高木歯科の『す』

「巣」のなかには「素」が見える。高木歯科の「素」公開中!

歓送迎会(R/Y)

2011-03-26 00:57:39 | Weblog
3月も半ばを過ぎ、ずいぶん春めいてきましたね。
この季節は、別れと出逢いの季節でもあります。
我が歯科医院でも、6年間一緒に働いてきたY・Mさんの送別会と、3月23日から一緒に働くN・Oさんの歓迎会も兼ねて菊池の「夢路」というお店で歓送迎会が行われました。

みんなで、おいしい、料理(馬ホルモンの鍋、お刺身、サラダ、カジキまぐろの蒸し物、串にしらこの茶碗蒸)をつまみながら、Y・Mさんとの6年間の思い出話や、新人のN・Oさへの質問攻めに話がもりあがり、楽しい時間を過ごしました。


ここで、2人について紹介したいと思います。
Y・Mさんは、患者様の名前を、すぐ覚え、診療に取り組む姿勢も真面目で、患者様からの信頼もあつい人でした。(特に、子供の扱いはピカいちでした。)
しかし、診療からはなれると、ものすごい天然ぶりで、いつもスタッフを驚かせ、笑わせてくれました。
また、最近では、毒舌を吐きちらし、私が噛んでしゃべると、すぐ、「今、かみましたね」と一言。
今度から、その一言が聞けないかと思うと、とても寂しいです。
時々は、元気な顔を見せて下さいね。

また、新人のN・Oさんについては、「お酒が強い」顔色が全然かわりません。
うちのスタッフはあまり、お酒が強くないので、食事会でも、ほとんど飲む子がいなかった為、院長寂しそうでした。でもこれからは・・・。(院長もうれしそうです。)

私も、まだN・Oさんとは2回しか会っていなですけど、とても明るく元気な子なのでよろしくお願いします。歯科治療に来た時は、是非話しかけてみて下さい。



東日本大震災その後

2011-03-22 00:55:20 | Weblog
東日本大震災から10日過ぎ、死者数も阪神淡路大震災の時をはるかに越え、国内の自然災害の犠牲者としては戦後最悪、行方不明者を含めると2万人を超えるそうです。

津波の破壊力、とてつもないものですね。
漁船や車・家々が流される様は視ていても言葉が出ないほどだったので、実際に被災された方々は
どんなに恐ろしかったことでしょう。想像を絶します。


それに追い討ちをかけるような福島第一原発の爆発事故、被災した上、被曝の恐れも。
避難地区への被災者の救出は中でも困難を増しているようです。
隣接するいわき市では放射能の風評被害から輸送されるべき緊急物資が入ってこないなど残念な報告も耳にしました。

愛する人や家族、友人、飼っていたペットなど失ったものの存在はどんなに大きく、かけがいの無いものだったか、その悲しみはとても深く、計り知れません。簡単に吹っ切れるものではないはずです。
心が痛くなります。今はすぐに頑張ってとは言えない気持ちです。
思いっきり泣いてください。そして泣き疲れたら体をゆっくり休めて欲しいです。
明日を向けるまで・・・。(時間はかかっても)

ただ、このような壊滅的被害の中にあっても日本人の国民性でしょうか、わずかな配給にも平然と並び、我先にと争うことなくマナーがいいのは本当にすばらしいと思います。
被災者同士、また救出する側においても自分個人のことよりみんなのために協力しあい頑張る姿勢や危険であっても任を全うする責任感の強さは見ていて勇気がでてきます。
日本人はまだまだやれる、復活できる!!!
私にも何かやれることを・・・。わずかですが義援金の募金をさせていただきました。

被災地域は下より関東地方では初の計画停電、ガソリン、軽油の不足、生活物資の不足、震災の打撃は大きく、今やここ九州でも乾電池や懐中電灯の不足のニュースが流れてました。
余計な買いだめ、買占めはやめましょう。 わたしたちに今やれることをやりましょう。
当クリニックでも出来うる限り節電を行い、患者様にもご協力いただいています。
被災地の復興をこころから祈念します。


―  PS  -
熊本では静岡についで桜の開花が・・・。春は別れ、出会いの季節です。当クリニックでも卒業するスッタフがひとり、そして新しい仲間が増える予定です。
実は先日、それぞれの歓送迎会をささやかに行いましたので、そのご報告は次回に・・・。

東北地方太平洋沖地震

2011-03-16 00:41:19 | Weblog
3月11日、インプラントの手術中に東北地方太平洋沖地震のニュースが流れてきました。
被害に遭われた皆様に心よりのお見舞いを申し上げます。
目に飛び込んできた津波で流される家屋やタンカーの映像は、映画のワンシーンを観ているようで現実感が起きませんでした。

