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チョウ・ユンファ 『保険に入ったから大丈夫』とタイへ

2007-02-27 15:01:12 | 周潤發新聞

チョウ・ユンファ(周潤發)夫妻は広告撮影のため、昨日タイへ出発した。
最近タイの政局は不安定で、報道等によると同時多発的に爆発及び放火等
が発生している。先日もパタヤでロシア人観光客2名が射殺される事件が
あったばかり。心配する記者たちに發哥は「保険に入ったから大丈夫」と
元気に応えて旅立った。タイの滞在は一週間の予定だ。

また エレン・チャン(陳雅倫)は一昨日コーズウェイベイで行われた
『どろろ』のプレミアに出席し、パンブラザーズの新作に黒社会ボスの
愛人役で出演することを明らかにした。エレンは来月アーロン・クォック
(郭富城)とともにタイで撮影にはいる。タイでのテロについて
「分からない。アーロンも行くんでしょ。彼のほうがきっと高い保険を
 かけていくと思うわ」         (蘋果日報2007/02/27)

★ちなみにタイのテロについて外務省の警告はこちらです。
3、4月は再び襲撃の可能性があるそうなので、お気をつけください。

ところで蘋果日報以外は周潤發夫妻がバカンスに出かけたとなってる
んですが、たぶん広告撮影なんでしょう。周潤發ニュースだけは蘋果日
報が信憑性が高いんです。パンブラザーズは”黒社会のボス”って
怪奇モノではないんですね。アーロンもお気をつけて。

アメリカ籍香港人 オスカーを獲得

2007-02-27 14:14:05 | その他の電影
アメリカ国籍の香港人ルビー・ヤン(楊紫)が《潁州的孩子》
(The Blood of Yingzhou District)で短編ドキュメンタリー賞を
獲得した。

受賞した《潁州的孩子》はエイズに感染した安徽省阜陽市潁州
の子どもを追った短編。ルビー・ヤン監督はこの39分の作品に
3年の月日を費やしてようやく完成させた。
(題材がエイズであることによる)政府からの制限は受けなかっ
たが患者と正面から向き合う撮影はショックが大きくスタッフは
涙を流しながら完成させたという。

物語は両親をエイズで亡くし、自らも感染している子ども、高俊を
追う。村民から蔑視され、叔父も彼の養育を拒否、せっかく収容された
収容施設に入るも病状が悪化し、出なければいけなくなる。

ルビー・ヤンは香港で生まれ、20年前にアメリカへ移住した。
映画の編集技師としてウェイン・ワン(王穎)監督の『ジョイ・ラック・
クラブ』やジョアン・チェン(陳沖)監督『シュウシュウの季節』
『オータム・イン・ニューヨーク』に参加し、96年からは監督としてドキュ
メンタリー作品を発表している。《風雨故園》と《中國一二》はいずれも
国際的に高い評価を得ている。一方でルビー・ヤン監督はバスケットボール
選手姚明を起用し、中国で「エイズ予防」のCM製作も行っている。

また《潁州的孩子》は昨年アメリカのディカバリーチャンネル電影節の
 グローバル公共衛生部門で最優秀ドキュメンタリー賞を受賞している。

★昨日はスピーチが北京語だったとあったので、台湾か中国かと思って
 いたんですが、香港だったのですね。ウェイン・ワン監督や
 ジョアン・チェン、なんだか華麗なネットワーク。日本で見られる機会は
 あるんでしょうか?

《黄金甲》 オスカー獲れなかったが

2007-02-27 13:38:40 | 王妃の紋章 新聞
今年のアカデミー賞を逃した奚仲文のお話です。

奚仲文は昨日感想を聞かれ「以前はこの授賞式をテレビで見ていて
夢のまた夢のことだった。会場には著名な俳優や監督がたくさん集
まりここに自分がいるなんて信じられなかった。嬉しくて興奮して
感動した。だって中国語作品でノミネートされるんなんてチャンスは
なかなかないことだから。外国人記者も気に入ってくれたし、受賞で
きなくても充分だ」

受賞は『マリー・アントワネット』だった。奚仲文は「『マリー・
アントワネット』の衣装は雑誌で見たけど、とてもいい仕事をしている
と感じた」と話し、《黄金甲》のコン・リー(鞏俐)と女官の衣装はフ
ランスの宮廷映画からインスピレーションを得たものだと語った。

奚仲文はまた《黄金甲》に話が及ぶと、チョウ・ユンファ(周潤發)が
撮影に参加した時、絢爛豪華の宮廷に入ったとたん
「ここは(香港の)ジャンボレストランか?」と叫んだというエピソー
ドを明らかにした。

奚仲文と親友であるケリー・チャン(陳慧琳)はマネージャーと
ともに応援のためにアメリカへ駆けつけた。二人は彼に”お年玉”を渡し、
ケリーは自分のメイクアップ用品でメイクをしてあげた。
「当日、一緒にランチをしたんだけど、彼はスーツ以外は何も準備をして
いなかったの。だから眉を描いて凛々しくメイクしてあげたの」。
残念ながら受賞にはならなかったが「もし受賞したらお祝いをしてあげよ
うと計画していたのよ。今回はダメだったのでガッカリしたけど、私の中
では、彼が獲得したようなものよ」

