看電影＠香港

★如果・愛
　監督：陳可辛
　金城武、張学友、周迅、チ・ジニ

　女優と男優、そして監督。三人の１０年愛を劇中
　ミュージカルを織り交ぜながら華麗に描く。
　「宮廷女官～チャングムの誓い」の韓国
　のチ・ジニが狂言回しを務める。
　
　金城武は今まであまり”普通の恋愛”モノがなかったためか
　あまり演技にリアリティを感じたことがなかったし、
　どれも結局「金城武」だった。だが今回は
　役に入り込んでいると思わせる
　演技を見せる。それは残念ながら、まだほんの一瞬だったりするのだが。
　周迅が演じるのは「ラヴソング」のマギーを思わせる上昇志向の強い女性。
　”ダンサーを夢見る少女”から”貫禄のスター女優”までを
　余裕で演じている。
　
　ストーリー全体もどこか「ラヴソング」を思わせる流れだ。
　金城と周迅のストーリーは切なくておもわず涙。
　だ～がだがだが、その後、間に入る学友の部分にかなり難あり。
　ラストをまとめようと急ぎすぎたか、学友に見せ場を作ろうと
　したためか”おいおいそれは”の展開なのだ。
　学友には「ラヴソング」の曾志偉がもっていた渋さと枯れ加減が
　必要だったはず。それが単なる未練がましい中年男性で終わっている。
　しかも学友の歌が巧すぎて彼の歌は全くの異空間を作りあげる。
　巧くてダメなんて残念。
　
　ところでチ・ジニが三人を結びつける天使で、姿をいろいろ変え
　登場するのだが、これが香港人には理解できていなかったようだ。
　いい味を出しているだけに、残念。



★情癲大聖
　監督：　劉鎮偉
　謝霆鋒、蔡卓妍、陳柏霖

　ＳＦ西遊記。のはずなんだが、やがてハリーポッター、そして
　スターウォーズ？そのスピードに人物を追うのが、やっと。
　ピーター・ホーチェックに「仮面ライダー」を観に行った時と
　同じ感覚。その時は幼稚園児の甥っ子が隣で解説してくれたけど。
　このジェフ・ラウならではのいかにも香港なはちゃめちゃな展開に
　”ムダに豪勢なＣＧ”。
　これが全然悪くない。むしろ好き。
　香港のＣＧの水準はとっても高くて賞を獲っている日本のＣＦも実は
　香港製ということがよくある。
　うーむ、やっぱり「無極プロミス」の問題点は技術でなく、
　志の低さなのだな。
　
★情義我心知
　監督：麥兆輝、荘文強
　黎明、杜[シ文]澤、楊貴媚

　27日に追っかけ（笑）した香港版「レインマン」。
　黎明はホストとなっていましたが、もっと過激。
　実際はもっと露骨なジゴロ稼業でした。

　この作品は２００５年ラストを飾るにふさわしいこちらの
　ＨＰでも期待を裏切らない、くだらなさ（いい意味です）。
　香港人に”くだらない”という日本語を教えたら気に入ったようで
　その後連発してました。
　香港版「レインマン」としては周潤發の「ゴッドギャンブラ－」もあったけど
　最後にはちゃんとキメてたでしょう？アンディ・ラウだって「痩身男女」では
　はじめはデブでもダイエットしたじゃないですか。
　なのになのに。香港を代表する四天王ですよね？
　それでいいんですか、リーヨン。アナタ。ステキです。　

ピ（Rain) ＠香港～台湾

その後のピをまとめて報告すると

★２７日香港でのイベント後、ランカイフォンで行なわれた
　ペプシのプライベートパーティへ。ニコラス・ツェも出席していた。

★　ペプシ関係者によると、これからペプシのＣＭ２種を撮る。
１本はジェイ・チ　ョウ、ルイス・クー、エディソン・チャンと共演。
もう１本は女性タレントになる予定だが、まだ発表はできない。　
by東方日報　2005.12.29

★台湾の記者会見で「一重で小さい目がイヤで整形手術をしようとしたことも
　あったけど、今はこれで満足している。韓国では最近、目が小さい男性が
　モテてるって話です」。
　香港から台湾の移動時、ピはスポンサーであるルイ・ヴィトンでまとめた
　コーディネートで登場。通常全身コーディネートではブランドの”奴隷感覚
　（文面まま）”を感じさせるものだが、ピの場合、モデル体型でそんな風に
　全く感じさせない。　by アップルディリー　2005.12.29


