高木歯科の『す』

「巣」のなかには「素」が見える。高木歯科の「素」公開中!

菊池魅力アッププロジェクトインタビュー

2022-02-23 19:00:34 | Weblog

「2月は逃げる」といわれますがあっという間に終わろうとしていますね。

外は相変わらず寒さとコロナで息の詰まる日々ですが、一方で庭の梅の蕾が膨らみに確実に春の気配を感じる今日この頃です。

さて、先日当院に、菊池女子高校の生徒さん6名が「総合的な探求の時間~菊池魅力アッププロジェクト~」の一環で当院のインタビューにおいでになりました。

このプロジェクトは菊池市内と市外の商業施設で菊池の魅力に対するアンケートをとったところ、地元の方々が自分たちの住んでいる処の魅力に気づいていないのでは?という結果だったそうです。

そこで、地元で仕事を頑張っている先達のインタビューを通して菊池の魅力を再発見する…というのが主旨のようでした。

昼休みの限られた時間でしたので、事前に質問事項をいただき資料や写真を整理していたところ、来院の割合が菊池市外の患者さまが半数以上を占めていること、年齢分布も10年ほど前に調べた時より年齢層が高くなっていることなどが分かりました。

当院の法人名「公元会」は、私の名前「公康」の「公」と御所通りに立つ銅像「高木元衛門(ご先祖さまです)」の「元」をとり「みんなを元気にしたい」という願いを込めて命名しました。

その想いは医療だけでなく、地域活動を通して伝えたいと思い、色々なイベントに関わっています。

今回のインタビューを通して少しでもその想いを生徒さんたちに伝えられていれば幸いです。

あと1ヶ月もすれば桜の季節がやってきます。

菊池神社の参道には満開の桜が咲き乱れ、春風に揺られることでしょう。その桜並木に彩を添えるレッドカーペットを見た時に、私たちの活動をちょっとだけでも想い出してくれたらいいな~と思いました。

 


診療室に二酸化炭素濃度測定器を設置しています

2022-02-16 14:52:16 | Weblog

こんにちは!院長の高木です。

今年にはいってからオミクロン株が世界中で猛威を振るい、多くの人々の生活や経済に影響を与えていますね。

コロナウイルスの感染拡大を抑えるには「三密」を避けることが必須だと言われており、厚生労働省はクラスター(集団)感染発生リスクの高い状況の回避として次のようなガイドラインを設けています。

① 換気を励行する
換気の悪い密閉空間にしないよう、換気設備の適切な運転・点 検を実施する。定期的に外気を取り入れる換気を実施する。

② 人の密度を下げる
人を密集させない環境を整備。会場に入る定員をいつもより少 なく定め、入退場に時間差を設けるなど動線を工夫する。

③ 近距離での会話や発声 、高唱 を避ける
大きな発声をさせない環境づくり(声援 などは控える)。共有物の適正な管理又は消毒の徹底等。


患者様と至近距離で治療を行う歯科診療において、なるべく「密」を避けるべく高木歯科では待ち時間の短縮や人数の調整など出来得る感染予防対策を行っています。

また、待合室や診療室での人の居場所が密閉されないように「屋内空間の十分な換気」をすることが効果的であるとされており、その目安として換気の様子を「見える化」するため「二酸化炭素濃度測定器」を設置して換気・空調を行っています。

 

 

換気の目安として1000ppm以下(補正済みの機器の場合)に保つことが推奨されていますが、実際測定してみると、思っていた以上に頻繁な換気が必要だということが分かります。

立春が過ぎたとはいえ寒さはこたえますが、オミクロン株のピークアウトを願いつつ、もうしばらく換気を励行してゆきますので皆さまのご理解をよろしくお願いいたします。

 

 

医療法人公元会 高木歯科クリニック
〒861-1331 熊本県菊池市隈府1329-1
TEL:0968-25-1963
URL:http://mikku.co.jp/takaki/
Googleマップ:https://g.page/r/CXHjw3pbpOhOEAE


むし歯よサラバ!歯に良い食べもの

2022-02-02 14:50:45 | Weblog

 

こんにちは。院長の高木です。
2月といえば、受験シーズンの真っ只中。
受験を控えている学生さんや
保護者の皆さんにとっては、
まだまだ気の抜けない日々ですね。

 

試験は一発勝負。
本番で最大限の力を発揮するためにも、
健康管理はとても大切です。
規則正しい生活を心がけ、
ベストな状態で試験に臨みましょう!