★監督は衣装について散々聞かれ「中国の史書を参考に作り上げたものだ」
 と話してませんでしたっけ?問題になりません?
 發哥の”ジャンボ”発言もそのとおりなので笑えます。

バンコク国際映画祭 7月開催

2007-02-27 13:12:08 | その他の電影

白田麻子さんのブログによると
2月から延期になっていたバンコク国際映画祭の開催が
7月19―29日で決まったそうですよ。
とりあえずメデタシメデタシ。

詳細はこちらで。

”New Thai Cinema”特集上映ってどんな作品が出てくるのか
気になります。
でも今年って7月1日が香港の中国返還10周年、8月には
張学友のコンサがあるんですよね。どれにしようか迷いますぅ。

ケン・チュウ [ I・KEN ] 2007 1st Concert

2007-02-27 04:00:05 | 台湾明星
ケン・チュウ(朱孝天)が初のソロコンサートを成功させた。
そのステージは全面に自分らしさを出したものだった。

普段からウィスキーを好むケンは今回、舞台でもウィスキーを飲み、
リラックスした雰囲気でステージを進めた。「酒を飲むリラックス
するんだ。ステージでは大体1杯くらい飲んだ。前は1.2杯飲んでい
た。ちょっと飲むなら、悪いことではないよね。いいお手本とはい
えないかもしれないけど」と話し、《ACROSS THE UNIVERSE》など
ビートルズナンバーを歌いはじめた。
 
F4ではヴァネス・ウー(呉建豪)に続く、東京国際フォーラムでの
公演だったが、ダンス満載でショーとしてのテイストが強かった
ヴァネスと全く異なり、イギリスのロックを心から愛するケンの
ステージはBANDを中心とした構成。しかしOLや主婦のファン
たちは冷めるどころかヒートアップし、熱い声援を送り続けた。

初コンサートを日本で行うケンは「恥をさらすことはできない。
日本人に“華流スターが騙して金を取りに来た”と思われたくな
い、と率直に話していた。そして“音楽で友となる”精神にあふ
れたステージでダンスはないが、一曲一曲をケン自身の歌とギ
ターでつないだ。その歌声はとても穏やかだった。ただ自分の曲
が少ないため半分近くのプログラムは他人の歌だった(のは残念
だった。
 
コンサートの途中でケンは孫燕姿の《我不難過》を歌い、この曲
の作詞家であり、ケンの少年時代からの親友であったジャッキー・
ヤン(楊明学)を紹介した。彼は一昨年に癌のため病死したが、
とても日本が好きだったため、ケンは彼の曲を日本で是非歌いた
かったと語った。そしてステージに楊明学のVTRが流れると
「もしうまく歌えなくても許してほしい」と涙ぐんだ。

ケンの日本語は“料理の注文ができる”程度なので1日目はほとん
ど英語でファンとコミュニケーションをとったが、2日目になると
一転、多くの日本語を話し、曲紹介を行った。

また聨合報によると
ケンの日本公演中にコーラスコーチの馬毓芬の兄、馬兆駿が亡く
なった。すぐに台湾に戻らずステージをやりとげる選択をした馬
毓芬にケンは感動し、二日間の舞台とも彼女に声援を送るように
観客に声をかけ、励ました。
初日の午後リハーサル前に馬兆駿の訃報が伝わった。スタッフは
馬毓芬に休むように促したが、3曲目に彼女の姿はステージにあっ
た。ケンは彼女をしっかりと抱きしめ、会社に彼女の飛行機の便
を変更するように頼んだ。
「それがとどまると選択をしてくれた彼女にできる僕たちのでき
る唯一のことだから」。

★というわけで感動の2ステージだったわけです。
 ワタシは2日間行きました。しかも2日間とも2階席でございました(涙)
 ファンクラブで変わりにチケットをとってくれた友達が気を悪くしない
 ように気をつけていたのですが、幕が上がってケンちゃんが姿を現した
 瞬間「ケンちゃん、ちっちゃ~い」と叫んでいたようです。

 でも和やかでいいコンサートでした。

 初日は音楽もMCもアーティストのケンをきっちり出していたと思います。
 私は初めは呆然、その後は彼の演奏を聞き入り、途中からこれは似合わな
 いなとペンライトを消してしまいました。

 日曜日はファンとのコミュニケーションで反省があったのか、MCを日本語
 でがんばってくれ(どうやって短時間で覚えたのか)、英語もかなりゆっ
 くり話してくれ、ちょっとアイドルぽい仕草もあり、それはそれで楽しめ
 ました。

 全然”忠実なファン”でなく申し訳ないんですけど
 今回のライブで分かったのはケンちゃんは「F4のケンは本当の自分では
 ない」というのがとても強いんだなということでした。そしてそう
 思っているだけでなく、もうアイドルだけでなくミュージシャンなんだと
 いうことを再認識しました。日本ではムリかもしれないけど小さいところ
 で1ヶ月くらいライブをやってくれたら嬉しいな。

 とか言いながらもスクリーンにでっかく映し出されたジーンズの上にか
 ぶった横っ腹や、2日目のラスト、公演が終了したのに、アンコールが
 続く中、再び幕が上がり登場した時の「キミら本当にしょうがないな」
 という表情にぐぐっときたりはするんですけど。
 
 といろいろぐだぐだ考えていたら↑上記の記事があって納得したので
 UPしてみました。