高木歯科の『す』

「巣」のなかには「素」が見える。高木歯科の「素」公開中!

歯科・柔道整復師共同研究会主催 顎関節症治療実技セミナー

2014-11-11 01:13:35 | Weblog

顎関節症って、ご存知ですか?

口を開閉するときに、あごを動かす筋肉に痛みや違和感を感じたり、顎の関節の痛みや「コキッ」という音が鳴ったり

・・・ひどい時には口が開かなくなってしまう怖い病気です。

 顎関節症は噛み合わせの異常などのほかに精神的ストレス、生活習慣など色々な原因が複合して現れる場合が多く、歯科の治療だけで治るとは限りません。

当院でも色々な処置を施しながら試行錯誤を繰り返しているところです。

原因が様々ならアプローチも多方面から方がいいんじゃ?

・・と、いうことで、今回歯科・柔道整復師共同研究会主催の顎関節症治療実技セミナーを受講してきました。異業種共催ということで、もちろん受講生も歯科医師と柔道整復師さんが半々でした。

講師は柔道整復師の村上公一先生と、以前OHPでお世話になった歯科医師の鰐石先生。こういった医療連携で治療する時代の到来を感じます

今まではかみ合わせや咀嚼に関る筋肉の治療の講演会はよくありましたが、今回は頚椎にスポットを当てての講義と相互実習がありました。

日頃の歯科治療では首、特に頚椎など触れる機会は少ないので僕たち歯科医師は治療部位を探すのも恐る恐る・・反対に柔道整復師の先生は口の中を触るのにキンチョーした雰囲気の中で実習は進んでゆきました。

実習中、講師の村上先生から体が歪んでいるのを指摘され背後から写真を撮ってもらうとあらビックリ

相当右に歪んでいます。(;´д`)

職業柄、右から覗き込む体勢の時間が長いので歯科医師のほとんどは右傾きが多いのだそう。

長時間にわたる相互実習で更に歪んだ(?)身体を村上先生から戻してもらい、心身ともにリフレッシュして講演会を後にしました。

その後、顎関節症を抱える家内とスタッフの1人が実験台になったことは言うまでもありません。

 

 


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