 

 

さて、健康を維持する上では
栄養バランスの取れた食事が欠かせません。
そして、バランスの良い食事は身体だけでなく、
歯も丈夫にしてくれます。

 

そこで今回は、丈夫な歯を保つために
バランス良く取り入れていただきたい、
『歯に良い食べもの』をご紹介します。

 

 

 

 

◆歯を丈夫にする食べもの

 

「カルシウム」が骨を強くする
というのは有名な話ですが、
それは歯も同じ。

 

歯の表面は食事のたび
むし歯の原因菌によって
少しずつ溶かされています。

 

その際に、歯に含まれていたカルシウムも
溶け出してしまうのですが、
だ液などの働きによって、
溶けた歯は修復されます。

 

これを『再石灰化 (さいせっかいか)』といい、
カルシウムが不足してしまうと
再石灰化が上手くいかない
ため
歯が弱って、
むし歯にもなりやすくなってしまいます。

 

 

 

そんな、歯を丈夫にするカルシウムは、
・ひじき
・小魚
・昆布
・わかめ
・海苔
・牛乳
・チーズ

 

といった、魚介類海藻類、
乳製品
などに含まれています。

 

 

 

 

特に積極的にカルシウムを
摂取していただきたいのは妊娠中のお母さんです。

 

お腹の中の赤ちゃんは生まれる前から、
乳歯の芽と呼ばれる
「歯胚(しはい)」 を作りはじめています。

 

そして、中学生くらいのお子さん
生えはじめた永久歯を
丈夫にしていくため
に、
カルシウムは必要不可欠です。

 

 

ただし、
単純にカルシウムを多く摂取したからといって
歯が強くなるわけではありません。

 

というのも、
カルシウムは吸収率の低い栄養素で、
せっかく摂取しても、
そのほとんどは体内に取り込まれません。

 

しかし、
「ビタミンD」
一緒に摂れば話は別!

 

摂取したカルシウムの吸収を促進し、
骨まで運ぶ働きをもっています。

 

ちなみに、ビタミン Dを含む食品は
魚類やきのこ類で、
・カツオ
・きくらげ

などに含まれています。

 

 

 

さらに、
歯の表面を丈夫にするために
必要な栄養素がもうひとつ。

 

それが「ビタミンA」です。

 

ビタミンAは
・にんじん
・かぼちゃ
・レバー

などに多く含まれ、歯の表面を覆う
「エナメル質」という組織を強くしてくれます。

 

 

そして最後にご紹介するのが
「ビタミンC」

 

ビタミンCはエナメル質の下にある
「象牙質」という組織を強くします。
象牙質は歯のほとんどを構成する
いわば歯の主成分。

 

・パセリ
・ピーマン
・ほうれん草
・イチゴ
・みかん
・レモン

などに含まれているので、
これらもしっかりと摂るようにしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

◆歯を掃除してくれる食べもの

 

「丈夫な歯をつくる」以外にも、
歯にとって良い食べものがあります。

 

それは、
繊維質を多く含む野菜や果物。

 

例えば、
・レタス
・セロリ
・ごぼう

といった食材ですが、
このような食べものは
飲み込むまでに何度も噛むことになり、
その際に
歯の表面や粘膜についた
汚れをこすり取ってくれます。

 

 

 

また、噛む回数が増えると
だ液もたくさん出ます。

 

だ液には
口の中の汚れや細菌を洗い流す作用もあり、
口腔内を清潔に保つには欠かせない存在です。

 

 

 

 

◆「食事」も「ケア」もバランスよく

 

「歯に良い食べもの」は今回ご紹介したように
たくさんありますが、
食事だけでは歯を守れません。

 

むし歯や歯周病の予防には
ご自宅での適切なケアと、
歯科医院での
定期検診が効果的
です。

 

いくら歯科医の治療や検診を受けても、
「ご自身で行うセルフケア」
を怠ってしまう
と、
歯は弱り、さまざまな疾患を
引き起こしてしまう
ことに。

 

食事もケアも好き嫌いせず、
「バランスよく」を心がけてくださいね!

 

 

医療法人公元会 高木歯科クリニック
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