日を追う毎に明らかになってきた甚大な被害状況。もしこれが自分の身近に起こったならと思うと、想像を絶するものがあります。しかし一方で被災された方々の辛抱強さや力強い復興への行動、また全国からの励ましや援助の報道を目の当たりにするにつけ、私も(特に愛国心が強い方ではありませんが)、同じ日本人として、歯科医師として何か出来ることはないか?
居ても立ってもいられない気持ちになります。
先日歯科医師会から身元確認のボランティア募集が来ていたので真剣に考えていたのですが、1週間~10日の滞在が条件ということで断念しました。
当面は募金や診療に直接関係のない照明や、エアコン、テレビ等の節電といった身の回りに出来ることを実践しています。

ところが先日、節電呼びかけメールの内容はデマという旨の(チェーン)メールが回ってきました。
電力は十分に供給・送電されており、九電も既に15万キロワットの送電を行っています。一方で東電が不足を見込んでいるのは1000万キロワット。輪番停電やむなしの状況ですが、西日本からはもうこれ以上はいかんともしがたいというの
が実情・・・
だということでした。
もし、このメールが本当だとしても、私は被災地の復興に願をかける、というつもりでしばらく節電を続けるつもりです。
昨日裏の菊池高校を歩いていると桜がちらほら咲いていました。

仏教の教えに諸行無常という言葉があります「この世の現実存在はすべて、すがたも本質も常に流動変化するものであり、一瞬といえども存在は同一性を保持することがない」という意味です。この震災もまさに
諸行無常のなせる業ですが、この目を覆う惨状もいずれ桜の堅い蕾が芽を吹くように復興してゆくことを信じます。
そしてなによりこの災いが、私たちの忘れかけていた「絆」を思い出せてくれる機会になることを信じています。

勉強会 Y・E

2011-03-03 12:56:46 | Weblog
こんにちは

みなさんは毎日歯磨きをされていると思いますが、
自分がどれくらい歯をキレイに磨けていますか?
私たちは磨き残しがわかる染色液で患者様にどこについているかを見ていただいて
歯磨きの指導を行っています。
今日は日頃チェックしている私自身が患者様の立場になって
歯ブラシ1本だけでどれくらい完璧に磨けているか、残っているところを記録して
先輩から磨き方のアドバイスを受けるという勉強会をしました


まず、いつも使っている歯ブラシだけを使い10分程度磨いたところ、
歯と歯の間、奥歯の表側・裏側が多くついており、今まで磨けていると思っていたのに
予想以上に残っていてショックでした

その後も歯ブラシのみで磨き方を工夫し何度かしてみるものの、
磨き残しの部分はあまり減らず、パーセントも24%、23%、25%と
大きな変化は見られなかったです


やはり歯ブラシだけで完璧に歯垢を落とすのは難しいなぁ、と実感しました。

そして次に歯ブラシ1本とプラウト(毛束のブラシ)この2本を使って磨きました。
すると、今まで奥歯に残っていた部分が減り、パーセントも13%まで下がりました


歯ブラシを1本増やして細かい部分や磨きにくいところを
このプラウト(毛束のブラシ)を使うだけでこんなにも改善できたので驚きでした。
なので歯間ブラシが通る方は使っていただいて、
フロスなども使うともっといい状態になってくるのではないかなと思いました

そして最後に当院でも販売している音波ブラシ(ソニッケアー)を使って磨いてみました。


ソニッケアーは歯科でプラークや歯石を除去するための機械(超音波スケーラー)に
ヒントを得て開発されたものだそうです。
振動時に発生するキメ細かい力強い水流によって、
手動の歯ブラシでは取り去ることのできないプラークを除去し、
歯ぐきと歯の間のプラークも簡単に取り除くばかりでなくコーヒー、紅茶、タバコなどによるステイン(歯の着色汚れ)を減少させことができるブラシだそうです。

実際にスイッチを入れ、説明書の手順に沿って3分間磨いたところ、
今まで以上に磨き残しがなく8%にまで下がりました

音波の振動を使って磨くと短時間でこんなにも落ちるものだと
音波ブラシの効果を改めて実感しました。


今回自分が患者様の立場になって色々な磨き方を試してみると、
パーフェクトブラッシングってとても大変なことなんだな、と思いました。
また、これから患者様にブラッシングの説明をするときには、
自分が磨き残しを減らすために工夫した点や、その際に用いた色々な歯ブラシの
良い点などを患者さんにも伝えるなど、自分の経験を活かしてゆきたいと思いました