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あれこれ

チェン・カイコー監督 立命館の教壇に立つ

2007-04-30 12:48:26 | 中国電影
中国のチェン・カイコー(陳凱歌)監督がが日本3大名門私立
大学の京都立命館大学の客員教授に就任し、中国で大きな話題
となっている。

同大学側から「アジア最高の監督」という評価を受け教授に
任命された。24日から映像学部で中国映画学を教えている。
教授職に着くのは10年以上前にニューヨーク大学映画科で
同じく客員教授としてアジア映画の講義をして以来。
監督は「立命館大学が日本で歴史問題で日本の反省を主導して
きた大学だったので今回の要請を受諾した」ことを明らかにし
ている。

陳凱歌監督は去る24日、同大学で招請講演会を行った。
講演会で「映画は人類歴史上最大の発明品のひとつだ」と力説
して多くの拍手を受けた。さらに「人類の精神世界をよく探索
する映画が一番立派な映画である」と持論を展開し、日本学界
と言論の注目を引いたと中国の新聞は伝えている。

監督の訪問に合わせてNHKは彼の代表作「北京バイオリン」
を急遽編成し放映、さらに 「私の紅衛兵時代―ある映画監督の
青春」が再版された。今、日本ではチェン・カイコーブームが
訪れている。

このような報道が伝わると、中国のネットユーザーは
「『PROMISE』のみで陳監督を評価したことがどれほど
無知なことだったか」「陳凱歌監督はやはり中国で一番優れた
監督だ」とコメントが殺到、陳監督が日本で高い評価を受ける
のに興奮感と自負心を現わした。
               (2007/04/29 マイデイリー)

立命館HPのレポートはこちら
このレポートによると講演は24日ではなく25日だったようです。
通訳は周先生です。22日は台湾でしたよね。お忙しい。

★この講義、受けてみたいですね。受講できる生徒は幸せだわ。
 それにしても日本でNHKのドラマ放映が監督の教授就任にあわ
 せてなのか、チェン・カイコーブームがきているのかは、疑問。

『HERO』 記者会見@釜山 3禁に韓国マスコミ反発?

2007-04-30 11:36:08 | その他の電影

釜山で開かれた映画『HERO』のキムタク&イ・ビョンホンの
記者会見。記者会見前にマスコミ各社に3禁の要請がありました。
いわゆるキムタクの写真ネット掲載禁止、プライベートの質問禁止、
今回の撮影現場の詳細記載禁止。
この日本ではあたりまえの要請に対し、韓国のマスコミ&ネットユーザー
はカチンときたようだと香港の新聞各紙が取り上げているんですが、
なんと朝鮮日報がキムタクの写真を出してます→こちら

韓国の映画も日本で記者会見をするとき、誓約書を書かせたりする
のに・・・。


《赤壁》 「すべて自分が悪かったんだ」

2007-04-29 16:12:38 | レッドクリフ 新聞
ジョン・ウー(呉宇森)監督の大型プロジェクト「赤壁」をクランク
イン後に突如降板したチョウ・ユンファ(周潤發)。降板のあれこれ
と伝えらえれているが昨日中国ニュースの取材に發哥は「すべて
は自分が悪かったんだ」と答えた。

《赤壁》降板でマスコミ、ファンから夫人のジャスミンに対するバッ
シングが続いているが、發哥は妻をかばい、罪(責任)は自分にある
と語った。「全部、自分がいけなかった。この仕事をうまくできな
かったから」。プロデューサー楊雪儀から「直前に撮影は曹操のシー
ンに集中するからしばらく周瑜のシーンはない」と言われたという。

ジョン・ウー監督との友情に影響はないのか?
「感情に影響はでない。最近も電話で話したよ」。
トニー・レオン(梁朝偉)が代役を引き受けたことについて
「よかったよ。彼のほうが僕よりうまく演じてくれるだろう」

そのトニーは先日、監督とテレンス・チャン(張家振)と香港で
打ち合わせをした。その際、トニーはすでに10回以上書き換えた
脚本にさらに多くの意見を出した。監督はトニーの意見を尊重し、
北京で再調整をすると答えている。