★昨日行なわれた台北ライブは30分たったころ、突然停電となり、５分ほど中
　断するハプニングがあった。
　前日、香港から台湾に到着後、記者会見を行なったピはその後、本来はパパ
　と有名小龍包店へ行くことを希望していたが、疲労が激しいため、
　予定をキャンセルし、ホテルへ戻り、麺を食べ就寝。
　　　　by東方日報　2005.12.30 　

ピ（Rain) ＠香港

モンコックにある信和中心に行ったら、前日行われたピのペプシイベントの写真
がもう売られていた。恐るべし信和！
”ストローでチュー”の写真が可愛かったので、おもわず購入。

***********２８日の新聞より（なんちゃって翻訳です。ご了承ください）*******

韓国の人気歌手ピは昨晩でコンベンションセンターで行われたペプシスター
加盟記者会見に出席。
３０００人のファンが集まった。ブルーの軍服を着たピは土星船で会場に降
り立ち、その後、クラシックカーに乗り換えファンの周りを一周し、ファンと
間近にコミュニケーションをとった。彼は絶えず微笑みがらファンに手を振り、「愛してる！」と広東語で何度も呼びかけた。車を降りたピは「新年おめでとう。ピです」と再び広東語で挨拶をした。さらに壇上で加盟セレモニーが行なわれた。（中略）
ピは台北でのコンサートのため今日台北に向かうが、訪れる台湾のホテルでは
快適に過ごせるように最高級のスイートを用意、その１７階は完全に閉鎖し、
２４時間警備を着け、この期間、専用通路とエレベーターを確保する体制を
整えている。さらにピが８２年生まれで戌年生まれであることから、生まれた年の赤ワイン、イヌの頭を模ったケーキとピ人形のフルーツの彫刻（？）などを用意する。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2005.12.28 by アップルディリー


さらに今朝の新聞によると
「ペプシコーラ！(百事可樂）」を「ペプシおめでとう（百事快樂）」といい間違えて会場爆笑だったとの記事も。
詳細は後ほど掲載します

黎明 おっかけ

今日から香港です。

＜情義我心知＞有情有義特別場＠コーズウェイベイ

作品は香港版『レインマン』と言われていて、日本に観光旅行に来て連れ
とはぐれたレオン・ライが、歌舞伎町で暮らすチャップマン・トーに拾わ
れホストになる話・・・らしいです。
新宿ホストのお話なので、スーツかと思えば、リーヨンはとっても
ラフなピンクのフーテッド。しかもおぐしがぁ～。
香港では１２月２９日から公開です。

「プライトと偏見」 と 「私の名前はキム・サムスン」

「プライドと偏見」を観てきた。

簡単に説明すると
「ブリジット・ジョーンズの日記」「ラブアクチュアリー」のスタッフが
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキーラ・ナイトレイを主演に迎えて
ジェーン・オースティンの『自負と偏見』を映画化したラブ・ストーリー。
“プライド”と“偏見”が邪魔をして素直になれない男女の恋の行方を、
美しいイギリスの風景を背景に活き活きと描き出す。

原作「自負と偏見」は「ブリジッド・ジョーンズの日記」の元ネタとなった
18世紀の小説。
プロモーションでは「ブリジット・ジョーンズのスタッフが・・」を
売りにしているのに、この原作の件があまり謳われない。
けど、この作品を見るときはダーシーはダーシーでぇ、ダニエルはぁ・・
と当てはめながら観て行くと楽しい。

で、何ゆえにアジアかというと、更に私が年初からハマっていた
「私の名前はキム・サムスン」のヒョンビンはぁ・・・と重ねあわせる
と更に楽しさ３倍だったから。
「～キム・サムスン」は「ブリジット・ジョーンズ」が元ネタと
言われていたけど、設定、描写に関しては、こちらのほうが近い
ようだ。

