毎日暑い日が続いているなか、節電、節電で汗だくになって頑張っておられる皆様に、
暑中お見舞い申し上げます。
さて、皆さんはインプラント治療をご存知ですか?
なんらかの原因で歯を無くした部分の顎の骨に人工の歯根を埋め込み、その上に
人工の歯を取り付ける治療をいいます。
保険診療では、ブリッジや入歯で補う事となりますが、インプラントは自由診療なので費用はかか
りますが、自分の歯を削らなくても良いことや、取り外す手間もかからず、以前の自分の歯で噛
んでいるような感覚を取り戻せることなどから近年一般的に普及している治療です。
しかし、インプラントの治療件数が増加することに比例して、トラブルも急増している事が
新聞やTVなどのマスコミでとりあげられ、話題になっているようです。
この報道以降、インプラント治療を疑問に思われる患者様や一般の方が多いように感じます。
インプラント治療のトラブルとして、神経の管を傷つけたために出血や麻痺が残ったり、インプラント
が抜け落ちたり、人工の歯が作製できなかったりなどのケースがあるようです。
その背景には、歯科医師であれば、インプラントの知識や技術、経験の有無に関係なく誰でも
インプラント治療を行なえることがあります。
インプラントを受けられる患者様も健康な方から全身疾患をお持ちの方、顎の骨がしっかりある方
無い方、様々ですから、インプラントを行う前に、個人個人の状態を考慮し適切な検査診断した上
で、インプラントの利点、欠点、リスクなどはもちろん、治療後の定期的メインテナンスの必要性も
十分説明する責任が求められています。
ですから、当クリニックではこのようなインプラント治療の懐疑的な思いが払拭され、「より確実
に安心安全」を追求するためにSimPlantを導入しています。
SimPlantはインプラント手術のための診査診断・治療計画立案シュミレーションソフトです。
導入前はレントゲンやCT撮影の白黒の平面画像上でのシュミレーション説明をし、顎の型を
採り、人工の歯根を埋め込む位置や深さを決定し実施していましたが、SimPlantのソフトを
使うとCT画像をとり込みデータを集積し、3D画面で立体的に処理された顎の画像から、レン
トゲンや模型で不明瞭だった骨の形や骨密度、歯茎の形や厚み、神経や副鼻腔までの距離
がわかるので、いろいろなリスクを回避し、適切な人工の歯根を選択、適切な位置、深さを導く
ことでより正確な治療計画、インプラント手術ができます。
また、手術後、人工の歯を取り付けるところまで患者様自身にもシュミレーション画像を見て
頂きながら説明できるので、よりわかりやすく、安心安全を実感して頂けるものと考えていま
す。
当クリニックの院長は日本口腔インプラント学会の会員であり、「安心安全のインプラント治療」を
提供すべく常に新しい知識や技術を修得すべく積極的に講習会に参加しています。
今までインプラント治療を行った数多くの実績もあり、患者様には、その後の経過も良く喜ばれて
います。
ですから、インプラント治療に興味のある方、入れ歯ではどうもという方、歯を失う前の自分の歯
で噛んでいる感覚を取り戻したい方、どしどし相談承ります。
お電話ください、お待ちしてます。