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《赤壁》は2本立てになるらしい

2007-02-13 13:17:12 | レッドクリフ 新聞

中国映画史上最高額の5000万ドル(約60億円)の超大型作品として
注目を浴びているジョン・ウー(呉宇森)監督の新作《赤壁》だが、現在
開催中のベルリンフィルムマーケットでさらに新たな投資先を獲得し、
製作費の総額は7000万米ドル(約84億円)となったことが明らかに
なった。(3誌で7千、7千5百、8千と異なる。とにかく”たくさん”
ってことは確か)

またプロデューサー、テレンス・チャン(張家振)によると《赤壁》は
上下集と2部作に分け公開するという。上下集はそれぞれ2時間の作品
となる。中国、台湾、香港のみならず日本、韓国などアジアで《三国志》
はすでによく知られている物語だ。計4時間で多くの名場面、人物をキ
チンを描写し”三国志ファン”を満足させる濃い内容とするために、
監督は各投資家と検討した結果、アジア市場では2部作での公開を決めた。
ジョン・ウー監督は少なくても6場面の”びっくりの”大戦争シーンを
計画している。

ただしアジア以外の地区では内容を濃縮させ、2時間半の1本にまとめる。

撮影は3月28日から9月末までの6ヶ月間、主なロケ地は北京。
アジアバージョンは第1部を2008年北京オリンピック開幕にあわせ
第2部は年末のホリデーシーズン(クリスマスかな?旧正月かな?)に公開
する。インターナショナルバージョンの公開時期は未定。

また10日、中国の俳優、フー・ジュン(胡軍)が趙子龍役に確定した。これ
は先に伝えられたチョン・ウソンが韓国映画《いい奴、悪い奴、変な奴》の
出演を決定、撮影期間が重なる《赤壁》の出演を断念したため。
                (Daily Variety、聨合報、東方早報)


★うーむ、”中国のみならず、日本や韓国も”とありますから
 オリジナルバージョンで公開してくれるでしょうか?
 それともやはりインターナショナルバージョンか。
 新たなキャストの発表があったので改めて記しておくと

 周 瑜 :周潤發(チョウ・ユンファ)  
 諸葛亮(諸葛孔明):梁朝偉(トニー・レオン)
 小 喬 :林志玲(リン・チーリン)
 趙子龍(趙雲)  :胡軍(フー・ジュン)
 孫 權 :張震(チャン・チェン)
 曹 操 :張豐毅(チャン・フォンイー).
 孫尚香 :趙薇(ヴィッキー・チャオ)
 ほかは劉備、張飛、関羽など。


チアン・ウェン監督 新作でカンヌを目指す

2007-02-13 11:34:59 | 中国電影

チアン・ウェン(姜文)の監督作品《太陽照常升起》が電影局の審査を通
過した。本作は監督の7年ぶりの新作、出演は監督のほか、アンソニー・
ウォン(黄秋生)、ジェイシー・チャン(房祖名)、ジョアン・チェン(陳冲)、
周釣、ツイ・ジェン(崔健)など。
今回、編集前のフィルムを提出し、内容審査を通過した。
チアン・ウェンは先週東京で久石譲と音楽の打ち合わせを済ませている。
ポストプロダクションはフランスで行う。4月中旬に完成予定。
その後、技術審査を申請し、5月までに通過できれば、カンヌ国際映画祭に
出品したいと考えている。             (新浪網、蘋果日報)

★姜文は『鬼が来た!(鬼子来了)』でカンヌ映画祭グランプリを受賞しながら
 も中国政府の許可なくカンヌに出品したことから、7年間、映画活動(監督)
 の禁止処分を受けていました。
 

『硫黄島からの手紙』@ベルリン 記者会見 

2007-02-13 08:30:01 | ベルリン国際映画祭
開催中のベルリン国際映画祭で上映された『硫黄島からの手紙』。
記者会見にはクリント・イーストウッド監督、渡辺謙、二宮和也、
そして伊原剛志が出席しました。

写真はこちら

ちょっとおとぼけニノとなごやかな記者会見の様子はこちらの
べるりんねっとさんの
レポートに詳しく。