そう考えるとやっぱりキーラ・ナイトレイは綺麗すぎなのだよ。
監督も何かのインタビューで語っていたけど。

周潤發 記者会見

だいぶ遅くなってしまいましたが、２０日に上海で
「姨媽的後現代生活」の製作記者会見がありました。

当日は監督のアンホイ、チョウ・ユンファのほか、
相手役のスージン・ガオワー、その娘役のヴィッキー・チャオが
出席しました。
ジャスミンがいないのをいいことに、スージン・ガオワーに２回も
キスしたり、ジョークを飛ばしたりして、ヴィッキー・チャオは
すっかりヒイていた様。
来日したときの記者会見でもユンファはギャグとリップサービスの
連発で楽しいけど、記事にならないんだけど、これは日本だけでなく
どこでもなんだなぁ。

会見の詳細はこちら

写真が充実してるのはこちら

キム・ヘスク 握手＆サイン会に行ってみた。

キム・ヘスクさんの握手＆サイン会に行ってきました。

　渋滞のためちょっと遅れて登場した”韓国の母”は
「今までの私のイメージを帰るためにこんな格好に
　してみました」
　と派想定外の毛皮にミニスカート、ブーツというイカした
　スタイル（笑）。足も細くて本当にステキでした。

　この本には、韓国では明かされていないキム・ヘスクさんの
　人生について、そしてペ・ヨンジュン、ウォンビン、チェ・ジウな
　ど韓流スターが寄せたメッセージが寄せられています。
「私は女優ですが、同時に母であり、ふつうのオバさんです。
　ひとりの女性の物語として読んでいただき、がんばっている
　女性に希望と勇気を与えられれば嬉しいです」

　というコメントに会場に集まった１５０人のファンが激しく
　うなづいていたのが印象的でした。

チャン・ドンゴン 中国でも韓国でも

チャン・ドンゴン主演の＜無極プロミス＞が中国で大ヒット。
中国週末興業成績が8200万元。これは「カンフーハッスル」がもつ6300万元を超える記録。
「無極」はそれ以外にも初日成績、単日成績と中国大陸におけるさまざまな記録を更新中だ。
北京では早場から午夜まで満席という状況でチケットを買えない人が続出、劇場
周辺では交通渋滞がおき、上海ではダフ屋が出現している。

一方、韓国でも同じくチャン・ドンゴン＆イ・ジョンジェ主演の「タイフーン」
が大ヒット。韓国で１４日に封切られ、公開５日間で１８０万人を突破、これまで歴代ナンバーワンだった
「ブラザーフッド」の１７７万人を上回る新記録を樹立した。サンスポ

写真は今年の釜山国際映画祭＜タイフーンの夜＞のチャン・ドンゴンとイ・ジョンジェです。
乾杯時にお偉方が登壇したら、チャン・ドンゴンが後ろに下がってしまって、
カメラマンたちはアセッていました。”いい人”なんですよね。
でもはたかにゃん的に「タイフーン」は”イ・ジョンジェ”の作品。
みんなもっとジョンジェに注目してほしいなぁ。
　

周杰倫のファンが自殺未遂

周杰倫（ジェイ・チョウ）の熱狂的なファンが１７日、広州でのライブ中、
３０錠睡眠薬を飲んで自殺を図った。ジェイがステージ上で「２年間は
再演はないだろう」と宣言したのを悲しんでのこと。幸い、すぐに病院に運ばれ、
命は取り留めている。彼女はジェイのコンサートを見るために家を出て、
湖南から上海、北京そして広州と追っかけをしていた。詳細はこちら

ＸＭＡＳ韓流シネマコンサート

韓国映画の音楽コンサートに行ってきました。
チョ・ソンウ氏は「八月のクリスマス」「四月の雪」など
ホ・ジノ監督の作品ではなくてはならない存在であるだけでなく
「初恋のアルバム」「ラストプレゼント」、カン・ドンウォン主演の
「刑事デュエリスト」などの音楽も手がけています。
今回は秋の公演の再演ですが、前回より洗練された演奏＆構成でした。

私にとってのメインはチョ・ソンウさん＆ホ・ジノ監督のミニトークショー。
見た目はとっても地味ですが（笑）。

ホ・ジノ監督：ボクは４年に一本の作品を撮っていて・・
チョ・ソンウ：オリンピック監督ですね（笑）。

延世大学の同級生だったふたりの２０年来の掛け合いは
絶妙でした。

私にとっての２００５年は、サンチョクの「四月の雪」現場取材で
始まり、「韓流コンサート」で終わるというまさに
ホ・ジノＹＥＡＲ。
というわけで、ホ・ジノ監督に年末のご挨拶を（そっと客席から）しました。