降板の原因は發哥が脚本を受取れなかった、また一方では發哥が
500万米ドルという破格のギャラを要求したため、または73項目の
厳しい要求書を提出したためと様々な憶測が飛んでいるが、
昨日、香港で”發哥の降板原因 最新刊”が伝えられた。
それはジャスミンさんが《赤壁》のプロデューサー、チェー・ヤ
ン(楊雪儀)への不信からだというもの。チェー・ヤンは1983年に
マギー・チャン(張曼玉)を抑えてミス香港になり、その後映画
「夢中人」で發哥と妻役で共演している。当時、發哥と濃厚なラ
ブシーンを演じ、ふたりの関係がウワサとなった。あるスタッフ
は毎回北京でのミーティングでジャスミンは常に楊雪儀を一切相
手にしなったと語っている。
「毎回の打ち合わせで楊雪儀がジャスミンに挨拶しても彼女は目
をあわさなかったんだよ」。そして制作側が何度も發哥自身がが
北京に来て契約書にサインするように要望したがジャスミンがな
かなかサインに応じなかったと証言している。

このウワサについて《赤壁》スタッフは「チェー・ヤンに不満がある
ならもっと早く言えばよかったはず」と否定している。この種の
憶測が現在《赤壁》組を困らせている。
           (台湾蘋果日報&自由時報 2007/04/29)

★ここで楊雪儀とは懐かしい、プロデューサーになってたんですね。

チョウ・ユンファ 皇后碼頭に現わる

2007-04-29 14:15:41 | 香港国際映画祭


去年末に取り壊しとなったセントラルのスターフェリーに続いて
皇后碼頭もまた政府は取り壊しを決定しているが、「香港歴史の
文化遺産である」として市民の一部が保存するよう要求する運動
を起こしている。昨日、抗議&署名運動中の碼頭が騒然となった。
この場にチョウ・ユンファ(周潤發)が現れたから。

4時ごろキャップ帽をかぶった發哥が自ら車を運転し皇后碼頭に
乗りつけると、現場に居合わせた周囲は興奮。
發哥は抗議運動メンバーに「いつまで反対運動をするつもり?」
など質問し関心を寄せた。
もともと發哥が訪れたのは皇后碼頭の姿をカメラに収めるため。
しかし撮影後、親切にもメンバーからの記念撮影や握手に応じ
「皇后碼頭保護支持」の横断幕をバックに写真に撮り、署名運動
にも参加した。
しかしショートフィルムを撮影していた彼らがカメラに向かって
のメッセージを依頼するとそれには、これは湾曲的に辞退した。
30分後、「もしこれで成功すれば、君らは英雄だ」と声をかけて
その場を去った。

そのほか、金城武に代わって發哥が出演すると伝えられた
台湾の郭台銘が投資している《孫中山》について昨日
中国の媒体は製作の進行が止まっていると伝えている。

台湾電影基金會董事長の邱復生はマスコミに対して《孫中山》の
發哥出演については回答を避けているが、オファーしていること
は認めていた。しかし数々の問題でしばらく撮影は延期される
予定。ほかに發哥はフルーツ・チャン(陳果)の新作、さらに
かつて特別出演した《獨自等待(東京国際映画祭上映時
タイトル:独り、待っている)《獨自等待》の伍仕賢監督の新
作にも監督は發哥の出演を考えているという。伍仕賢監督のア
シスタントは「双方が接触していることは確かだが内情は明らか
にできない」と話している。
                 (東方日報 2007/04/29)
★あっちこっちに出没していますなぁ。
 皇后碼頭の歴史については(中国語ですが)こちら
 あの周辺一帯はショッピングセンターになる予定とか。

 

F4は「JVKV」に改名

2007-04-29 11:58:28 | 台湾明星
台湾のプロデューサー、アンジー・チャイ(柴智屏)は昨日
アイドルドラマ≪果實的眼涙≫は7月から撮影を開始する、
またF4は今後、4人のイニシャルを綴った「JVKV」という
新グループ名となると発表した。
今回のドラマはヴィック(周渝民)とケン・チュウ(朱孝天)が
出演するが、ジェリー・イェン(言承旭)とヴァネス・ウー
(呉建豪)はスケジュールの関係で出演はできなくなった。

ではなぜ”F4”が「JVKV」に改名しなくてはならないのか?
アンジーによればF4はTVドラマ《流星花園》の役名だった。
当初は日本の出版社(集英社)から使用許可をとっていたが、
最近日本版『花より男子』が放映され、今後も世界各地で
同様に制作される可能性も出てきた。そのため、出版社から
今後『流星花園』と関係ない仕事ではF4を使わぬように要
望があったのだという。
実際、先日のファンイベントでは「JVKV」への改名をを発
表していたという。          (明報 2007/04/29)

★JVKVのVはどっちがヴィックでどっちがヴァネス? 
 人気順?事務所別?他紙でも明記はなく。
↑年齢順だそうです。ジェリー、ヴァネス、ケン、ヴィック。
というわけではじめのVはヴァネス、あとのVが仔仔です。
サクラさんありがとうございました。 

