に書かれていた時計の絵から、時計職人で最初の被害者の息子エガートが拉致したと判明する。
隊長は、からくも彼から逃げ出し、逮捕へと反撃に出た。
だが、エガートは事故を起こし死亡するのだった。
ネタバレ全開、勝手な感想(自分の思い込み多々)
これこそ、字幕版が出てありがたかった物語はない。
だって、プロファイラーの説明がまるっきり聞き取れなかったからだ。
お陰で犯人の動機もわかり、すっきりした。
プロファイラーの犯人象は、
特定の女性(この場合は母親でした)に拒絶され、その人物への復讐をかねているとの事だった。第1犠牲者の関係人物で、殺した時の征服感が忘れられず、犯行を繰り返している。
だんだんと殺害する迄の時間が短くなり、大胆になっていく・・・。
犯人の母親は、16歳で彼を産み、まだ若かった為に、彼がいないようなそぶりを見せていたようだ。
無償の愛をもらえなかった為に自分はこうなったと思い込み、殺した。
もしかしたら、自分だけの者にしたかったのかもしれないが。
人生を失敗したのは、母親の愛情のなさだと思ったのかも?これまた、身内すぎて、恨みが募った感じだね。
しかし、
愛情をどんなに濯いでも、相手の事を思っていても、受け取り方がちゃんとしなければ伝わらない。
だが、自分自身が伝わりにくくしているという事もあるのでは?
たまたま、読んだ本「嫌われる勇気」の中では、こんな事が書かれていた。
トラウマなんてものは存在しない。
自分がその事を隠れ蓑にして生きている事が楽だからそうしているだけだと。すべては自分が望むように動いているのだと。
なんとなく納得だったよ。
そうそう、オープニングのトムの車は、二人が壊しすぎての代車だったと判明。
でも、修理からもどってすぐに壊すのも問題だと思うけどもね。
それともう一つ。
「スピード違反の取り締まりか?」
と今更ながらに言われていた。
ここまで来てそれ強調するとは・・・。(-_-;)