来月クランクインを控えている大型時代劇「赤壁」。
ジョン・ウー(呉宇森)監督が昨日北京中央電視台のインタビューに
応え、現在渡辺謙と伝えられていた曹操役は張豐毅、そしてナンバー
2のヒロイン孫尚香役にはヴィッキー・チャオ(趙薇)が決まりそう
だということが明らかになりました。
各紙をまとめると
《赤壁》は3月末にクランクインする。現在は最終的な準備を進めているが、
監督は、来週LAに戻りチャイニーズニューイヤーを家族で過ごし、
2.3日で再び北京に戻ってくる。
キャストに関して。
既に発表されているチョウ・ユンファ(周瑜役)、リン・チーリン(小喬役)、
トニー・レオン(諸葛亮役)そしてチャン・チェン(孫権役)の配役は
マーケットのバランスを考えてのことだが、監督自身は中国俳優の加入を
強く希望していた。そして最終的に張豐毅とヴィッキー・チャオ(趙薇)
が線上に上った。
《赤壁之戦》から《赤壁》へ
タイトルを変更し、と変更したことでどうしても”大戦”が注目される
制約がなくなった。自分の持ち味である”ロマン””人の絆”を描く。
これまで多く人が監督し、現在ほかの監督も取り組んでいる三国志だが、
中国人もそうでない人も興奮する作品にしたい。
チョウ・ユンファが演じる周瑜は『男たちの挽歌』のマークを思わせる
人物、トニー・レオンの諸葛亮はユーモアがあり活発で他人に熱情を
もって接する男。
ところで、スタッフによると脚本は既に9回変更され、以前「ヒロインな
のに実はセリフが少ない」といわれたリン・チーリンの出演シーンは増え
ているが、以前落馬したチーリンに配慮してか乗馬シーンはなくなったと
いう。またヴィッキーチャオが演じる孫権の妹、孫尚香は中性的な魅力も
もつ女性だ。
★そのヴィッキー・チャオは”卓球王”王勵勤とのデート現場を
撮られ昨日公開されてしまいました。最近イメージが良くなっていると
はいえ、「卓球選手と女優の恋」なんて日本ではまだまだ考えられない。
さすが卓球王国、中国です。
が、この報道に対し、ヴィッキーの事務所は「単なる友達」と否定、
王勵勤選手の両親も、北京オリンピックが終わるまで、交際は賛成で
きないと芸能人との恋愛に困惑しているとか。