たしかに最近日本でもわかりづらくなってましたもんね。
昨日もTBSで阿部力クンは「F4の~」と紹介されていましたし。
それにしてもドラマはヴァネスも出演せずですかぁ。
寂しいぞ。
ほかに聯合報によるとジェリーの代わりにドラマ出演がウワサ
されていたマイク・ハー(賀軍翔)はスケジュールの関係でやは
り参加できないそうです。たしか5月は日本で日本語レッスン
するんですよね、カレ。

ダニエル・ウー監督 次回作は

2007-04-27 09:27:05 | 香港国際映画祭

本日から開催される第50回サンフランシスコ国際映画祭の
コンペ部門に参加するダニエル・ン(呉彦祖)のインタビューです。


サンフランシス国際映画祭コンペ部門に参加する新人監督であり
香港の俳優でもあるダニエル・ン(呉彦祖)が昨日中央社の取材
で次回作について語った。

「四大天王」で今年の映画祭に参加したダニエルはこの地で生まれ、
育った。今回”故郷に錦をかざる”ダニエルは自らのブログで
高まる気持ちをブログに綴っている。(中略)

アメリカの大学で建築を学んだ後、97年に香港へ渡り、モデルから
スタートし俳優、そして監督へ。ジャッキー・チェン(成龍)の
マネージャー陳自強に強く勧められ、ダニエルは広東語、さらに
北京語を習得し中国語の映画にもチャレンジできるようになった。

演技の訓練を受けず俳優になったダニエルはこの映画祭が終了後、
ニューヨークでパフォーマンスのクラスを受けるという。

取材の中で未来について話が及ぶと「俳優か監督かにかかわらず
自分が何をしたいのかはちゃんとわかっている」と話すダニエル。
現在は第二作を構想中で構想中で、香港の貧困地区のおじいさんを
描く、今回も低予算のインディース作品だと語った。

映画祭では54カ国200作品が参加する。香港の「四大天王」、「父子」
のほか台湾の呉米森監督の「松鼠自殺事件」、中国からは「今天的魚
怎麼樣?」と「另一半」が上映される。
                   (中央社 2007/04/25)

★そういえば以前インタビューをしたときに「大学を卒業して
 中国返還前の香港を見たいと思って遊びにきたんだ、と話し
 てました。デビューから10年。しっかりキャリアを積んでいます。 

“たのしい蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)”。@シネマート六本木

2007-04-27 08:40:29 | 台湾電影
六本木シネマートで春から開講されている
アジアン・エンターテイメント講座。
明日の第3回目は“たのしい蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)”。
講師は杉山亮一さんです。

ツァイ・ミンリャン監督の作品はわかる人だけにわかる
”むずかしい芸術作品”ととらえられがちですが
実はユーモラス満載でツボにはいるとおかしくてたまら
なくなるんです。講座は監督&作品を身近(なのか?)
で見てきた杉山さんならではの視点でガンガン語ってく
れることでしょう。
貴重な短編作品『歩道橋』の上映もありますよ。

電話予約ができますが、当日券もあり、受講すると次回講座の先
行予約ができる(←これは貴重)そうです(爆)。

4/28 シネマート塾亜細亜娯楽講座 概要
テーマ:たのしい蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)”
日時:4月28日(土) 14:00~16:00(15分休憩挟む)
受講料:1,500円(ワンソフトドリンク付き)
詳細はこちら

『HERO』 キムタク&イ・ビョンホン記者会見@釜山

2007-04-27 08:07:51 | その他のTVドラマ

『HERO』の撮影で釜山入りした木村拓哉と友情出演する
イ・ビョンホンがそろって釜山・パラダイスホテルで記者会見。
サンケイスポーツによると 木村はまず「アンニョンハセヨ。
木村拓哉です。お目にかかれてうれしいです」と韓国語であ
いさつ。その上で「(空港で)温かく迎えていただき、うれしかった」
と感謝の言葉を口にした。
木村は「(ビョンホンは)同じ表現者として、ものすごいインパ
クトのある方。同じ場所、同じ時間を共有できるのはすごいこ
と。沢山の人の力を借り、楽しいものに仕上げられたら」と力
を込めた。

一方、ビョンホンは27日から撮影に入る。事前に昨年のス
ペシャルドラマを観て「軽快さ、テンポの良さがある」と作品
の良さを理解。「(木村とは)初対面とは思えないぐらい親し
みを感じた。共演をうれしく思っています。自然に映画に違
和感なく溶け込むのが目標。頑張りたい」と抱負を述べた。

