出席者はポン・ジュノ監督、ソン・ガンホ、ペ・ドゥナ、パク・ヘイル
(ポン・ジュノ監督作品でお馴染み)ピョン・ヒボン、そして(娘役を
熱演した)コ・アソン。
まずはひとりずつ簡単な挨拶。嬉しいことに全員が必死に練習したであ
ろう日本語を披露してくれた。
お父さん役ピョン・ヒボンさんの日本語の演説調挨拶のあと、パク・ヘ
イルがその口調を真似していて、可愛かった。
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続いて婚約したてのユン・ソナが登場し、花束贈呈。
今日のメンバーとは初対面だそうです。
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役作りについての質問で、俳優、それぞれがいかに撮影が過酷だったかを
語り、それを聞いた監督は「みなさん、記事はお手柔らかにお願いします。
韓国の俳優がこれを見たら、次作品のキャスティングで誰も出てくれなく
なりますから(笑)」と苦笑い。
ソン・ガンホ:「今回、ボクが演じた役は”少し頭が足りない人”に見えるかも
しれませんが、実は彼が一番正常で純粋な人間でした。作品の中で世間の秩序や
法則は家族の絆に負けてしまいます。この作品を観て、みなさんにとって大切な
ものは何なのかを考えてもらいたいですね」
また今回の怪物については、
監督:「リアルな怪物を目指しました。アイデアのスタート薬物に汚染され、
背骨が曲がってしまった奇形の魚です。性格は突発的な行動をとり、時にい
らだつ少年。ちょっとイジワルなスティーヴ・ブシェミや竹中直人さんのよ
うな俳優を想定してスタッフとつくりました」・・・等等。
☆怪物の動きは”プールサイドで狂ったようにはしゃいでいるチューボー(中学
生)”そっくりだと感じていたので、解釈(?)があたっていてなんだか嬉し
い(単純だ)。それに、カンヌで見てきて、絶賛していた評論家T氏が力説し
ていた「グエムルは竹中直人」説も正しかった。
って、監督本人から聞いてた?