★全文はこちら
『HERO』は結構好きなドラマでした。映画になるとどうなんだろう。
とつぜん爆発三昧になったりして(笑)。「あるよ」のバーテンダー
田中要二さんが釜山での”ひょっこり登場”を期待します。

で、この記者会見の前に記者に対して3禁の要請がありました。
いわゆるキムタクの写真ネット掲載禁止、プライベートの質問禁止、
今回の撮影現場の詳細記載禁止。
この日本ではあたりまえの要請に対し、韓国のマスコミ&ネットユーザー
はちとカチンときたようで
朝鮮日報がキムタクの写真を出してます→こちら

 


チョウ・ユンファ ジョニー・トー監督を訪問

2007-04-26 17:29:44 | 周潤發新聞



チョウ・ユンファ(周潤發)とジョニー・トー(杜峯)監
督が香港テレビの芸能養成クラスで知り合って30年以上。
發哥がハリウッド進出後、10年以上二人のコラボはなかった。
しかし来年彼らは英雄もので手を組むことになりそうだ。
一昨日晩、發哥は撮影中のジョニー・トー組を訪れ、監督に
バースデープレゼントを渡した。



周潤發はジョン・ウー(呉宇森)監督≪赤壁≫を降板し、
半年のオフとなった。連日發哥は車でカメラを持って
様々な場所を走り回っている。一昨日晩は西港城に親友
ジョニー・トー監督《文雀》の撮影現場を訪れ、
監督にバースデープレゼントを渡した。昨日の取材で
發哥は「この2日間渡せなかったから、現場に行った
んだ」

發哥は自分と同様、カメラを趣味としている監督に、
アンティークのカメラを贈った。監督は包みを手に取
るとすぐに開封し、その場で發哥とカメラの研究をは
じめた。一方、現場スタッフは發哥の突然の登場に興
奮し記念撮影を希望、いつも現場では厳粛な監督も旧
友の前では寛容な監督に変貌した。

發哥は長年ジョニー・トー監督との仕事を希望してきたが
障害がなければ来年実現しそうだ。
發哥は「阿杜は来年一緒にやろうと提案してくれたこ
とがあった。僕は”いいね!”と答えた。いい脚本が
あってスケジュールがあえば、洋画でも香港映画でも
いい。面白いと考えている」

また台湾年代公司が發哥に映画《孫中山(孫文) 》の出
演依頼をしているという話については、發哥はまだ脚本
を受け取っておらず、出演をするかを話す段階ではない
とコメントしている。

そのほか、ジョニー・トー監督《エレクション》1.2集は今週末、
アメリカで公開される。アメリカの評論家による評価はA-評価を得
ている。これを聞いた監督は「アメリカの観衆にとってこれは外国
作品であり、少しでも高評価が得られれば本当にうれしい。これは
出演者、スタッフ全員の努力の賜物だ」(蘋果日報 2007/04/26)

そして東方日報によると




發哥が多くを語りたがらなかった話題について。

發哥は「みんなジャスミンのせいにしすぎだ。妻の出発点はボク
を保護したいという気持ちだ。彼女はほかの人が知らない本当に
多くの仕事をしている。もし彼女の夫がチョウ・ユンファでなけ
れば”ハリネズミ”になる必要はなかったのに。ボクの代理とし
て契約の交渉をしたのは大変な仕事だった。だから(今は)彼女
を気遣ってやりたい。過去のことはもう終わったことだ。
一番大切なのは妻がハッピーであることだよ!」

訪問中、観光客が「”国際スター”と記念写真を撮りたい」と
お願いすると笑って「正せよ。”国際”は不要だ」と冗談を
言いながら来る人は拒まずで写真を撮り、ファンサービスに
務めた。
現場はなごやかで数十人のスタッフの記念写真の排列の指示を
自ら買って出て、さらに見物人とも写真を撮影。
深夜の帰り際にもスタッフ、出演者、監督、記者らと
記念撮影をし、現場を後にした。
             (東方日報より抜粋 2007/04/26)




スー・チー カンヌへ

2007-04-26 14:12:58 | その他の電影
今年60周年を迎えるカンヌ国際映画祭。昨日、新浪娯楽は
60周年記念として製作されるオムニバス作品のうち
ホウ・シャオシェン(侯孝賢)が撮影したバージョンの一部を
公表した。この作品は台南の古い映画館を舞台に妊婦
(スーチー:舒淇)と軍人(チャン・チェン: 張震)の物語。

スー・チーはカンヌ国際映画祭に出席する予定だ。
           (蘋果日報より抜粋  2007/04/26)

オムニバス作品についての記事はこちら